有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100ITIT (EDINETへの外部リンク)
扶桑化学工業株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)
当社グループは、販売戦略ターゲットに対応して、ライフサイエンス事業、電子材料および機能性化学品事業に関する研究開発を行いました。
ライフサイエンス事業、電子材料および機能性化学品事業ともに、当社グループ内において、海外子会社も含めて営業関連部署や品質保証部門等と互いに連携し、またユーザーとも相互協力を図りながら新規事業、新製品の企画開発、技術開発情報の収集等を行いました。
当連結会計年度における各セグメント別の研究の目的、主要課題、研究成果および研究開発費は、次のとおりです。なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は、633百万円となりました。
(1)ライフサイエンス事業
当連結会計年度の主な活動としましては、神奈川サイエンスパーク内の東京研究所テストキッチンでの開発要員を増員し、食品分野において顧客ニーズに応じたレシピ提案を継続、食品添加物製剤・調味料製剤を複数上市し、スーパーやコンビニ向けなどの加工食品へ新規採用、アジアを中心に顧客数拡大となりました。新規分野においては、農業など一次産業向けに植物由来の天然素材を原料としたバイオスティミュラント製剤(環境ストレス耐性剤)を開発しており、ゴルフ場の芝向けで採用拡大、今後は野菜・果物向けでの採用を目指しフィールドでのテストにて有効データの蓄積を行っております。更に当社主力製品である有機酸をベースに特殊加工を施した高付加価値有機酸の開発に着手し、高いコート性能を持つコート有機酸の開発に成功しました。今後は食品分野にて新たな価値を提供できる素材の内製化を進めていきます。
なお、当連結会計年度の当セグメントにおける研究開発費は、175百万円となりました。
(2)電子材料および機能性化学品事業
当連結会計年度の主な活動としましては、シリコンウエハ研磨および半導体CMP研磨スラリー向けの超高純度コロイダルシリカ製品分野では、粒子サイズ、形状、濃度、表面状態、硬さ、粒度分布、粗大粒子等を安定的かつ自在にコントロールする技術をさらに発展させ、顧客ニーズにマッチした新製品の開発を行い、着実にシェアを伸ばしております。また、新たなコンセプトを導入したコロイダルシリカの開発に着手し、一部顧客へのサンプルワークを開始するなど、シングルナノ~オングストローム配線幅となる最新世代に向けた取り組みを進めております。また、より高度な技術が必要とされる分析装置についても、新測定技術を採用した最新鋭装置を積極的に導入しています。更に、製造技術については、半導体配線幅の急速な微細化に対応した高レベルの製造工程品質管理体制を継続的にブラッシュアップすると同時に、最新鋭の機器を導入した新規設備が完成し、稼働を開始しており、稼働率も順調に上がってきております。これにより大幅な製造能力増強を達成し、かつ、新規製品の積極的な量産化を加速します。一方、上記コア技術を応用して情報産業向けに上市しましたナノシリカ粉末製品は確実に需要を伸ばしており、数多くの顧客へのワークを継続しております。新規用途向け応用開発品についても東京研究所を拠点として、鋭意開発しており、新規顧客の獲得も進んでおり、コア技術をベースとした新規分野製品群の拡張が進んでおります。
当連結会計年度は、これら新規開発活動を支える開発環境の整備にも注力し、最新鋭の品質評価機器の複数導入、更には、京都研究所ならびに東京研究所の2開発拠点での研究開発投資および要員増を実施しました。
なお、当連結会計年度の当セグメントにおける研究開発費は、457百万円となりました。
ライフサイエンス事業、電子材料および機能性化学品事業ともに、当社グループ内において、海外子会社も含めて営業関連部署や品質保証部門等と互いに連携し、またユーザーとも相互協力を図りながら新規事業、新製品の企画開発、技術開発情報の収集等を行いました。
当連結会計年度における各セグメント別の研究の目的、主要課題、研究成果および研究開発費は、次のとおりです。なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は、633百万円となりました。
(1)ライフサイエンス事業
当連結会計年度の主な活動としましては、神奈川サイエンスパーク内の東京研究所テストキッチンでの開発要員を増員し、食品分野において顧客ニーズに応じたレシピ提案を継続、食品添加物製剤・調味料製剤を複数上市し、スーパーやコンビニ向けなどの加工食品へ新規採用、アジアを中心に顧客数拡大となりました。新規分野においては、農業など一次産業向けに植物由来の天然素材を原料としたバイオスティミュラント製剤(環境ストレス耐性剤)を開発しており、ゴルフ場の芝向けで採用拡大、今後は野菜・果物向けでの採用を目指しフィールドでのテストにて有効データの蓄積を行っております。更に当社主力製品である有機酸をベースに特殊加工を施した高付加価値有機酸の開発に着手し、高いコート性能を持つコート有機酸の開発に成功しました。今後は食品分野にて新たな価値を提供できる素材の内製化を進めていきます。
なお、当連結会計年度の当セグメントにおける研究開発費は、175百万円となりました。
(2)電子材料および機能性化学品事業
当連結会計年度の主な活動としましては、シリコンウエハ研磨および半導体CMP研磨スラリー向けの超高純度コロイダルシリカ製品分野では、粒子サイズ、形状、濃度、表面状態、硬さ、粒度分布、粗大粒子等を安定的かつ自在にコントロールする技術をさらに発展させ、顧客ニーズにマッチした新製品の開発を行い、着実にシェアを伸ばしております。また、新たなコンセプトを導入したコロイダルシリカの開発に着手し、一部顧客へのサンプルワークを開始するなど、シングルナノ~オングストローム配線幅となる最新世代に向けた取り組みを進めております。また、より高度な技術が必要とされる分析装置についても、新測定技術を採用した最新鋭装置を積極的に導入しています。更に、製造技術については、半導体配線幅の急速な微細化に対応した高レベルの製造工程品質管理体制を継続的にブラッシュアップすると同時に、最新鋭の機器を導入した新規設備が完成し、稼働を開始しており、稼働率も順調に上がってきております。これにより大幅な製造能力増強を達成し、かつ、新規製品の積極的な量産化を加速します。一方、上記コア技術を応用して情報産業向けに上市しましたナノシリカ粉末製品は確実に需要を伸ばしており、数多くの顧客へのワークを継続しております。新規用途向け応用開発品についても東京研究所を拠点として、鋭意開発しており、新規顧客の獲得も進んでおり、コア技術をベースとした新規分野製品群の拡張が進んでおります。
当連結会計年度は、これら新規開発活動を支える開発環境の整備にも注力し、最新鋭の品質評価機器の複数導入、更には、京都研究所ならびに東京研究所の2開発拠点での研究開発投資および要員増を実施しました。
なお、当連結会計年度の当セグメントにおける研究開発費は、457百万円となりました。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01056] S100ITIT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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