有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100J2SJ (EDINETへの外部リンク)
東北特殊鋼株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)
当社グループの研究開発活動は、東北大学とその附置研究所をはじめ、全国の国公立研究機関並びにユーザーとの密接な協力体制の下に推進しております。
当連結会計年度における研究開発活動をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(1)特殊鋼事業
①特殊鋼分野
IoT・AI等のテクノロジーの進展によるモビリティ革命、産業と社会のスマート化は、新型コロナウイルスの影響を受けながらも、次世代の基盤技術として益々発展するものと思われます。当社といたしましては、機能材料等のコア技術の新たな展開のチャンスと考え、お客様と共に未来を創る提案や共同開発を積極的に進めております。
電磁ステンレス鋼は、自動車、半導体、各種産業機器等の分野で活躍しておりますが、今後は更に、自動車の電動化に関連する需要にお応えするラインアップの充実、水素関連機器への対応、環境負荷を軽減する高硬度鋼等の材料開発にも引き続き努めてまいります。
東北大学と共同開発した磁歪クラッド鋼板(キリン-マグパワー)は、磁場によって変形する材料としては類例のない大きな変位を示す新素材であり、新しいエネルギー変換素子として広範囲な応用が期待されます。実用上重要な強靭さも有することから、オープンイノベーションにおいてSDGsに貢献する応用開発も進められています。
尚従来同様に、お客様のご要望による新機能材料開発も、小ロットから量産までお応えしております。
②熱処理加工分野
熱処理加工におきましては、各分野の皆様からの期待が高まりつつございます熱圧着/拡散接合の更なる技術向上への取組みを進めるとともに、当社の高精度な接合技術を活かし新たな機能特性の創出を目指した開発にも力を注いでおります。
昨年度は、初回から3年連続となる『第3回接着・接合EXPO』にも出展し、多くの皆様からお引合いを頂戴致しました。現在、ステンレス鋼をはじめとした鉄鋼材料の接合、銅、チタン、ニッケル、アルミ等の非鉄金属間接合、並びにそれら金属間による異種金属間接合の実現を図り、電機・電子部品、各種熱交換器、飲料・食品用フィルター、及び半導体製造治具等、各分野における高度なモノづくりを支える技術のひとつとしてご活用頂いております。
表面処理におきましては、競合他社との差別化戦略として市場リリースしたPVD硬質皮膜『TM3(ティーエムキューブ)シリーズ』(大同特殊鋼株式会社と共同特許出願中)をベースとして、更なる耐久性向上を目的とした新膜種開発への取組みを推進しております。
今後も皆様のニーズに応えるべく、積極的に各種開発を進めて参ります。
当連結会計年度における研究開発費は154,904千円であります。
(2)不動産賃貸事業
研究開発活動は行っておりません。
当連結会計年度における研究開発活動をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(1)特殊鋼事業
①特殊鋼分野
IoT・AI等のテクノロジーの進展によるモビリティ革命、産業と社会のスマート化は、新型コロナウイルスの影響を受けながらも、次世代の基盤技術として益々発展するものと思われます。当社といたしましては、機能材料等のコア技術の新たな展開のチャンスと考え、お客様と共に未来を創る提案や共同開発を積極的に進めております。
電磁ステンレス鋼は、自動車、半導体、各種産業機器等の分野で活躍しておりますが、今後は更に、自動車の電動化に関連する需要にお応えするラインアップの充実、水素関連機器への対応、環境負荷を軽減する高硬度鋼等の材料開発にも引き続き努めてまいります。
東北大学と共同開発した磁歪クラッド鋼板(キリン-マグパワー)は、磁場によって変形する材料としては類例のない大きな変位を示す新素材であり、新しいエネルギー変換素子として広範囲な応用が期待されます。実用上重要な強靭さも有することから、オープンイノベーションにおいてSDGsに貢献する応用開発も進められています。
尚従来同様に、お客様のご要望による新機能材料開発も、小ロットから量産までお応えしております。
②熱処理加工分野
熱処理加工におきましては、各分野の皆様からの期待が高まりつつございます熱圧着/拡散接合の更なる技術向上への取組みを進めるとともに、当社の高精度な接合技術を活かし新たな機能特性の創出を目指した開発にも力を注いでおります。
昨年度は、初回から3年連続となる『第3回接着・接合EXPO』にも出展し、多くの皆様からお引合いを頂戴致しました。現在、ステンレス鋼をはじめとした鉄鋼材料の接合、銅、チタン、ニッケル、アルミ等の非鉄金属間接合、並びにそれら金属間による異種金属間接合の実現を図り、電機・電子部品、各種熱交換器、飲料・食品用フィルター、及び半導体製造治具等、各分野における高度なモノづくりを支える技術のひとつとしてご活用頂いております。
表面処理におきましては、競合他社との差別化戦略として市場リリースしたPVD硬質皮膜『TM3(ティーエムキューブ)シリーズ』(大同特殊鋼株式会社と共同特許出願中)をベースとして、更なる耐久性向上を目的とした新膜種開発への取組みを推進しております。
今後も皆様のニーズに応えるべく、積極的に各種開発を進めて参ります。
当連結会計年度における研究開発費は154,904千円であります。
(2)不動産賃貸事業
研究開発活動は行っておりません。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01245] S100J2SJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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