有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IY2Q (EDINETへの外部リンク)
パラマウントベッドホールディングス株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)
当社グループの「先進の技術と優しさで、快適なヘルスケア環境を創造します。」という企業理念に基づき、研究開発活動を行っております。当社グループの研究開発活動は、中核子会社であるパラマウントベッド株式会社 技術開発本部の研究開発部、要素技術部、開発部、デザイン部、試験評価室、及びグローバル開発部の合計6部門が担当しております。なお、役割分担の概要は以下のとおりです。
研究開発部は、睡眠に関する研究、及び看護・介護業務の効率化と安全に役立つ製品の先行開発を行っております。要素技術部は、ベッドや周辺機器を構成するメカトロニクス技術の開発や情報ネットワーク技術の開発を行っております。開発部は、医療看護現場や介護現場の問題解決やニーズに対応した製品開発及び褥瘡予防や快適な睡眠を提供するためのマットレスの開発を行っております。デザイン部は、ユニバーサルデザインによる安全で使い勝手の良いデザイン開発を行っております。試験評価室は、試作品の要求に対する評価方法の策定と評価を行っております。グローバル開発部は海外各国の医療看護現場での問題解決やニーズに対応した製品開発を行っております。
当連結会計年度の研究開発費は1,677百万円であり、主な成果は以下の通りであります。
医療施設向けには、「アリウスシリーズベッド」を開発し、2019年12月に発売いたしました。このベッドに搭載したボトム追従柵は、背上時でも安全な柵の高さが確保でき、ベッドからの患者の転落を予防します。加えて、安定した端座位姿勢がとれるように床高30㎝の低床化を実現し、離床用のグリップを用意しました。これらを組み合わせることで、安全な背上げから、安定した端座位、その後の離床まで、術後の早期離床リハビリを広く支援します。次いで、患者の体重を測定できるデジタルスケールや、安全に関わるサイドレールの昇降状態やキャスターのロック状態を検知するセンサーを搭載した機種、海外向けの機種を追加しました。「アリウスシリーズベッド」は、高度急性期から急性期一般床、海外の各領域に向けたラインアップを揃えております。
また、リハビリ室向けの動画記録装置「Trotto(トロット)」を開発しました。「Trotto」は、リハビリ現場でのカメラの設置、動画の撮影、その動画から動作の時間・距離・角度の測定、以前の映像との比較が簡単にできるシステムです。これによって患者と動作の課題を共有し、リハビリの評価や指導をスムーズにします。
高齢者施設向けには、ベッドで寝ている方の睡眠や起き上がり・離床の状況、心拍・呼吸を測定するセンサー「眠りSCAN」について、Wi-Fi通信機能の向上、薄型化など、施設からあがった改善要望へ対応したモデルチェンジを2019年7月に行いました。なお、「眠りSCAN」は、経済産業省等が主催する「第8回ものづくり日本大賞」において経済産業大臣賞を受賞いたしました。
在宅介護向けには、取り扱うレンタル品目の拡大のため、当社にとっては新たな品目である車いす用スロープ「レッツボード」を2019年9月に発売いたしました。この製品は、設置する玄関先にマッチするデザインや、消耗品の交換頻度や作業効率、安全に設置をしていただくためのユーザビリティに配慮しました。
コンシューマー向けでは、人それぞれに合った睡眠を取ることにより、前向きでアクティブな人生を送るための製品・サービスを総称する新ブランド「Active Sleep」の新製品として、「Active Sleep BED」「Active Sleep MATTRESS」「Active Sleep ANALYZER」を開発し、2019年6月に発売いたしました。「Active Sleep BED」は、睡眠状態を測定する「Active Sleep ANALYZER」を搭載することで、日本で初めて「入眠時」「熟睡時」「起床時」、それぞれの睡眠状態に合わせてベッドの角度が自動で変わる「眠りの自動運転」を実現したベッドです。「Active Sleep MATTRESS」は、身体の部位ごとにエアセルの硬さを変えられ、自分に合った寝心地を提供する「寝心地コントロール」を搭載しております。
また、「INTIME2000iシリーズ」ベッドを同年7月に発売し、こちらも「眠りの自動運転」と「Active Sleep ANALYZER」による睡眠状態のモニタリングができます。さらにこのベッドは、サイドレール等のオプションが装着可能な介護用ベッドに「変身」することもできます。
海外市場では、PT.パラマウントベッド インドネシアにおいて、「PA-8200シリーズ」(透析チェア/Multiple Medical Recliner)を2019年5月に受注を開始しました。海外の透析市場において、これまでは日本向けに開発された透析チェア「L’Za」を輸出して対応しておりましたが、より機能と価格の合った「PA-8200シリーズ」によって売上拡大を進めております。
また、上述の「眠りSCAN」は、タイ・シンガポール・フィリピン・ベトナム・マレーシアをターゲットとしたアジア向けモデルを2019年10月に追加しました。今後も他の海外諸国に向けたモデルを追加していく予定です。
