有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IWQR (EDINETへの外部リンク)
株式会社ソフト99コーポレーション 事業等のリスク (2020年3月期)
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)市場変動による業績への影響について
当社グループは、ファインケミカル事業において、一般消費者向け自動車ケミカル用品の製造販売を行っております。一般消費者向けケミカル用品の一部の製品については、市場内でのシェアが高いことから、市場の拡大や縮小による業績への影響を受けやすく、売上高及び利益面において下降する懸念があります。
また、ポーラスマテリアル事業において、主として半導体・液晶・HDD等の製造装置向け消耗部材の販売を行っております。これらの製品は、国内外において性能面及び価格面での他社との競争が激化しており、競合品の台頭により主要得意先の販売が下落し、売上高及び利益面において下降する懸念があります。
これらはそれぞれ、両事業において半分以上の売上構成比を占めている、当社グループにとって重要な事業分野だと認識しております。そのため、引き続き研究開発を進めることで、揺るがない基盤作りに努めていく所存です。
(2)特定の市場への依存度について
当社グループは、「自動車」に関わる事業の売上構成比が高く、自動車関連産業の市況や制度の変更により業績に影響が出る可能性があります。ファインケミカル事業においては、自動車販売時に施工されるコーティング剤等の業務用製品の販売を行っておりますが、これら製品の販売は、自動車販売の増減に影響されることから、売上高や利益面において極端に浮沈する可能性があります。そして、自動車関連サービス事業においても、自動車関連産業の動向及び市況の影響を受け、売上高や利益面において下降する懸念があります。
また、ポーラスマテリアル事業において、半導体業界向けの洗浄材及び研磨材の製造販売の依存度が高くなっております。半導体業界は、製品技術の進歩が速く、また業界を構成する企業の合併等の業界再編・市場再編が頻繁に行われるため、技術の切り替えや企業再編のタイミングにおいて需給調整が行われます。このような需給調整が行われることや、海外メーカーとの価格競争が激化することで、ポーラスマテリアル事業の売上高や利益面で極端に下降するため、売上高や利益面において下降する懸念があります。
これらはいずれも継続性の高い市場であると考える一方、その市場内でのシェアは技術の進歩などに伴い、日々変化していくものと考えられます。そのため、当社グループにおいては、既存ノウハウの横展開等による新たな製品・サービスの開発と市場開拓を進めることで、これらのリスクの低減を目指しております。
(3)石油加工品の原材料への依存度について
当社グループが提供する製品は、原材料及び容器等に合成樹脂や溶剤等を多く使用しており、石油加工品への依存度が高くなっております。このような事業構造のため、災害や国際情勢の悪化等により原材料の調達が不可能になった場合、中長期にわたって一部の製品供給が不可能になることや、原油価格の上昇により原材料の調達コストが上昇し、売上高や利益面において下降する懸念があります。これに対して当社グループは、より付加価値の高い製品提供による利益の維持確保や、詰め替え型・濃縮洗剤等の小型簡易パッケージ製品の開発による石油加工品の使用量の低減に取り組んでおります。
(4)製造物責任について
当社グループが提供する製品・サービスにおいて、欠陥が生じるリスクがあります。製造物責任賠償やリコール
等が発生した場合は、当社グループのブランド価値低下を招くとともに、多額の費用負担が発生する可能性があり
ます。これに対して、当社グループでは、ISOに準拠した開発・生産体制の構築を進め、製品・サービスの品質
維持に取り組んでおります。
(5)化学製品の法規制について
当社グループの製品及び製造過程において、化学物質を多く使用していることもあり、化学品規制に関する法令改正がなされた際に、従来通りの製造、販売活動を継続できなくなる懸念があります。当社グループでは、海外を含む化学品規制に関する法令改正の最新情報を常に更新し、適法な製品の配合変更を継続実施することで、市場に安定して製品を供給できる体制を構築しておりますが、法令の公布から施行までの期間が短い場合は、その製品の商流を一時的に停止させる措置をとることが考えられます。
(6)季節商材の返品による業績への影響について
当社グループは、ファインケミカル事業において、冬季商材であるタイヤチェーンの販売を行っております。こ
の製品は、積雪量の増減といった天候の変動により消費者の購買行動が左右されますが、天候を事前に予測し、生
産計画を立てることは困難であるため、返品が増加する懸念があります。
