有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100IUJZ (EDINETへの外部リンク)
大平洋金属株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)
当連結会計年度の研究開発は、3カ年計画(2019年度~2021年度)に基づき、操業の安全性向上を目的とした生産技術の改善に加え、効率的な製錬技術の開発、副産物の有効利用、及び湿式製錬に関する研究開発を推進いたしました。
なお、当連結会計年度に支出した研究開発費は、総額190百万円であり、すべてニッケル事業であります。
また、当社グループにおいて開示対象となる報告セグメントは、ニッケル事業のみであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(1) 操業の安全性向上
操業の安全性向上を目的に製造技術の改善研究を行っており、実機への適用を目指しています。(2) 高効率の製錬技術の開発
生産工程におけるエネルギーの効率的使用を目指した研究開発をすすめ、実機による検証試験を実施しております。また、ニッケル二次資源の有効活用に関して研究を継続しており、ニッケル資源確保の補完と製錬コスト低減を目指しております。(3) スラグ製品の効率的生産と用途拡大
フェロニッケル生産の副産物であるスラグの各種用途に関して、要求される品質特性とそれを踏まえた効率的な生産方法について、またスラグの用途拡大に向けて、他社と協同で研究と検討を継続しております。(4) 湿式製錬工程の検証と確立
湿式製錬法のプラント試験から得られた成果を基に、国内事業の多角化及び海外事業への発展に向けた取り組みを行っております。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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