有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ITNH (EDINETへの外部リンク)
宝ホールディングス株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)
当社グループは蓄積された発酵技術を基礎に、バイオテクノロジーの技術を応用し、主に宝酒造、タカラバイオグループの各部門で幅広い研究活動を展開しております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は4,259百万円であり、各セグメントにおける研究内容等は次のとおりであります。
(宝酒造)
当セグメントにおいては、宝酒造㈱の蒸留技術部、醸造技術部および研究開発センターを中心に、消費者ニーズに沿った商品、消費者に新しい提案を行う商品の開発を目的に、機能や成分による差異化技術、微生物の育種、原料・素材の探索ならびに生産技術の研究開発を行っております。
焼酎では、全量芋焼酎「一刻者」シリーズについて、製造場である黒壁蔵(宮崎県・高鍋町)に“石蔵”を建設し温度変化の少ない貯蔵熟成を実施することで、芋本来の華やかな香りと上品ですっきりとした味わいをより引き立てた酒質にリニューアルしました。また、拡大する本格焼酎の炭酸割り市場に向け、炭酸割りで際立つ香り高さと、爽快なキレ味を実現した「香りよかいち〈芋〉ハイボール」、「琥珀のよかいち〈麦〉ハイボール」の2品を発売しました。
ソフトアルコール関連では、拡大するレモンサワー市場に「寶 極上レモンサワー」シリーズのラインアップを追加しました。また、販売好調な「極上レモンサワー」の派生商品をラインアップ化し、丸ごとすりおろしたような贅沢な果実感が楽しめる「寶 極上フルーツサワー」シリーズ3品を発売しました。両シリーズとも、同社が保有する「樽貯蔵熟成酒」と、自社開発した果実素材を用いたものです。さらに、淹れ立てのような抹茶の風味と色調を保持する自社開発技術を用い、「極上抹茶ハイ」シリーズを始めとする抹茶関連商品を発売しました。
清酒では、松竹梅白壁蔵「澪」シリーズの新製品として、果実様特徴成分を酵母で高生成する技術による「澪イチゴのような香りのスパークリング清酒、バナナのような香りのスパークリング清酒」の2品を発売しました。またソフトパック清酒として、当社独自開発の酵母を使用したフルーティで華やかな香りが特長の「かおりパック」を発売しました。
調味料では、家庭用商品として、掛米だけでなく米麹にももち米を使用した「タカラ京都産もち米全量仕込本みりん」を発売しました。また、「タカラ純米本みりん」について、原料米を全て国産米に切り替え、ユーザー魅力度が高い“国産米100%”を訴求した商品にリニューアル発売しました。さらに、加工業務用として、代替肉として注目を集める大豆タンパク質特有の臭気をマスキングする調味料「味しるべマスキング-6」や、新規だし素材として注目される「鶏節」を使用した鶏節調味液「だししるべTB-5」を発売しました。
なお、当セグメントに係る研究開発費は382百万円であります。
(タカラバイオグループ)
当セグメントにおいては、研究用試薬をはじめ、理化学機器、受託サービスのメニュー開発、遺伝子治療などの臨床開発など、広範囲の分野における幅広い研究開発活動を、日本のタカラバイオ㈱、米国のTakara Bio USA, Inc.を中心に展開しております。
バイオ産業支援事業では、国内でトップシェアを有する遺伝子増幅法関連試薬等の遺伝子工学研究用試薬をはじめ、ゲノム解析、遺伝子機能解析および遺伝子検査等に関する研究開発やiPS細胞等の幹細胞および再生・細胞医療等の研究分野に向けた新製品や受託サービスに関連する新技術の研究開発を行っております。
当連結会計年度においては、環境検査に適したノロウイルス拭き取り検査用キット、ウシ白血病ウイルス検出キット、ゲノム編集用GMPグレードCas9タンパク質、消化器がんを対象とした血中循環腫瘍DNAの変異解析サービス等を開発いたしました。また、拡大する新型コロナウイルス感染症への対応としてウイルス検出用PCR製品およびワクチン開発・製造に取り組みました。
遺伝子医療事業では、がん等を対象にした遺伝子治療薬の臨床開発を進めております。
当連結会計年度においては、腫瘍溶解性ウイルスcanerpatureve(略称C-REV)について、国内で第Ⅰ相臨床試験を推進しました。また、前連結会計年度に根治切除不能・転移性メラノーマを適応症として再生医療等製品の製造販売承認申請を行いましたが、2019年9月に申請を取下げました。また、同じく国内で、NY-ESO-1・siTCR®遺伝子治療においては滑膜肉腫を対象とした国内第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験、CD19・CAR遺伝子治療では、急性リンパ芽球性白血病を対象とした国内第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験を進めました。
また、上記の2事業に分類しきれない事業横断的な研究、あるいは、どの事業の研究開発の推進にもその成果が利用できる基礎的な研究も推進しております。同グループとしては、各研究開発プロジェクトの相互作用・フィードバック効果を利用して、戦略的な研究開発の推進を目指しております。
