有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IW04 (EDINETへの外部リンク)
株式会社フジシールインターナショナル 研究開発活動 (2020年3月期)
「お客様のパッケージへのニーズを理解し、差別化した商品・サービスを提供することで、お客様に一番に指名され続けるパートナーになる」ことを、当社の経営の基本方針としております。グループ内連携を強化しており、技術やマーケットの情報交換を通じて、品質及び生産性の向上、新製品の開発と新市場の開拓に努めております。国内外において、外部企業との共同研究や複数の大学を含めた産学連携を進めることにより、各地域での開発スピードの向上にも注力しています。
研究開発活動は、当社の開発担当が中心となって営業部門から顧客ニーズを把握し、その他購買部及び関係会社が一体となって、新製品、新技術、新素材の開発を行うとともに、オープン・イノベーションにも取り組んでおります。
当連結会計年度における研究開発費の総額は2,539百万円であり、環境視点で注力した主な成果の一例は下記のとおりです。なお当社グループの研究開発活動については、グループ一体となって取り組んでおり、セグメント別の金額情報に重要性はないため、セグメント別には記載しておりません。
(1)プラスチック使用量削減
業界最薄のシュリンクラベル、ラベルを容器に高速で装着し熱収縮させる機械を同時に開発し、システムで提供しております。従来平均のラベルと比較して半分以下の厚みのため、プラスチックの使用量を約50%削減することが出来ております。当ラベルによる2019年度の国内外を含めたプラスチックの使用量の削減は4,830トンになりました。
(2)プラスチック使用量削減
口栓付きのパウチの開発にも積極的に取り組んできました。通常のボトル容器と比較して、詰め替えパウチを使用することにより、プラスチックの使用量を50%程度削減することが可能になりました。また当社オリジナル製品のフジパウチ(ボトル形状の口栓付きパウチ容器)の場合、70%以上のプラスチック使用量の削減が可能となります。
(3)リサイクルへ向けた取り組み
2019年9月、当社の米国子会社であるAmerican Fuji Seal, Inc.が新たに開発したRecShrink™ラベル(ウォッシャブルインクシステムを含む)がAPR(注1)のプロトコル『Critical Guidance Protocol for Clear PET Articles with Labels and Closures(PET-CG-02)』(注2)に合致するものとして承認されました。グローバルに展開されている乳業・飲料メーカー様を始めとして、多くのお客様に採用いただいています。
注1 :The Association of Plastic Recyclers(米国プラスチックリサイクル協会)
注2 :2019年4月に新たに制定されたペットボトルとラベル等を一緒にリサイクルするための手順書
(4)CO2排出量削減・水使用量削減
シュリンクラベルの装着機械はラベルを熱収縮させるために水蒸気を利用しています。省エネを目的として開発した機械は、水蒸気を過熱水蒸気に変えることにより、従来よりも少ない水(水蒸気)使用量で熱収縮させることが可能となりました。水使用量は当社既存機と比較して60%の削減となり、水(水蒸気)使用量の削減によるCO2排出量の削減効果は2017から2019年までの3年間の累計で6,272トンとなっております。
今後もパッケージを通じて、環境課題や社会課題の解決に貢献できるよう、ESG視点での研究開発の取り組みを一層強化していきます。
研究開発活動は、当社の開発担当が中心となって営業部門から顧客ニーズを把握し、その他購買部及び関係会社が一体となって、新製品、新技術、新素材の開発を行うとともに、オープン・イノベーションにも取り組んでおります。
当連結会計年度における研究開発費の総額は2,539百万円であり、環境視点で注力した主な成果の一例は下記のとおりです。なお当社グループの研究開発活動については、グループ一体となって取り組んでおり、セグメント別の金額情報に重要性はないため、セグメント別には記載しておりません。
(1)プラスチック使用量削減
業界最薄のシュリンクラベル、ラベルを容器に高速で装着し熱収縮させる機械を同時に開発し、システムで提供しております。従来平均のラベルと比較して半分以下の厚みのため、プラスチックの使用量を約50%削減することが出来ております。当ラベルによる2019年度の国内外を含めたプラスチックの使用量の削減は4,830トンになりました。
(2)プラスチック使用量削減
口栓付きのパウチの開発にも積極的に取り組んできました。通常のボトル容器と比較して、詰め替えパウチを使用することにより、プラスチックの使用量を50%程度削減することが可能になりました。また当社オリジナル製品のフジパウチ(ボトル形状の口栓付きパウチ容器)の場合、70%以上のプラスチック使用量の削減が可能となります。
(3)リサイクルへ向けた取り組み
2019年9月、当社の米国子会社であるAmerican Fuji Seal, Inc.が新たに開発したRecShrink™ラベル(ウォッシャブルインクシステムを含む)がAPR(注1)のプロトコル『Critical Guidance Protocol for Clear PET Articles with Labels and Closures(PET-CG-02)』(注2)に合致するものとして承認されました。グローバルに展開されている乳業・飲料メーカー様を始めとして、多くのお客様に採用いただいています。
注1 :The Association of Plastic Recyclers(米国プラスチックリサイクル協会)
注2 :2019年4月に新たに制定されたペットボトルとラベル等を一緒にリサイクルするための手順書
(4)CO2排出量削減・水使用量削減
シュリンクラベルの装着機械はラベルを熱収縮させるために水蒸気を利用しています。省エネを目的として開発した機械は、水蒸気を過熱水蒸気に変えることにより、従来よりも少ない水(水蒸気)使用量で熱収縮させることが可能となりました。水使用量は当社既存機と比較して60%の削減となり、水(水蒸気)使用量の削減によるCO2排出量の削減効果は2017から2019年までの3年間の累計で6,272トンとなっております。
今後もパッケージを通じて、環境課題や社会課題の解決に貢献できるよう、ESG視点での研究開発の取り組みを一層強化していきます。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00725] S100IW04)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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