有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100JKKS (EDINETへの外部リンク)
佐鳥電機株式会社 研究開発活動 (2020年5月期)
当社グループは長年のLSI及びソフトウエアの開発により蓄積された技術力をベースに、無線通信分野を中心に他社製品との差別化を図ったオリジナルバリュー製品を提供できるよう、研究開発活動を展開しております。
当連結会計年度における研究開発費は46百万円であり、主な研究開発活動につきましては次のとおりであります。
(絶縁監視装置ソリューション)
日本を含めた12か国で特許取得済みで画期的なTrueR技術(漏洩電流(Io)を危険な電流(Igr)とおとなしい電流(Igc)に分離測定できる技術)を保有した株式会社SoBrainとの協業により、漏電による火災、感電事故の抑制に大きく貢献できる絶縁監視ソリューションの製品化に向けた研究開発活動を実施しております。絶縁監視装置(Leakele)の商品化が完了し、全国の工場、ビル他に採用が進んでおります。特定用途向け絶縁監視装置につきましては、一般財団法人 関東電気保安協会との共同技術開発により小型絶縁監視装置(LeakeleDH)への展開を図り、2018年12月から一般財団法人 関東電気保安協会へ量産納入を開始しました。また、小型絶縁監視装置の次機種(LeakeleDH-Ⅱ)の開発を行い2019年6月より量産納入開始しました。さらに一般財団法人 中国電気保安協会に対し2020年12月より量産開始に向け開発中です。
(特長)
・発火感電の要因であるIgrを正確に検知
・高調波ノイズ等による誤作動を防止
・年次点検における絶縁試験として運用可能
・電路/負荷機器の劣化予兆監視が可能
(カーボンナノチューブ布状ヒータソリューション)
カーボンナノチューブ(以下CNT)布状ヒータは、CNTでコーティングしたポリエステル糸を布状に織り込み、さらに電極部に金属細線を縫い込み、これに平織金属線を縫い合わせ、導電性接着剤で接着して製造します。このCNT布状ヒータは、面状ヒータのひとつである電熱線ヒータに比べ均一な発熱、電力約3割減の省エネ(当社測定)、穴が開いても異常発熱の無い高い安全性を有しております。加えて、突入電流が無くデジタル制御による一層の省エネ化、布の特長であるさまざまな形状への対応、薄型・軽量を活かした屋根設置や地面埋込時の施工時間短縮などの特長を有しております。
これらの特長を活かし、融雪、融氷、食品保温、機器保温などの用途向けに製品化を進めております。例えば、駅舎のホームや屋根およびETCレーンに設営した融雪試験、新幹線の着雪・着氷を融雪するふさぎ板や台車カバーの試作、駐車場や店舗への道程および入り口の融雪を目的としたヒータの試作を行っております。また、食品の保温や成型物の製造精度向上のための金型保温用に試作品を提供し、効果確認および店舗のサービス向上や製造コスト低減を図った取り組みも行っております。
(特長)
・電熱線ヒータに比べ均一な発熱、電力約3割減の省エネ(当社測定)
・穴が開いても異常発熱の無い高い安全性
・突入電流が無くデジタル制御によるさらなる省エネ化
・布の特徴であるさまざまな形状への対応
・薄型・軽量を活かした屋根設置や地面埋込時の施工時間短縮
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02793] S100JKKS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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