有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100I9QO
ダイナパック株式会社 研究開発活動 (2019年12月期)
当社グループにおける研究開発活動は、主として提出会社の開発部門が行っており、経営理念「パッケージを通じて社会のあらゆるニーズに応え、社会の役に立つ企業を目指す」のもと、「人に、モノに、地球にやさしいパッケージ」を提供し続けることを目指しております。「地球環境負荷の少ない容器包装資材の開発=3R活動、プラから紙化」と「少子高齢化社会に対応し、多くの人に識別しやすく使いやすいパッケージの開発=ユニバーサルデザイン」をテーマに、新製品・応用技術の組み合わせによる開発と海外子会社を含むグループの営業支援活動に取り組んでまいりました。
当連結会計年度の主な研究開発概要とその成果は、次のとおりであります。
(包装材関連事業)
(1) 段ボール部門
① 省資源包装
段ボールの省資源包装のため軽量化設計に取り組んでおり、Cフルートおよびマイクロフルートの推進をしてきました。また、蓄積されたノウハウを活用した構造設計技術による適正包装化の取り組みによる軽量化も実現させております。加えて、フラップ封函性を向上させた段ボール箱を開発し、段違い罫線箱からコルゲート罫線箱へ転換し、材質低減による省資源化の提案も行っております。
② 機能性段ボールの開発
少子高齢化にともなう就労人口減少に対応した包装・梱包が求められております。自動梱包、作業負荷軽減対応として昨年開発したフラップの逆折れ機能を付与した箱をさらに改良し、逆折り状態を維持できる箱を開発し、販売を開始しております。また、ワンオペ対応にはシェルフレディパッケージ(即棚陳列)の企画および形状考案取り組みによる外装箱兼陳列トレイを開発、販売しております。さらに、女性、高齢者、外国人対応として、糊付け・テープ、ロックを必要としないワンタッチで組み立てられるパットのバリエーションを増やし販売しております。加えて、通販分野で活用が見込まれる易開封・易廃棄箱の販売も開始しております。その他には、持ち運びしやすい段ボールトレーの開発に取り組み、試験販売を開始し、さらに封緘時のテープ貼りをなくし、簡易封緘可能な箱の開発もスタートしました。このように多くのユーザービリティ―に配慮した包装・梱包の開発改善に取り組みました。
③ 建材用紙製ボードの開発
昨年開発した不燃性紙製建材ボードの大幅コストダウンに成功しました。
当部門に係る研究開発費は201百万円であります。
(2) 印刷紙器部門および軟包装材部門
印刷紙器部門におきましては、シェルフレディパッケージ(即棚陳列)などに取り組み、店頭でのディスプレイ効果を上げる商品開発に継続して取り組みました。また、印刷紙器箱によるギフト向け形状に創造性の高い形状の考案、販売促進用ディスプレイの形状考案および2次利用できる箱の商品化に取り組みました。
また、軟包装材部門におきましては、開封性向上および変色インキパッケージ、バイオマス由来原料を活用したパッケージの開発に取り組みました。
当部門に係る研究開発費は40百万円であります。
(3) その他部門
① 新しい印刷技術
昨年開発した美粧性の高い多色フレキソ印刷技術を汎用印刷機にも展開できるように継続して取り組みました。
② 紙製容器(パルプモールド他)
海洋プラごみ問題を受けて、「プラから紙への転換」が加速し、パルプモールドは象徴的紙製容器として注目されています。長年の設計・生産ノウハウと3Dプリンターを活用し、緩衝材に加え美粧性を持ったプラ容器に変わる容器の開発に取り組んでおります。特に食品容器やプリスター代替容器の開発は進んでおり、一部販売も実施しております。今後、継続して製造方法の開発、用途開発に取り組んでまいります。
③ デジタル印刷技術
2016年度に導入した段ボール専用デジタルオンデマンド印刷機に関しての技術開発に継続して取り組んでおります。可変印刷、ラミネートおよび従来印刷との組み合わせを含めた技法開発に継続して取り組んでおります。さらに昨年開発した折り畳みできる紙製展示什器、リユースできる展示会ブースのバージョンを増やし、多様な顧客要望に対応しております。また、シェルフレディ(即棚陳列)用広告付き目隠しパネルも高評価を頂いております。
