シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IZU7 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 大建工業株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

長期ビジョン『GP25』のもと、“エコ”と“空間の質的向上”への取り組みを通して、SDGs(持続的な開発目標)の達成に向けた社会課題の解決に貢献する研究開発を進めるとともに、将来の国内新設住宅着工に影響されない市場・分野に向けて、その土台となる技術の開発を進めております。
具体的には、当社保有技術の強みを活かし、循環利用可能な木材・木質材料を広く、多く利用するための技術開発や、住宅での快適性、安全性を追求しながらも生活のエネルギー消費を抑える技術開発、ユーザー目線でデザインを発想し、「くらしの価値(美しさ、使いやすさ、心地よさ)」を創造する製品開発を進め、住宅リフォーム市場、公共・商業建築分野や建築以外の市場・分野向けの新提案へと繋げております。
研究開発活動に直接携わる研究開発員は121名で、支出した研究開発費の総額は1,491百万円であります。なお、当社グループの研究開発活動は、主に素材事業と建材事業で実施しておりますが、研究開発内容は事業分野を跨り相互に関連していることから、研究開発員の人員数及び研究開発費については、セグメントに関連付けて記載しておりません。

(素材事業)
当社独自の素材であるダイライトをベースとした不燃造作部材「グラビオルーバーUB」を発売いたしました。天井や壁に立体感のある高い意匠性を実現すると共に、不燃性を有しており、重点市場である公共・商業建築分野での採用が順調に拡大しております。同じくダイライトをベースとした住宅用製品として、業界初の突き付け施工仕様のキッチンパネル「グラビオLB」を発売いたしました。従来品の課題であった施工性を改善したほか、表面シートには熱や水濡れに強いPETフィルムを採用し、抗菌性能SIAA(抗菌製品技術協議会)認証を取得しており、使用環境が厳しいキッチン空間においても安心してご採用いただけます。
また、防炎防火対象物に指定されている公共・商業施設へ提案可能な防炎製品となっている規格畳に、インバウンド需要に向けた宿泊施設等に対応できる新デザイン「ここち和座 彩園 煌(さいえん きらめき)」を追加しました。光を反射する経糸が高級感をもたらし、これまでとは異なる印象の畳空間を演出いたします。

(建材事業)
住宅用内装建材「hapia(ハピア)」シリーズに、生き生きとした木目を情緒的に表現しつつ、流行をいち早く取り入れたトレンドウッド調と、漆喰やコンクリートなどの質感を再現し、木目とは異なる個性的で硬質な質感をイメージしたソリッド調を追加しました。また、従来にはない独特の「透け感」によるデザイン性の高い採光板を品揃えしたリビングドアのイージーオーダーを拡大し、空間提案幅を拡大いたしました。
また住宅機器として、地震による火災の原因の過半数を占める電気火災に対し、地震を感知して家中の電気を遮断する感震ブレーカー「ガルシャット」を発売いたしました。新築住宅だけでなく、後付けでの設置も可能な、住宅の安全を確保する設備です。

(エンジニアリング事業)
公共・商業建築分野に幅広く対応できるよう文教施設やオフィスなど、ターゲット毎に必要な機能を付与した「スクールトーン」、「キントーン」を発売いたしました。

(その他)
北米のLVLに関する製造会社CIPA社及びPWT社、文教施設を中心とした公共・商業建築分野に強みを持つ「㈱テーオーフローリング」を子会社化しました。これまで当社が培ってきた素材の有効活用、機能付与技術と新たに加わったLVL及び無垢床材における広い知見や優れた技術を融合させることにより、新たな製品開発への期待ができます。
2018年10月に開設しました「DAIKEN R&Dセンター」においては、センターオープン以来2,133名の来場があり、開発展示室の見学により、当社の技術への信頼拡大と将来への期待を感じていただけております。今後、オープンイノベーションへと発展させ、長期ビジョン『GP25』に基づく事業拡大及び新規事業開拓の取り組みを推進していきます。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00619] S100IZU7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。