※「アリウス」「Trotto」「眠りSCAN」「レッツボード」「Active Sleep」「眠りの自動運転」「INTIME」は、パラマウントベッド株式会社の登録商標です。
研究開発部は、睡眠に関する研究、及び看護・介護業務の効率化と安全に役立つ製品の先行開発を行っております。要素技術部は、ベッドや周辺機器を構成するメカトロニクス技術の開発や情報ネットワーク技術の開発を行っております。開発部は、医療看護現場や介護現場の問題解決やニーズに対応した製品開発及び褥瘡予防や快適な睡眠を提供するためのマットレスの開発を行っております。デザイン部は、ユニバーサルデザインによる安全で使い勝手の良いデザイン開発を行っております。試験評価室は、試作品の要求に対する評価方法の策定と評価を行っております。グローバル開発部は海外各国の医療看護現場での問題解決やニーズに対応した製品開発を行っております。
当連結会計年度の研究開発費は1,677百万円であり、主な成果は以下の通りであります。
医療施設向けには、「アリウスシリーズベッド」を開発し、2019年12月に発売いたしました。このベッドに搭載したボトム追従柵は、背上時でも安全な柵の高さが確保でき、ベッドからの患者の転落を予防します。加えて、安定した端座位姿勢がとれるように床高30㎝の低床化を実現し、離床用のグリップを用意しました。これらを組み合わせることで、安全な背上げから、安定した端座位、その後の離床まで、術後の早期離床リハビリを広く支援します。次いで、患者の体重を測定できるデジタルスケールや、安全に関わるサイドレールの昇降状態やキャスターのロック状態を検知するセンサーを搭載した機種、海外向けの機種を追加しました。「アリウスシリーズベッド」は、高度急性期から急性期一般床、海外の各領域に向けたラインアップを揃えております。
また、リハビリ室向けの動画記録装置「Trotto(トロット)」を開発しました。「Trotto」は、リハビリ現場でのカメラの設置、動画の撮影、その動画から動作の時間・距離・角度の測定、以前の映像との比較が簡単にできるシステムです。これによって患者と動作の課題を共有し、リハビリの評価や指導をスムーズにします。
高齢者施設向けには、ベッドで寝ている方の睡眠や起き上がり・離床の状況、心拍・呼吸を測定するセンサー「眠りSCAN」について、Wi-Fi通信機能の向上、薄型化など、施設からあがった改善要望へ対応したモデルチェンジを2019年7月に行いました。なお、「眠りSCAN」は、経済産業省等が主催する「第8回ものづくり日本大賞」において経済産業大臣賞を受賞いたしました。
在宅介護向けには、取り扱うレンタル品目の拡大のため、当社にとっては新たな品目である車いす用スロープ「レッツボード」を2019年9月に発売いたしました。この製品は、設置する玄関先にマッチするデザインや、消耗品の交換頻度や作業効率、安全に設置をしていただくためのユーザビリティに配慮しました。
コンシューマー向けでは、人それぞれに合った睡眠を取ることにより、前向きでアクティブな人生を送るための製品・サービスを総称する新ブランド「Active Sleep」の新製品として、「Active Sleep BED」「Active Sleep MATTRESS」「Active Sleep ANALYZER」を開発し、2019年6月に発売いたしました。「Active Sleep BED」は、睡眠状態を測定する「Active Sleep ANALYZER」を搭載することで、日本で初めて「入眠時」「熟睡時」「起床時」、それぞれの睡眠状態に合わせてベッドの角度が自動で変わる「眠りの自動運転」を実現したベッドです。「Active Sleep MATTRESS」は、身体の部位ごとにエアセルの硬さを変えられ、自分に合った寝心地を提供する「寝心地コントロール」を搭載しております。
また、「INTIME2000iシリーズ」ベッドを同年7月に発売し、こちらも「眠りの自動運転」と「Active Sleep ANALYZER」による睡眠状態のモニタリングができます。さらにこのベッドは、サイドレール等のオプションが装着可能な介護用ベッドに「変身」することもできます。
海外市場では、PT.パラマウントベッド インドネシアにおいて、「PA-8200シリーズ」(透析チェア/Multiple Medical Recliner)を2019年5月に受注を開始しました。海外の透析市場において、これまでは日本向けに開発された透析チェア「L’Za」を輸出して対応しておりましたが、より機能と価格の合った「PA-8200シリーズ」によって売上拡大を進めております。
また、上述の「眠りSCAN」は、タイ・シンガポール・フィリピン・ベトナム・マレーシアをターゲットとしたアジア向けモデルを2019年10月に追加しました。今後も他の海外諸国に向けたモデルを追加していく予定です。
※「アリウス」「Trotto」「眠りSCAN」「レッツボード」「Active Sleep」「眠りの自動運転」「INTIME」は、パラマウントベッド株式会社の登録商標です。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E25664] S100IY2Q)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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