なお、当セグメントに係る研究開発費は3,869百万円であります。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は4,259百万円であり、各セグメントにおける研究内容等は次のとおりであります。
(宝酒造)
当セグメントにおいては、宝酒造㈱の蒸留技術部、醸造技術部および研究開発センターを中心に、消費者ニーズに沿った商品、消費者に新しい提案を行う商品の開発を目的に、機能や成分による差異化技術、微生物の育種、原料・素材の探索ならびに生産技術の研究開発を行っております。
焼酎では、全量芋焼酎「一刻者」シリーズについて、製造場である黒壁蔵(宮崎県・高鍋町)に“石蔵”を建設し温度変化の少ない貯蔵熟成を実施することで、芋本来の華やかな香りと上品ですっきりとした味わいをより引き立てた酒質にリニューアルしました。また、拡大する本格焼酎の炭酸割り市場に向け、炭酸割りで際立つ香り高さと、爽快なキレ味を実現した「香りよかいち〈芋〉ハイボール」、「琥珀のよかいち〈麦〉ハイボール」の2品を発売しました。
ソフトアルコール関連では、拡大するレモンサワー市場に「寶 極上レモンサワー」シリーズのラインアップを追加しました。また、販売好調な「極上レモンサワー」の派生商品をラインアップ化し、丸ごとすりおろしたような贅沢な果実感が楽しめる「寶 極上フルーツサワー」シリーズ3品を発売しました。両シリーズとも、同社が保有する「樽貯蔵熟成酒」と、自社開発した果実素材を用いたものです。さらに、淹れ立てのような抹茶の風味と色調を保持する自社開発技術を用い、「極上抹茶ハイ」シリーズを始めとする抹茶関連商品を発売しました。
清酒では、松竹梅白壁蔵「澪」シリーズの新製品として、果実様特徴成分を酵母で高生成する技術による「澪イチゴのような香りのスパークリング清酒、バナナのような香りのスパークリング清酒」の2品を発売しました。またソフトパック清酒として、当社独自開発の酵母を使用したフルーティで華やかな香りが特長の「かおりパック」を発売しました。
調味料では、家庭用商品として、掛米だけでなく米麹にももち米を使用した「タカラ京都産もち米全量仕込本みりん」を発売しました。また、「タカラ純米本みりん」について、原料米を全て国産米に切り替え、ユーザー魅力度が高い“国産米100%”を訴求した商品にリニューアル発売しました。さらに、加工業務用として、代替肉として注目を集める大豆タンパク質特有の臭気をマスキングする調味料「味しるべマスキング-6」や、新規だし素材として注目される「鶏節」を使用した鶏節調味液「だししるべTB-5」を発売しました。
なお、当セグメントに係る研究開発費は382百万円であります。
(タカラバイオグループ)
当セグメントにおいては、研究用試薬をはじめ、理化学機器、受託サービスのメニュー開発、遺伝子治療などの臨床開発など、広範囲の分野における幅広い研究開発活動を、日本のタカラバイオ㈱、米国のTakara Bio USA, Inc.を中心に展開しております。
バイオ産業支援事業では、国内でトップシェアを有する遺伝子増幅法関連試薬等の遺伝子工学研究用試薬をはじめ、ゲノム解析、遺伝子機能解析および遺伝子検査等に関する研究開発やiPS細胞等の幹細胞および再生・細胞医療等の研究分野に向けた新製品や受託サービスに関連する新技術の研究開発を行っております。
当連結会計年度においては、環境検査に適したノロウイルス拭き取り検査用キット、ウシ白血病ウイルス検出キット、ゲノム編集用GMPグレードCas9タンパク質、消化器がんを対象とした血中循環腫瘍DNAの変異解析サービス等を開発いたしました。また、拡大する新型コロナウイルス感染症への対応としてウイルス検出用PCR製品およびワクチン開発・製造に取り組みました。
遺伝子医療事業では、がん等を対象にした遺伝子治療薬の臨床開発を進めております。
当連結会計年度においては、腫瘍溶解性ウイルスcanerpatureve(略称C-REV)について、国内で第Ⅰ相臨床試験を推進しました。また、前連結会計年度に根治切除不能・転移性メラノーマを適応症として再生医療等製品の製造販売承認申請を行いましたが、2019年9月に申請を取下げました。また、同じく国内で、NY-ESO-1・siTCR®遺伝子治療においては滑膜肉腫を対象とした国内第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験、CD19・CAR遺伝子治療では、急性リンパ芽球性白血病を対象とした国内第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験を進めました。
また、上記の2事業に分類しきれない事業横断的な研究、あるいは、どの事業の研究開発の推進にもその成果が利用できる基礎的な研究も推進しております。同グループとしては、各研究開発プロジェクトの相互作用・フィードバック効果を利用して、戦略的な研究開発の推進を目指しております。
なお、当セグメントに係る研究開発費は3,869百万円であります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00396] S100ITNH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。