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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100J360 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 興和株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループは、独創技術の開発を基本理念として、新素材の開発から製品の開発、さらに生産技術の開発に至るまで積極的な研究開発活動を行っております。医薬事業においては当社を中心に、その他の事業においては当社及び連結子会社が連携、協力し先進技術の研究開発を進めております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は26,794百万円であります。
[医薬事業]
当社グループは、「医療用医薬品」、「OTC医薬品(一般用医薬品)・ヘルスケア品」を中心とした医薬品、医療機器、衛生雑貨など健康・医療に関わるさまざまな事業に幅広く取り組んでおり、各事業が相互に連携して研究開発を進めております。
(医療用医薬品)
医療用医薬品では、「生活習慣病領域」、「免疫・炎症領域」及び「感覚器領域」に焦点を当てて研究開発に取り組んでいます。さらに世界の人々の健康に貢献すべく、海外事業所を拠点として研究開発品目のグローバル展開を推進しております。
医療用医薬品の研究開発状況は以下のとおりです。
開発番号・一般名薬理作用適応開発段階
ピタバスタチンHMG-CoA還元酵素阻害脂質異常症承認申請中(マレーシア、ベトナム)
ピタバスタチン
/エゼチミブ
HMG-CoA還元酵素阻害
/小腸コレステロールトランスポーター阻害
脂質異常症第Ⅲ相試験
リパスジルRhoキナーゼ阻害緑内障・高眼圧症承認申請中(マレーシア、ベトナム、タイ)
糖尿病網膜症第Ⅱ相試験
フックス角膜内皮変性症第Ⅱ相試験
リパスジル
/ブリモニジン
Rhoキナーゼ阻害
/アドレナリンα2受容体作動
緑内障・高眼圧症第Ⅲ相試験
ペマフィブラート選択的PPARαモジュレーター脂質異常症第Ⅲ相試験
非アルコール性脂肪性肝疾患第Ⅱ相試験
原発性胆汁性胆管炎第Ⅰ相試験
ペマフィブラート
/トホグリフロジン
選択的PPARαモジュレーター
/SGLT2阻害
-第Ⅰ相試験
ペレチノインアポトーシス誘導肝がん再発抑制第Ⅲ相試験
K-161-ドライアイ第Ⅱ相試験
K-163-統合失調症第Ⅱ相試験
インドメタシン
/l-メントール
非ステロイド性抗炎症急性疼痛第Ⅰ相
K-755--第Ⅰ相

・上記は臨床開発段階にある品目のみを掲載しており、それ以前のステージにある品目は掲載しておりません。全てのパイプラインを掲載している訳ではありません。
・臨床開発段階にある品目とは、最初の臨床試験に係る試験開始に関する薬事手続き(米国:IND、欧州:CTA、日本:治験計画届書、又は他地域での類似手続き)を行った後、承認取得を意図する全ての地域で承認取得を完了していない、又は開発中止に係る薬事手続きを完了していない品目と定義しております。
・国際一般名(INN)が決定している品目は一般名、それ以前の品目は開発コードを記載しております。
・国及び地域により開発段階が異なる品目では、最も進んだ開発段階のみを掲載しております(承認申請済かつ未承認の国及び地域は別途記載いたします)。
・承認取得済の品目であっても、新適応取得を目的とした臨床開発段階にある品目は上記に掲載しております。

これらに続く新医薬品候補化合物の創製のため、当社東京創薬研究所及び富士研究所での創薬・創剤活動に加えて、当社とハーバード大学関連病院Brigham and Women's Hospital (BWH) との米国共同研究施設 Center for Interdisciplinary Cardiovascular Sciences (CICS)での最先端研究を進めています。BWHとのコラボレーションにより、当社の技術基盤の拡充と研究促進及び最先端医学研究ネットワークとの連携を図っています。
(一般用医薬品)
一般用医薬品については、バンテリンコーワパットEX/同大判(外用鎮痛消炎薬)、リザレックコーワ(壮年性脱毛症における発毛剤)、コルゲンコーワIB透明カプセルαプラス(総合かぜ薬)、医薬部外品については、キューピーコーワゴールドドリンク(ビタミン含有保健剤)、キャベジンコーワ胃腸錠(健胃清涼剤)を発売しました。
