有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LOQ1 (EDINETへの外部リンク)
日東ベスト株式会社 研究開発活動 (2021年3月期)
当社グループの研究開発活動は、安全・安心な食生活への貢献を目指し、お客様の満足度を最優先にして「製品」を開発することを目的としております。また、新型コロナウイルス感染拡大による影響につきましては、社会環境・市場の状況に合わせて柔軟に対応しました。
当連結会計年度は、試作開発部、研究部および加工技術部の3部署体制で研究開発を進めました。試作開発部では、製品開発を担当する部門として新製品の開発を進めました。研究部では、基盤技術研究、微生物に関連する技術開発、食品に関する分析・鑑定技術研究を行いました。加工技術部では、新しい製造技術や加工技術の開発に取り組みました。商品企画部、生産部、各工場などの関連部署と密接な連携をはかり、効率的な研究開発を進めました。
主な研究開発の概要及び成果は以下の通りであります。
1 高付加価値化のための製造技術開発
① 畜肉製品・調理加工品・デザート類などの主要製品群について、それぞれ技術開発テーマを設定し、新商品開発・新規メニュー提案を行いました。
② お客様のニーズに対応するための製品強化に取り組みました。
③ さらなる製品の品質向上・高付加価値化を目指し、新たな品質評価技術を利用した加工技術開発に取り組みました。
2 安全性・信頼性確保のための技術開発
① 安全性向上のため、製造ラインや新製品について、微生物制御に関する研究を行いました。
② 食物アレルギー対応製品の拡大にともなう安全性確保のため、アレルギー物質の管理・分析体制を強化しました。
3 山形県産資源を利用した研究開発
① 「植物や食品残さ等に含まれる機能性物質に関する研究」に関して、成分の網羅的解析、ヒト細胞に対する効能、および資源の有効活用法について検討を行いました。
② 新たな化粧品素材の開発を目的とし、県産農産物の成分・機能性・安全性に関するスクリーニング試験を実施しました。
③ 大学、研究機関、企業との共同研究を通じて、未利用資源のシーズ探索および利用法について検討を行いました。
当連結会計年度に支出した研究開発費は754百万円であります。
なお、当社グループの事業は単一セグメントであるため、セグメントに関連付けた説明は記載しておりません。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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