有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IY0C (EDINETへの外部リンク)
九州電力株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)
当社グループ(当社及び連結子会社)は、「九電グループ経営ビジョン2030」に掲げる「2030年のありたい姿」実現に向け、エネルギーサービス事業における「S+3E」を堅持しつつ、「当社グループの持続的成長と地域社会の発展」の視点を基本に以下を重点課題として研究開発に取り組んでいる。
(1) 電力の安全・安定供給やコスト低減のための研究開発
・高度なセンサ技術やAI・IоTなどのデジタル技術を活用した電力設備(発電・送変電・配電設備)の保全・運用に関する研究
・再生可能エネルギーの大量連系時における電力系統安定性、電力品質維持に関する研究
・火力発電所の適用炭種拡大や発電設備の保全業務の高度化・効率化に関する研究 など
(2) 再生可能エネルギーの導入拡大や低炭素社会実現のための研究開発
・再生可能エネルギーの導入拡大や出力制御量低減に資する発電量と需要予測精度向上に関する研究
・需要家側エネルギーリソースを活用した需給バランス調整に関する研究
・温排水等の未利用エネルギー有効利用に関する研究
・大型車向け充放電器開発など運輸部門の電化に関する研究
・既存石炭火力発電所からのCO2排出量削減に向けたバイオマス混合新燃料の開発
・水素や電力貯蔵技術等の新たなエネルギーリソースに関する技術動向調査 など
(3) 持続可能なコミュニティの共創に向けた研究開発
・ICTを活用した地域課題解決に資する研究
・低炭素で災害に強いまちづくりに必要な地域エネルギーシステムに関する研究
・九州の主力産業である農業の活性化に向けたスマート農業や植物工場に関する研究 など
当連結会計年度の当社グループの研究開発費は5,525百万円であり、うち、国内電気事業に係る研究開発費は4,831百万円、その他エネルギーサービス事業に係る研究開発費は135百万円、ICTサービス事業に係る研究開発費は557百万円である。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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