(7)海外事業について
当社グループは、ファインケミカル事業において、拡大する海外市場への展開を進めており、展開する国や地域
において政治的・経済的・社会的不安定要素や、法律の改正や為替相場の変動、知的財産に関する問題等により販
売面で影響を受け、売上高や利益が低下する懸念があります。
また、ポーラスマテリアル事業において、海外の売上構成比が高く、特に、海外向け半導体関連製品については、米国・欧州・中国の政治経済状況の影響を受ける可能性が高くなっております。これら海外販売については、仕向け地の増加拡大により、地域リスクの低減・平準化を目指しております。
(8)感染症の流行に伴うリスクについて
当社グループは、製造業の占める売上比率が高く、感染症等の全世界的な拡大に伴い、流通・製造・その他営業活動に関わる資源が不足するリスクがあります。事前の情報収集や、適切な在庫の確保に努めてまいりますが、調達面では世界的に広がった調達網がストップすることによる製造停止・供給ストップのリスクや、衛生用品に関わる原料の優先順位の関係上、回避しきれない事柄も多くあることが想定されます。また、販売面においても需要が減退するリスクもあり、利益への影響が出る懸念があります。特に、現在流行している新型コロナウイルス感染症においては、個々の地域における状況や対応の違いが大きいこともあり、一律に経営成績への影響を算出することは困難ではありますが、収束までの期間が長引いた場合、経営成績に大きな影響を与える可能性があります。
また、サービス業においては、従業員・顧客の感染による休業のリスクや、行政の要請による、不要不急の事項に該当する事業における営業停止要請等を受けた場合、該当期間の程度によっては、経営成績への影響が更に大きくなる可能性があります。
(9)洪水・震災等の自然災害について
当社グループは、複数の製造工場を保持しておりますが、自然災害等の影響により、燃料供給の不足、インフラの障害、操業の中断などが発生し、製造工程の一部ないし全てを停止させることになる恐れがあります。BCP対策として、製品在庫を全国いくつかの倉庫に分散しておくことで、急な災害時にも欠品を起こさない体制づくりを行っておりますが、これらの製造工場において想定を上回る水準で被害を受けたことにより、営業再開に想定以上の時間を要した場合、経営成績に大きく影響を与える懸念があります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)市場変動による業績への影響について
当社グループは、ファインケミカル事業において、一般消費者向け自動車ケミカル用品の製造販売を行っております。一般消費者向けケミカル用品の一部の製品については、市場内でのシェアが高いことから、市場の拡大や縮小による業績への影響を受けやすく、売上高及び利益面において下降する懸念があります。
また、ポーラスマテリアル事業において、主として半導体・液晶・HDD等の製造装置向け消耗部材の販売を行っております。これらの製品は、国内外において性能面及び価格面での他社との競争が激化しており、競合品の台頭により主要得意先の販売が下落し、売上高及び利益面において下降する懸念があります。
これらはそれぞれ、両事業において半分以上の売上構成比を占めている、当社グループにとって重要な事業分野だと認識しております。そのため、引き続き研究開発を進めることで、揺るがない基盤作りに努めていく所存です。
(2)特定の市場への依存度について
当社グループは、「自動車」に関わる事業の売上構成比が高く、自動車関連産業の市況や制度の変更により業績に影響が出る可能性があります。ファインケミカル事業においては、自動車販売時に施工されるコーティング剤等の業務用製品の販売を行っておりますが、これら製品の販売は、自動車販売の増減に影響されることから、売上高や利益面において極端に浮沈する可能性があります。そして、自動車関連サービス事業においても、自動車関連産業の動向及び市況の影響を受け、売上高や利益面において下降する懸念があります。
また、ポーラスマテリアル事業において、半導体業界向けの洗浄材及び研磨材の製造販売の依存度が高くなっております。半導体業界は、製品技術の進歩が速く、また業界を構成する企業の合併等の業界再編・市場再編が頻繁に行われるため、技術の切り替えや企業再編のタイミングにおいて需給調整が行われます。このような需給調整が行われることや、海外メーカーとの価格競争が激化することで、ポーラスマテリアル事業の売上高や利益面で極端に下降するため、売上高や利益面において下降する懸念があります。
これらはいずれも継続性の高い市場であると考える一方、その市場内でのシェアは技術の進歩などに伴い、日々変化していくものと考えられます。そのため、当社グループにおいては、既存ノウハウの横展開等による新たな製品・サービスの開発と市場開拓を進めることで、これらのリスクの低減を目指しております。
