有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IB4M (EDINETへの外部リンク)
日本ペイントホールディングス株式会社 役員の状況 (2019年12月期)
男性20名 女性1名 (役員のうち女性の比率4.8%)
① 取締役の状況
役職名 | 氏 名 | 生年月日 | 略 歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||||||||||||
取締役会長 代表執行役社長兼CEO | 田 中 正 明 | 1953年4月1日生 |
| (注)3 | 10,000 | ||||||||||||||||||||||||||
取締役 | ゴー・ハップジン | 1953年4月6日生 |
| (注)3 | - | ||||||||||||||||||||||||||
取締役 | 南 学 | 1958年8月11日生 |
| (注)3 | 19,129 |
役職名 | 氏 名 | 生年月日 | 略 歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||
取締役 | 原 壽 | 1947年7月3日生 |
| (注)3 | 5,524 | ||||||||||||||||
取締役 | 筒 井 高 志 | 1950年7月3日生 |
| (注)3 | 4,608 | ||||||||||||||||
取締役 | 諸 星 俊 男 | 1953年8月24日生 |
| (注)3 | 4,100 | ||||||||||||||||
取締役 | 中 村 昌 義 | 1954年11月10日生 |
| (注)3 | 6,533 |
役職名 | 氏 名 | 生年月日 | 略 歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||||||
取締役 | 三 橋 優 隆 | 1957年9月30日生 |
| (注)3 | - | ||||||||||||||||||||
取締役 | 肥 塚 見 春 | 1955年9月2日生 |
| (注)3 | - | ||||||||||||||||||||
計 | 49,894 |
(注) 1 取締役のゴー・ハップジンは、当社のアジア地域における合弁事業のパートナーであるWUTHELAM HOLDINGS LTD.のManaging Directorであり、当社の大株主であるNIPSEA INTERNATIONAL LIMITEDのDirectorであります。
2 取締役の原壽、筒井高志、諸星俊男、中村昌義、三橋優隆、肥塚見春は社外取締役であります。
3 取締役の任期は、2020年3月26日から選任後1年以内に終了する事業年度に関する定時株主総会終結の時までであります。
4 当社は指名委員会等設置会社であります。指名・報酬・監査の各委員会委員の構成は以下のとおりであります。
(指名委員会委員) 原壽、ゴー・ハップジン、諸星俊男、中村昌義
(報酬委員会委員) 筒井高志、ゴー・ハップジン、中村昌義
(監査委員会委員) 三橋優隆、南学、諸星俊男、肥塚見春
② 社外取締役の状況
当社は、取締役の過半数を原則として独立社外取締役で構成することとしており、取締役9名のうち6名を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定しております。
独立社外取締役の選任にあたり、指名委員会は、企業経営、会計、法務等の分野で高い見識と豊富な経験を有し、独立した客観的立場から執行役の職務執行を監督する資質を有するとともに、取締役会において定めた以下の「社外取締役の独立性判断基準」を満たす人材を、候補者に指名することとしております。
≪社外取締役の独立性判断基準≫
1.当社は、社外取締役または社外取締役候補者が、当社において合理的に可能な範囲で調査した結果、次の各項目に定める要件を満たすと判断される場合に、当社に対し十分な独立性を有していると判断する。
(1) 本人が、当社及び当社の子会社(以下「当社グループ」という)の業務執行者(注)1.または出身者(注)2.でないこと。
(2) 本人が、現在または過去3年間において、以下に掲げる者に該当しないこと。
① 当社の大株主(注).3またはその業務執行者
② 当社グループを主要な取引先とする者(注)4.またはその業務執行者
③ 当社グループの主要な取引先(注)5.またはその業務執行者
