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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ITYC (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 リケンテクノス株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

技術本部は、『全ての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニーを目指して』という課題のもと、カスタマーディライト商品の研究開発活動を推進しております。研究開発の指針として、「美しく、軽く、安全に」+「環境」をキーワードに社会貢献も企業の重要な使命と捉えて、地球環境全体を鑑みながら、新規商材を開発していくことが重要と考えています。
世界的にパンデミックを起している新型コロナウイルスと戦い、流行を抑制しようと全世界で奮闘しています。世界が最も期待しているのは、民間のイノベーションだと考えます。最先端の診断検査と治療方法の開発が進んでおり、長丁場になるウイルスとの闘いで、命やくらしを守るには、社会の風通しをよくすることが欠かせません。当社もこのウイルスの戦いに少しでも役に立ちたい、命やくらしを守りたい使命を持ち、最前線の開発部隊は、抗ウイルス対応商品の開発を進めております。感染症対策商品である、リケガードシリーズ(抗菌、抗ウィルス、防虫)の開発も進み、本格的な販売開始に至っています。特に、抗ウイルス材料であるリケガードVは、フィルムにおいて新型コロナウイルスの感染防止として業界唯一の抗ウイルス認証取得の高透明フィルムとして、スマートフォンの表面フィルムのほか、飛沫を防止するフェイスシールド用として既に販売を開始しています。また、リケガードVの成形材料(コンパウンド)についても、手で触るグリップ部材、手摺り材など製品化が進んでおります。当社は、少しでもこのウイルスとの闘いに役立ちたい一心で研究員一同、集中していきたいと考えております。
また、素材メーカーとしての役割は、前述の感染予防商材リケガードシリーズの製品化推進をはじめ、食、医療の安全性、更に自動車材料では素材を軽くすることでのエネルギー損失を抑制し、人々が安全に暮らせるようにイノベーションを創造することです。
食品包装分野における複層高機能フィルムの開発や医療包装分野におけるフィルム新商品の開発を推進しています。食の安全を守る、また薬剤包装における安全を守る考えもまた重要と考えています。
光学事業における事業化において、REPTY DC100のシリーズにより、100%ガラス代替、高意匠性を持つフィルム開発を進めてまいりました。
更に、グローバル競争において、収益率向上を伴う事業拡大を実現することを目指しており、科学技術や市場の中長期的動向を見据えた材料・プロセスの研究開発が、ますます重要になっています。グローバル事業の拡大を支援する研究開発機能(グローバルテクニカルセンター機能)を充実する必要性が増してきています。また、優れた人材の確保の点も重要とらえ、2020年9月完成を目指して東京都大田区にある研究開発センターの増築(鉄骨3階建て、延べ床面積:約1200㎡)も進めております。
この増築の目的は、中期経営計画において、「全ての生活空間に快適さを提供するリーディングカンパニー」を目指して、研究開発の改革を推進し、10年先を見据えた利便性に優れる研究施設を構築することです。
具体的には、以下の施策を実施してまいります。
(1)新規研究設備、各種成形加工機、試験室を整備し顧客の抱える課題を解決できる様に環境整備をはかる。
(2)試作工場を研究部門内に併設することで試作サンプルの品質チェックと出荷スピードが改善でき、顧客満足度と生産技術力の向上にも繋がると期待しています。

当連結会計年度の成果として、

コンパウンド関係
1.リケガード(抗菌・抗ウイルス・防虫)コンパウンドの実績化
2.完全架橋エラストマーである新アクティマーGの自動車部品への採用
3.高耐熱・柔軟EV車用充電ケーブルの販売拡大
4.ハイブリット架橋エラストマーであるリクロマーの発泡材料の開発
5.バイオマス、リサイクルコンパウンドの開発
6.自動車用グラスランチャンネル部材の全日系車への採用拡大
等で開発が進み、一部流動することができました。研究開発費は、776百万円であります。

フィルム関係
1.リケガード(抗菌・抗ウイルス・防虫)フィルムの実績化
2.各種塗装代替フィルムの開発
3.建装材用意匠性フィルムの流動
4.医薬品包装用フィルムの流動
5.高耐湿・高耐熱性FFC用フィルムの流動
6.ガラス代替フィルムREPTY DC100の製品化展開
7.プロジェクション投影用フィルムの流動
等で開発が進み、一部の製品を流動できました。研究開発費は、578百万円であります。

食品包材関係
1.自動包装機メーカー向け純正ノンストレッチPVCラップフィルムの開発と採用
2.食品加工業向けピロー包装用PVCラップフィルムの開発
3.食品スーパーマーケット・バックヤード向け小型包装機用PVCラップフィルムの開発と採用
4.業界団体とのコラボレーションによるPVCラップフィルムの広報活動
5.製膜加工機における混練技術の基礎研究
等の活動に要した研究開発費は、87百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00838] S100ITYC)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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