有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IZEF (EDINETへの外部リンク)
オーミケンシ株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)
当社グループでは、「レーヨンメーカーからセルロース総合企業」を目指し、繊維を中心に研究開発活動を行っております。
繊維の中心となる「レーヨン」繊維は、植物から得られるセルロースを再生して繊維化しており、原料の植物は、再生可能な生物由来の資源で「バイオマス」と呼ばれております。当社のレーヨン繊維は、2009年8月に日本有機資源協会よりバイオマスマーク商品の認定を受けました。(バイオマスマークは、自然の恵みで持続的に発展可能な社会づくりに貢献することを目指したマークであります。)
研究開発状況としましては、機能レーヨン関係では、当社のレーヨン練り込み技術に注目いただきアパレルメーカーやテキスタイルメーカーと独自成分を練り込んだ機能レーヨンを数社と共同開発を進め、新たな切り口での展開を行っています。美容フェイスマスク用不織布向けに椿、アボカド、ひまわりなど植物オイルを練り込んだレーヨン「ボタニフルシリーズ」が海外のアパレルメーカーでの採用が増加しています。
当社の古紙パルプの溶解パルプ化技術が注目され、サステナビリティ、アップリサイクルという観点から古紙パルプを用いたレーヨン開発の検討が増加しました。
昨年度採択されましたNEDO2018年度戦略的エネルギー技術革新プログラム「タイヤコード用CNT複合溶剤法セルロース繊維の開発」は2年度目に入り実証プラントに向けた技術開発を行い、今後も引き続き本プロジェクトを実施してまいります。
染色加工技術を用いた機能加工シリーズとして、2018年度から引き続き日本に古来から存在する天然由来の美容成分加工した生地「温故知新シリーズ」を拡充いたしました。
新たに2019大阪サミットでも問題視されました海洋プラスチックごみ問題の対応をテーマとして、2020年度に環境省の補助事業に採択されたプラスチックに替わる「海洋生分解性セルロースナノファイバーコンポジット」の材料開発を進めていきます。
これらの研究を含め今後とも当社では、「セルロースナノファイバーコンポジット」やNEDOで実施している「タイヤコード用CNT複合溶剤法セルロース繊維の開発」など、環境問題に対応した研究開発を進めてまいります。
不動産、その他におきましても、既存事業の発展と新規事業の育成、所有不動産の積極的活用等を推進すべく、研究開発に取り組んでおります。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は、155百万円であり、主として繊維であります。
繊維の中心となる「レーヨン」繊維は、植物から得られるセルロースを再生して繊維化しており、原料の植物は、再生可能な生物由来の資源で「バイオマス」と呼ばれております。当社のレーヨン繊維は、2009年8月に日本有機資源協会よりバイオマスマーク商品の認定を受けました。(バイオマスマークは、自然の恵みで持続的に発展可能な社会づくりに貢献することを目指したマークであります。)
研究開発状況としましては、機能レーヨン関係では、当社のレーヨン練り込み技術に注目いただきアパレルメーカーやテキスタイルメーカーと独自成分を練り込んだ機能レーヨンを数社と共同開発を進め、新たな切り口での展開を行っています。美容フェイスマスク用不織布向けに椿、アボカド、ひまわりなど植物オイルを練り込んだレーヨン「ボタニフルシリーズ」が海外のアパレルメーカーでの採用が増加しています。
当社の古紙パルプの溶解パルプ化技術が注目され、サステナビリティ、アップリサイクルという観点から古紙パルプを用いたレーヨン開発の検討が増加しました。
昨年度採択されましたNEDO2018年度戦略的エネルギー技術革新プログラム「タイヤコード用CNT複合溶剤法セルロース繊維の開発」は2年度目に入り実証プラントに向けた技術開発を行い、今後も引き続き本プロジェクトを実施してまいります。
染色加工技術を用いた機能加工シリーズとして、2018年度から引き続き日本に古来から存在する天然由来の美容成分加工した生地「温故知新シリーズ」を拡充いたしました。
新たに2019大阪サミットでも問題視されました海洋プラスチックごみ問題の対応をテーマとして、2020年度に環境省の補助事業に採択されたプラスチックに替わる「海洋生分解性セルロースナノファイバーコンポジット」の材料開発を進めていきます。
これらの研究を含め今後とも当社では、「セルロースナノファイバーコンポジット」やNEDOで実施している「タイヤコード用CNT複合溶剤法セルロース繊維の開発」など、環境問題に対応した研究開発を進めてまいります。
不動産、その他におきましても、既存事業の発展と新規事業の育成、所有不動産の積極的活用等を推進すべく、研究開発に取り組んでおります。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は、155百万円であり、主として繊維であります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00531] S100IZEF)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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