④ 当社グループの法定監査を行う監査法人に所属する者
⑤ 当社グループから、役員報酬以外に多額(注)6.の金銭等を得ている者
⑥ 当社グループから、多額(注)6.の寄付または助成を受けている団体の業務を執行する者
(3) 本人が、上記(1)(2)の各項目に該当する者の配偶者または二親等以内の親族でないこと。
2.独立役員は、本基準に定める独立性を退任するまで維持するように努め、本基準に定める独立性を有しないことになった場合には、すみやかに当社に通知する。
(注)1.業務執行者とは、法人その他の団体の業務執行を行う取締役、執行役、執行役員並びにそれ
らに準ずる者をいう。
2.出身者とは、過去10年間、業務執行者であった者をいう。
3.大株主とは、総議決権の10%以上の議決権を直接または間接的に保有している者をいう。
4.当社グループを主要な取引先とする者とは、直近事業年度におけるその者の年間連結売上収益または年間連結売上高の2%以上の額の支払いを当社から受けた者をいう。
5.当社グループの主要な取引先とは、直近事業年度における当社の年間連結売上収益の2%以上の額の支払いを当社グループに行っている者、直近事業年度末における当社の連結総資産の2%以上の額を当社に融資している者をいう。
6.多額とは、当社の過去3事業年度の平均で年間1千万円を超える金額をいう。
当社の独立社外取締役の選任理由、及び当社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係は、以下のとおりであります。
氏名 | 独立社外取締役の選任理由及び当社との関係 |
原 壽 | 原壽氏は、40年以上の弁護士としてのキャリアを有し、多くのクロスボーダーのM&A取引に関与するとともに、さまざまな企業法務案件を手がけてこられました。2011年にはChambers Partners 社よりChambers Asia-Pacific Lifetime Achievement Award を受賞する等クロスボーダーのM&A取引に携わる弁護士として高く評価されておられます。また、当社の指名諮問委員会委員長として、次期CEOの選定や取締役候補者の指名に際し、客観的な立場から重要な役割を果たしました。これらの豊富な実績から、当社の今後の事業成長の必須の前提となるグローバルな視点からのガバナンス構築への貢献が期待でき、こうした同氏の知見が、当社を取り巻くステークホルダーの皆様に対する責務を完全に果たした上で、中長期的な視点で「株主価値の最大化」を図るためのガバナンスの構築に必要と判断したことから、同氏に社外取締役への就任をお願いいたしました。また、同氏は、東京証券取引所が定める独立役員の要件及び当社の「社外取締役の独立性判断基準」を満たしており、一般株主と利益相反の生じるおそれがないと当社は判断し、独立役員として指定しております。 |
氏名 | 独立社外取締役の選任理由及び当社との関係 |
筒井 高志 | 筒井高志氏は、長年にわたって野村證券株式会社に勤務され、株式会社ジャスダック証券取引所の代表取締役を務めた経験や株式会社LIXILグループにおいて取締役副社長執行役員としてM&A・IR等を担当された経験があることから、グローバルな事業運営に関する豊富な経験を有しておられます。また、少数株主の権利確保の必要性などコーポレート・ガバナンスに関する高い見識も有しておられます。また、当社の報酬諮問委員会委員長として、譲渡制限付株式報酬制度の導入など取締役の報酬制度改定に尽力いたしました。こうした同氏の知見が、当社を取り巻くステークホルダーの皆様に対する責務を完全に果たした上で、中長期的な視点で「株主価値の最大化」を図るためのガバナンスの構築に必要と判断したことから、同氏に社外取締役への就任をお願いいたしました。また、同氏は、東京証券取引所が定める独立役員の要件及び当社の「社外取締役の独立性判断基準」を満たしており、一般株主と利益相反の生じるおそれがないと当社は判断し、独立役員として指定しております。 なお、筒井高志氏が過去に業務執行者であった野村證券株式会社は当社の主幹事証券会社ですが、同社の顧問を退任してから10年以上経過しており、一般株主と利益相反の生じるおそれはないと当社は判断しております。 |
