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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100J08K (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 エスケー化研株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社研究技術開発グループは、建築用、住宅用、建材用等各分野において、材料の基礎研究、先進製品開発技術をベースに、製品の高機能化、高級化、高付加価値化を目指し、新市場への製品開発、需要開発を推進しております。当連結会計年度の研究開発活動は、当社において、従来の技術開発を主に行う第一技術研究所と耐火被覆材、高機能材料等の新規分野の研究開発を行う第二技術研究所が相互に連携し合い、各種建築仕上材料の開発を中心に各分野の開発を推進しております。
当連結会計年度における各事業分野の研究の目的、主要課題、研究開発成果及び研究開発費は次のとおりであります。なお、当連結会計年度中に支出した研究開発費の総額は、824百万円であります。この中には、各事業部門に共通の基礎研究及び開発費用178百万円が含まれております。

(1)建築仕上塗材事業
主力分野である建築仕上塗材事業では、近年のトレンドである「快適・健康・安心・安全・環境」をコンセプトに製品開発に注力してまいりました。
特に「リニューアル市場を拡大する高耐候・環境対応製品」をテーマに多様な高機能型水性塗料を開発し、難付着性サイディング用の水性有機無機複合シーラー、マンション等の鉄部改修用水性塗装システム、超低汚染型の高耐久水性弾性塗料、あるいは安全性を飛躍的に高めた環境対応型剥離剤等、様々な分野への展開を図りました。また、これら新製品の説明会、発表会を全国規模で実施し、認知度を高め、需要拡大に努めました。一方、さび止めペイントや同上塗材のJIS取得も行い、インフラ老朽化に対する鋼構造物の改修分野を新規需要として取り込み、今後も更に同分野への開発を強化してまいります。なお、優れた作業性、仕上がり性が好評の『エスケープレミアムシリーズ』はラインナップ拡大を進め、引き続き建築仕上材分野でのシェア確保に努めてまいります。今後もマンション、住宅等の一般建築物に鋼構造物を加え、これらの資産価値向上、耐久性向上、省力化など市場ニーズに対応した新製品の開発を推し進めてまいります。
当事業に係る研究開発費は、564百万円であります。

(2)耐火断熱材事業
耐火断熱材事業では、昨今の深刻な専門工人員不足に対する施工省力化や工期短縮、ならびに建物の高耐久性化の要望に応える品質向上に取り組み、継続的な防耐火材料の新技術、新工法の応用開発を推し進めました。前期開発に成功した高耐久速硬化型耐火塗料について、本格的な市場展開を行い、従来の耐火塗料に比べ大幅な工期短縮、物性向上を可能とし、良好な反響を得ました。これを受けまして、更なる適用拡大による拡販を目指し、現状の1時間耐火認定に加え、認定範囲の拡大を進めてまいります。一方、国内唯一となりますシート状耐火被覆材においては、その施工性、高耐火性の特徴を生かし、これまでの現場施工を中心とした一般建築用途以外への応用展開も進めております。さらに海外、特に中国では耐火認定が一新されたことから、一連の認定再取得を順次行っており、引き続き同国内での本事業の継続を進めております。多様化する防耐火被覆材料の用途拡大に向け、より一層、市場ニーズを的確に捉え、技術開発、工法開発、認定取得を確実に進めて両分野における差別化新製品の展開を行い、シェア拡大に努めてまいります。
当事業に係る研究開発費は、81百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00916] S100J08K)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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