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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100J40Q (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 小松マテーレ株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループの研究開発活動は、技術開発部を核として、本体及びグループ各社の連携を強化し、また産地協力企業とのクラスター活動や、多くの大学や公設試験場と共同研究を推進し、世界を席巻するブランドへの飛躍をめざし、かつSDGsへの取り組みをこれまで以上に推進しつつ、事業戦略に沿った要素技術及び商品の開発を推進しております。なお、当社グループの当連結会計年度末現在の特許及び実用新案の所有は132件、出願中は46件であり、研究開発費は、790百万円であります。

繊維事業

①衣料開発分野

機能面でダントツ性能を目指す第一弾として、『ダントツ撥水』を上市しました。環境配慮としてフッ素系撥水剤において、環境への影響があるPFOAを含まない水系撥水剤を使用し、水キレの良さと100回家庭洗濯でもしっかり水を弾く高耐久性を両立させております。素材内見会で、多くの引合いを頂いており、また、日刊工業新聞社主催の第30回「読者が選ぶネーミング大賞」にて、「インパクトネーミング賞」を受賞しております。
ファッション分野では、社内コンテスト「RE-CREATION」を企画し、社外からプルミエールヴィジョントレンド協議会委員を務める池西 美智子様を招待し、厳正な審査からアドバイスまでご指導頂き、質の高いものづくりに繋げております。その中でグランプリとなった商品は、プルミエールヴィジョンに出展したところ、早速引き合いを頂いております。今後も継続して企画、開催し、新商品提案に繋げてまいります。
ヘルスケア関連としては、東芝マテリアル㈱の技術協力を得ながら、可視光応答型の光触媒と特殊吸着剤のハイブリッド技術開発により、インフルエンザウイルスの感染能力を抑制する特殊素材『ウイルスシールド』の開発に至り、第一弾として、マスクインナーを商品化し、自社販売をスタートさせております。新型コロナウイルス対策の一助となるべく、継続開発、用途開拓を進めてまいります。

②非衣料開発分野

熱可塑性炭素繊維複合材料『CABKOMA(カボコーマ)ストランドロッド』を含む製品規格として、JIS A5571「耐震補強用引張材-炭素繊維複合材料より線」を、ようやく制定することができ、今後普及が促進されることが見込まれております。また、鋼管柱脚補強材『CABKOMA・Pシート』を用いた信号柱や標識柱の延命対策(YCK工法)が長野県、和歌山県、群馬県で順次導入されております。
さらに、隈 研吾先生が設計を手掛けた新国立競技場においては、入場ゲートに『グリーンビズ Ground』が広く用いられ、外周プランターにはバサルト(玄武岩)繊維で50年耐久設計のボンディング素材が採用されるなど、多くの製品が採用されております。
第18回屋上・壁面緑化技術コンクールにおいて、グリーンビズの上にセダムを植栽した『軌道敷内緑化システム』が壁面・特殊緑化部門にて「環境大臣賞」を受賞、高い技術水準と都市緑化技術の模範になる点が評価されております。
こうした事例を踏まえて、用途開拓を推進し、拡販へ繋げてまいります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00591] S100J40Q)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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