諸星 俊男 | 諸星俊男氏は、ITの専門家として40年以上のキャリアを有しておられ、また、我が国の代表的なグローバルエレクトロニクス企業である富士通株式会社の経営に参画され、複数のグローバル企業の日本代表を経て、2018年5月まで安川情報システム株式会社代表取締役社長として同社の経営にあたられました。また、コーポレートガバナンス・コードが取締役会の構成の多様性を強調しているように、ITの専門家のバックグラウンドを有しておられる同氏を社外取締役として選任することにより、当社取締役会の構成に多様性を与え、議論の活性化が期待できます。こうした同氏の知見が、当社を取り巻くステークホルダーの皆様に対する責務を完全に果たした上で、中長期的な視点で「株主価値の最大化」を図るためのガバナンスの構築に必要と判断したことから、同氏に社外取締役への就任をお願いいたしました。また、同氏は、東京証券取引所が定める独立役員の要件及び当社の「社外取締役の独立性判断基準」を満たしており、一般株主と利益相反の生じるおそれがないと当社は判断し、独立役員として指定しております。 |
中村 昌義 | 中村昌義氏は、1984年以来、米国大手投資銀行であるリーマン・ブラザーズ及びモルガン・スタンレー、並びに三菱UFJフィナンシャル・グループの中核証券会社である三菱UFJ証券株式会社において、M&Aアドバイザリー業務及び資本市場からの資金調達の専門家として30年以上の豊富な実務経験を有しておられます。この間、同氏は、多数の大型のクロスボーダーのM&A取引を牽引し、日本企業のM&A取引を通じた事業の国際化にも貢献してこられました。長年にわたるM&A取引に関する経験により、内外のM&A取引に関する的確なリスクコントロール等の助言を通じて当社事業の発展への貢献が期待でき、こうした同氏の知見が、当社を取り巻くステークホルダーの皆様に対する責務を完全に果たした上で、中長期的な視点で「株主価値の最大化」を図るためのガバナンスの構築に必要と判断したことから、同氏に社外取締役への就任をお願いいたしました。また、同氏は、東京証券取引所が定める独立役員の要件及び当社の「社外取締役の独立性判断基準」を満たしており、一般株主と利益相反の生じるおそれがないと当社は判断し、独立役員として指定しております。 なお、中村昌義氏は、過去に株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループの子会社である三菱UFJ証券株式会社の業務執行者であり、同社を引き継いだ三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社及びその兄弟会社である株式会社三菱UFJ銀行と当社は取引関係にありますが、同氏が三菱UFJフィナンシャル・グループのすべての役職から退任してから既に9年以上経過しており、一般株主と利益相反の生じるおそれはないと当社は判断しております。 |
三橋 優隆 | 三橋優隆氏は、監査法人で公認会計士として会計監査並びにM&A関連業務に長年携わられ多様な経験を積まれたほか、コンサルティング・ファームの代表取締役としても活躍されました。また、サステナビリティ領域への見識も備えておられ、こうした経験を有する同氏を社外取締役に選任することは当社取締役会の監督機能を一層強固なものにするだけではなく、経営に対する適切な助言も期待できます。加えて、同氏は2019年6月に当社ガバナンス諮問委員会のアドバイザーに就任し、この度の指名委員会等設置会社への移行に向けた機構改革では、当社の取締役会に対して有益な助言を提供しました。こうした観点から、当社を取り巻くステークホルダーの皆様に対する責務を完全に果たした上で、中長期的な視点で「株主価値の最大化」を図るためのガバナンス構築のためにも同氏の知見・経験は必要と判断したことから、同氏に社外取締役への就任をお願いいたしました。また、同氏は、東京証券取引所が定める独立役員の要件及び当社の「社外取締役の独立性判断基準」を満たしており、一般株主と利益相反の生じるおそれがないと当社は判断し、独立役員として指定しております。 なお、三橋優隆氏が過去に業務執行者であったPwCアドバイザリー合同会社及びPwCあらた有限責任監査法人を含む PwC Japan グループとの間で、当社は、企業買収及び内部監査体制構築に係る支援を受ける等の取引関係にあります。また、三橋優隆氏は、当社取締役会の諮問機関として設置したガバナンス諮問委員会のアドバイザーを2019年12月31日まで務めました。しかしながら、当該取引の金額は、いずれも当社の「社外取締役の独立性判断基準」に満たない金額であることから、一般株主と利益相反の生じるおそれはないと当社は判断しております。 |