(3)石油加工品の原材料への依存度について
当社グループが提供する製品は、原材料及び容器等に合成樹脂や溶剤等を多く使用しており、石油加工品への依存度が高くなっております。このような事業構造のため、災害や国際情勢の悪化等により原材料の調達が不可能になった場合、中長期にわたって一部の製品供給が不可能になることや、原油価格の上昇により原材料の調達コストが上昇し、売上高や利益面において下降する懸念があります。これに対して当社グループは、より付加価値の高い製品提供による利益の維持確保や、詰め替え型・濃縮洗剤等の小型簡易パッケージ製品の開発による石油加工品の使用量の低減に取り組んでおります。
(4)製造物責任について
当社グループが提供する製品・サービスにおいて、欠陥が生じるリスクがあります。製造物責任賠償やリコール
等が発生した場合は、当社グループのブランド価値低下を招くとともに、多額の費用負担が発生する可能性があり
ます。これに対して、当社グループでは、ISOに準拠した開発・生産体制の構築を進め、製品・サービスの品質
維持に取り組んでおります。
(5)化学製品の法規制について
当社グループの製品及び製造過程において、化学物質を多く使用していることもあり、化学品規制に関する法令改正がなされた際に、従来通りの製造、販売活動を継続できなくなる懸念があります。当社グループでは、海外を含む化学品規制に関する法令改正の最新情報を常に更新し、適法な製品の配合変更を継続実施することで、市場に安定して製品を供給できる体制を構築しておりますが、法令の公布から施行までの期間が短い場合は、その製品の商流を一時的に停止させる措置をとることが考えられます。
(6)季節商材の返品による業績への影響について
当社グループは、ファインケミカル事業において、冬季商材であるタイヤチェーンの販売を行っております。こ
の製品は、積雪量の増減といった天候の変動により消費者の購買行動が左右されますが、天候を事前に予測し、生
産計画を立てることは困難であるため、返品が増加する懸念があります。
(7)海外事業について
当社グループは、ファインケミカル事業において、拡大する海外市場への展開を進めており、展開する国や地域
において政治的・経済的・社会的不安定要素や、法律の改正や為替相場の変動、知的財産に関する問題等により販
売面で影響を受け、売上高や利益が低下する懸念があります。
また、ポーラスマテリアル事業において、海外の売上構成比が高く、特に、海外向け半導体関連製品については、米国・欧州・中国の政治経済状況の影響を受ける可能性が高くなっております。これら海外販売については、仕向け地の増加拡大により、地域リスクの低減・平準化を目指しております。
(8)感染症の流行に伴うリスクについて
当社グループは、製造業の占める売上比率が高く、感染症等の全世界的な拡大に伴い、流通・製造・その他営業活動に関わる資源が不足するリスクがあります。事前の情報収集や、適切な在庫の確保に努めてまいりますが、調達面では世界的に広がった調達網がストップすることによる製造停止・供給ストップのリスクや、衛生用品に関わる原料の優先順位の関係上、回避しきれない事柄も多くあることが想定されます。また、販売面においても需要が減退するリスクもあり、利益への影響が出る懸念があります。特に、現在流行している新型コロナウイルス感染症においては、個々の地域における状況や対応の違いが大きいこともあり、一律に経営成績への影響を算出することは困難ではありますが、収束までの期間が長引いた場合、経営成績に大きな影響を与える可能性があります。
また、サービス業においては、従業員・顧客の感染による休業のリスクや、行政の要請による、不要不急の事項に該当する事業における営業停止要請等を受けた場合、該当期間の程度によっては、経営成績への影響が更に大きくなる可能性があります。
(9)洪水・震災等の自然災害について
当社グループは、複数の製造工場を保持しておりますが、自然災害等の影響により、燃料供給の不足、インフラの障害、操業の中断などが発生し、製造工程の一部ないし全てを停止させることになる恐れがあります。BCP対策として、製品在庫を全国いくつかの倉庫に分散しておくことで、急な災害時にも欠品を起こさない体制づくりを行っておりますが、これらの製造工場において想定を上回る水準で被害を受けたことにより、営業再開に想定以上の時間を要した場合、経営成績に大きく影響を与える懸念があります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01057] S100IWQR)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。