当部門に係る研究開発費は16百万円であります。
その結果、当社グループの研究開発費の総額は258百万円であります。
当連結会計年度の主な研究開発概要とその成果は、次のとおりであります。
(包装材関連事業)
(1) 段ボール部門
① 省資源包装
段ボールの省資源包装のため軽量化設計に取り組んでおり、Cフルートおよびマイクロフルートの推進をしてきました。また、蓄積されたノウハウを活用した構造設計技術による適正包装化の取り組みによる軽量化も実現させております。加えて、フラップ封函性を向上させた段ボール箱を開発し、段違い罫線箱からコルゲート罫線箱へ転換し、材質低減による省資源化の提案も行っております。
② 機能性段ボールの開発
少子高齢化にともなう就労人口減少に対応した包装・梱包が求められております。自動梱包、作業負荷軽減対応として昨年開発したフラップの逆折れ機能を付与した箱をさらに改良し、逆折り状態を維持できる箱を開発し、販売を開始しております。また、ワンオペ対応にはシェルフレディパッケージ(即棚陳列)の企画および形状考案取り組みによる外装箱兼陳列トレイを開発、販売しております。さらに、女性、高齢者、外国人対応として、糊付け・テープ、ロックを必要としないワンタッチで組み立てられるパットのバリエーションを増やし販売しております。加えて、通販分野で活用が見込まれる易開封・易廃棄箱の販売も開始しております。その他には、持ち運びしやすい段ボールトレーの開発に取り組み、試験販売を開始し、さらに封緘時のテープ貼りをなくし、簡易封緘可能な箱の開発もスタートしました。このように多くのユーザービリティ―に配慮した包装・梱包の開発改善に取り組みました。
③ 建材用紙製ボードの開発
昨年開発した不燃性紙製建材ボードの大幅コストダウンに成功しました。
当部門に係る研究開発費は201百万円であります。
(2) 印刷紙器部門および軟包装材部門
印刷紙器部門におきましては、シェルフレディパッケージ(即棚陳列)などに取り組み、店頭でのディスプレイ効果を上げる商品開発に継続して取り組みました。また、印刷紙器箱によるギフト向け形状に創造性の高い形状の考案、販売促進用ディスプレイの形状考案および2次利用できる箱の商品化に取り組みました。
また、軟包装材部門におきましては、開封性向上および変色インキパッケージ、バイオマス由来原料を活用したパッケージの開発に取り組みました。
当部門に係る研究開発費は40百万円であります。
(3) その他部門
① 新しい印刷技術
昨年開発した美粧性の高い多色フレキソ印刷技術を汎用印刷機にも展開できるように継続して取り組みました。
② 紙製容器(パルプモールド他)
海洋プラごみ問題を受けて、「プラから紙への転換」が加速し、パルプモールドは象徴的紙製容器として注目されています。長年の設計・生産ノウハウと3Dプリンターを活用し、緩衝材に加え美粧性を持ったプラ容器に変わる容器の開発に取り組んでおります。特に食品容器やプリスター代替容器の開発は進んでおり、一部販売も実施しております。今後、継続して製造方法の開発、用途開発に取り組んでまいります。
③ デジタル印刷技術
2016年度に導入した段ボール専用デジタルオンデマンド印刷機に関しての技術開発に継続して取り組んでおります。可変印刷、ラミネートおよび従来印刷との組み合わせを含めた技法開発に継続して取り組んでおります。さらに昨年開発した折り畳みできる紙製展示什器、リユースできる展示会ブースのバージョンを増やし、多様な顧客要望に対応しております。また、シェルフレディ(即棚陳列)用広告付き目隠しパネルも高評価を頂いております。
当部門に係る研究開発費は16百万円であります。
その結果、当社グループの研究開発費の総額は258百万円であります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00668] S100I9QO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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