氏名 | 独立社外取締役の選任理由及び当社との関係 |
肥塚 見春 | 肥塚見春氏は、株式会社髙島屋の経営陣の一員として、長年、同社の経営に携わり、現在は日本郵政株式会社、南海電気鉄道株式会社の社外取締役の職を担われています。このように同氏は多様な業界における豊富な経験を有しており、当社がグローバルな事業展開を加速していくにあたり社外取締役として必要な資質を備えていると考えます。また、当社初の女性取締役として、ダイバーシティの観点からも当社経営への的確な助言が期待できます。こうした観点から、当社を取り巻くステークホルダーの皆様に対する責務を完全に果たした上で、中長期的な視点で「株主価値の最大化」を図るためのガバナンス構築に同氏の知見・経験が必要と判断したことから、同氏に社外取締役への就任をお願いいたしました。また、同氏は、東京証券取引所が定める独立役員の要件及び当社の「社外取締役の独立性判断基準」を満たしており、一般株主と利益相反の生じるおそれがないと当社は判断し、独立役員として指定しております。 |
③ 社外取締役による監督と内部監査、監査委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
監査委員会は、4名の監査委員のうち3名を独立社外取締役で構成しており、後記「(3)監査の状況」に記載のとおり内部監査担当部署及び会計監査人との連携を取って監査を行うこととしております。また、監査委員会は審議内容及びその結果等を取締役会に報告することとしており、取締役会は内部統制システム基本方針に基づく内部統制システムの整備・運用状況を監督することとしております。
④ 執行役の状況
役職名 | 氏 名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||||
取締役会長 代表執行役社長 兼CEO | 田 中 正 明 | 1953年4月1日生 | 「(1)取締役の状況」参照 | (注) | 10,000 | ||||||||||||||||||
専務執行役CFO | 若 月 雄 一 郎 | 1966年8月28日生 |
| (注) | 3,000 | ||||||||||||||||||
常務執行役CAO | 松 本 保 幸 | 1964年7月7日生 |
| (注) | 4,526 | ||||||||||||||||||
常務執行役 | 牟 禮 章 一 | 1961年8月13日生 |
| (注) | 5,676 |
役職名 | 氏 名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||||||||||||
常務執行役 | 喜 田 益 夫 | 1962年5月13日生 |
| (注) | 4,911 | ||||||||||||||||||||
常務執行役 | 塩 谷 健 | 1966年8月26日生 |
| (注) | 15,117 | ||||||||||||||||||||
常務執行役 | 白 幡 清 一 郎 | 1961年3月3日生 |
| (注) | 14,626 | ||||||||||||||||||||
常務執行役 | 対 馬 康 平 | 1956年1月15日生 |
| (注) | - | ||||||||||||||||||||
常務執行役 | 藤 田 徹 朗 | 1958年9月25日生 |
| (注) | 4,200 | ||||||||||||||||||||
常務執行役 | 永 阪 淳 | 1961年3月18日生 |
| (注) | 26,748 | ||||||||||||||||||||
執行役 | 西 村 智 志 | 1967年8月28日生 |
| (注) | 12,672 |
役職名 | 氏 名 | 生年月日 | 略歴 | 任期 | 所有株式数 (株) | ||||||||||
執行役 | 黒 田 芳 明 | 1959年6月7日生 |
| (注) | 5,500 | ||||||||||
執行役 | 花 岡 泰 史 | 1966年12月31日生 |
| (注) | 4,300 | ||||||||||
計 | 111,276 |
(注)執行役の任期は、2020年3月26日から、選任後1年以内に終了する事業年度の末日までであります。
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