また、ヘルスケア品としてバンテリンコーワサポーター 腰椎コルセット、三次元 高密着マスク ナノ リニューアル品、三次元マスク(ミニオン)、ディズニーデザイン「三次元マスク」「抗菌マスクケース」、デイケアオイル(アリス)、サプリメントとしてEPA/DHAシームレスカプセル(機能性表示食品)、黒糖抹茶青汁寒天ジュレ リニューアル品、極上宇治抹茶青汁も発売しました。
第115期上期には、一般用医薬品のバンテリンコーワクリーミィーゲルα、バンテリンコーワクリームα、バンテリンコーワゲルα、バンテリンコーワ液α、ウナコーワクールα、ウナコーワエースL リニューアル品、ウナコーワエースG リニューアル品、医薬部外品のキューピーコーワαゼロドリンクの上市を予定しております。
海外関係におきましては、韓国でキャベジンコーワα、台湾でキャベジンコーワα顆粒、香港でバンテリンコーワサポーター高通気タイプ、シンガポールでカンゾコーワドリンク、カンゾコーワ粒、バンテリンコーワサポーター保温タイプ、ベトナムでバンテリンコーワサポーター、マレーシアでバンテリンコーワサポーター、インドネシアでバンテリンコーワサポーター、タイで三次元マスクを上市しております。
(医療機器)
医療機器分野の眼内レンズ(IOL)においては、引き続きアバンシィシリーズの研究開発を行っております。
1ピースのトーリックIOL(乱視用眼内レンズ)は、2020年2月より正式に欧州発売を開始しており、国内では、9月までに患者エントリーが開始できるよう臨床試験の準備を進めております。中国では、2023年1ピース及び3ピースIOL発売に向け、2020年1月より臨床試験開始予定でしたが、新型コロナウイルス蔓延の影響で5月頃の開始予定に変更を余儀なくされております。引き続きアジア展開の準備も進めており、2020年中にはベトナム、スリランカでの発売、シンガポール、マレーシアでは、1ピース、3ピース、1ピーストーリックIOLそれぞれの承認取得を目指しております。また早期の米国上市を目指してアバンシィシリーズ米国開発を進めております。
以上の結果、当事業に係る研究開発費は、26,670百万円となりました。
[環境・省エネ事業]
レンズ関係では、マシンビジョンカタログレンズのラインナップ拡充に向けて、2型センサ対応のレンズ3機種(f=18mm、25mm、35mm)の開発を行いました。4/3型とフルサイズの間を埋める2型のセンサを採用したカメラが出始めており、小型・高精細なレンズが要望されていることから、新規設計による製品開発を進めました。
スコープ・双眼鏡関係では、上期より進めていたφ99mmスコープ(「TSN-99A/S」)のWorkingSampleの設計・組立・性能確認を行いました。引き続き来上期もCommercialSampleの開発を行います。「てれぼーくん」の高精細化及び交通系カード、QRコード決済対応について、高精細カメラとHDモニターに変更することによる高精細化の試作を行い、営業を通じて客先への提案を行いました。また同様に新しい決済方法についても、開発活動を進めました。
スイッチャー関係では、4Kスイッチャーの開発を行いました。
表面検査機の開発では、自動車メーカー及び部品メーカー向けにボディ表面キズ検査機の判定処理部の開発及びロボット装置との連携システム開発を行いました。
OEM関連の開発では、3Dステレオカメラユニットの広視野タイプを開発中であります。
ロボット関連では、物流倉庫向けにロボットハンドを利用した郵便仕分けシステムの開発を行いました。
以上の結果、当事業に係る研究開発費は、99百万円となりました。
[食品事業]
(植物工場野菜)
LEDを利用して栽培する植物工場野菜においては、新製品として5種類のバジルの上市に向けて、栽培条件の最適化に取り組んでいます。来期の上市に向けて生産部と協調して進めてまいります。また機能性ハーブをはじめとした栄養成分の高い野菜の製品化、太陽光利用型設備による栽培技術の確立を目指し研究開発を進めております。
設備開発においては、高機能・高付加価値な野菜商品開発に必要な設備対応、小牧植物工場での生産性・効率性の向上のための装置改善、生産量増加への設備対応、各種自動化の検討に取り組んでまいりました。また、社内での成分分析体制の充実により製品力の向上に繋げます。
事業開発として植物工場野菜と有機野菜を組み合わせた野菜セットをインターネットにて通信販売できる体制構築を進めており来期販売開始予定です。
以上の結果、当事業に係る研究開発費は、23百万円となりました。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02819] S100J360)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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