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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LUVS (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社フルッタフルッタ 研究開発活動 (2021年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社は、フルッタアサイーブランドの強化及びアサイーの再認知を主たるテーマとし、研究開発に取り組んでおります。
当事業年度の主な研究内容と開発商品は次のとおりであります。なお、当社は、輸入食品製造販売事業の単一セグメントのため、セグメント別の記載はしておりません。当事業年度の研究開発費総額は、16,897千円であります。

①SDGSの取り組み
2006年より多くのお客様にご愛顧いただいておりますアサイードリンク『フルッタアサイーシリーズ』の195g入り商品において、プラスチック製ストローの添付を2020年4月より廃止致しました。同品は紙製飲料缶の「カートカン」を使用しており、今回の取組みにより容器裏面の資源識別マークを「紙パック」のみの表示とすることができました。
また本取組みは、環境省が主催する「プラスチック・スマートキャンペーン」の取組み事例として登録されました。当社は森をつくる農業「アグロフォレストリー」で栽培されたアサイーを積極的に使用するなど、事業の中での経済活動と環境の共存共栄を目指しており、製品の資材においても環境負荷の低減に取り組むため2010年よりカートカンの使用を開始し、延べ10年となりました。

②アマゾンフルーツを使用した濃厚スムージーを商品化
ブラジル産マンゴーを100%使用した『マンゴースムージー』を2020年7月30日(木)より全国の大手会員制倉庫店にて数量限定で発売致しました。マンゴー果汁にはエスパーダ種というブラジル特有の種類も含まれ、芳醇な風味とトロピカルな甘味が特徴です。
本品は香料、着色料、甘味料を使用せず、圧力で熱殺菌を最小限に抑える製法「HPP技術」により素材本来のみずみずしいおいしさと栄養を実現しました。
また一般的なマンゴーのストレート果汁使用飲料は果汁20~50%(自社調べ)に対し、本品は果汁60%を含有しているためまるでマンゴーを丸ごと頬張ったかのような濃厚感を味わえます。

③台湾との取り組み
最新の技術を持つ生産パートナー工場の一つが台湾にある事から、新たな取り組みとして台湾産の完熟パイナップルを使用した、1日分の果実200g分を※摂取できる100%ストレートジュース『台湾ゴールデンダイヤモンドパイン』を2020年8月15日(土)に首都圏を中心とした一部の小売店にて期間限定発売いたしました。
初夏に収穫したばかりの台湾産のゴールデンダイヤモンドパインを使用しており、非常に甘くて芯まで食べられ、ジューシーなのが特徴です。
生のパインをコールドプレスで搾汁し、圧力で熱殺菌を最小限に抑える製法「HPP技術」により素材本来のみずみずしいおいしさと栄養をキープした添加物不使用のドリンクです。
また、同商品は、多くのお客様にご好評いただいたことを受け、2021年3月末より主に輸入品や高級食材を取り扱うスーパーマーケットにて、関東・中部・近畿を中心に再販致しました。

④素材と鮮度、製法の拘りに機能を追加
~コロナ禍において、より明確なシリーズ名へ~
ビタミンCが特徴のアセロラの果実ピューレとビフィズス菌を混合したスムージー『アマゾンプロテクター アセロラ果実ピューレmix』を2020年11月27日(金)に関東・中部・近畿地方を対象に発売しました。
『アマゾンプロテクター』は「フルーツがあなたを守る」をキーメッセージにこの度新たに立ち上げた新シリーズであり、おいしいフルーツとビフィズス菌で健康力を高めることをコンセプトとしております。
ビタミンCは新型コロナウィルスの感染が拡大する中、注目されている成分の一つであり、当社のアマゾンフルーツの中で最も含有量が高いアセロラを第一弾として商品化しました。
また腸内の善玉菌で乳酸菌より占有率が高いビフィズス菌も配合し、双方向から打ち勝つ強さをサポートします。
果汁100%で、圧力で熱殺菌を最小限に抑える製法「HPP技術」により素材本来のみずみずしいおいしさにこだわりました。甘味料、香料、着色料、保存料は使用せず、青梅のような爽やかな酸味の、アセロラ本来の味わいをお楽しみいただけます。
・アマゾンプロテクター3つの特徴
(1)果実のピューレを使用しているから濃厚
アマゾンの太陽をたっぷりと浴びたアセロラを、果肉ごと潰したピューレをふんだんに使用しているから繊維感満点!濃厚なスムージー品質に仕上げました。
(2)ビタミンCが987mg
ビタミンCは1日の摂取量基準が100mgと定められていますが、現代人の摂取量は平均85mgとされており、不足しがちなビタミンです。本品のビタミンCは1本で987mgとなり、まさに「ビタミンC爆弾」といえます。(参照:「日本人の食事摂取基準(2020年版)」厚生労働省)
(3)ビフィズス菌BR-108を30億個配合
ビフィズス菌はヒトの腸内にいる善玉菌の代表格とされており、乳酸菌の100倍以上もあり、腸内細菌の約10%を占めるといわれています。そのため、ビフィズス菌は乳酸菌よりも影響力があると考えられており、さらに乳酸菌が「乳酸」をつくり出すのに対し、ビフィズス菌は「酢酸」もつくり出すため、より強いパワーを発揮します。
また、ビフィズス菌は加齢や食物繊維不足の食生活、運動不足、心理的なストレスなどで減少するため、定期的な摂取や善玉菌のエサとなる繊維質を意識した食生活を心がけるなどして、健康力を高める「菌活」が重要となります。
⑤台湾との取り組み第2弾
台湾で親しまれているフルーツティーにアマゾンフルーツのクプアスをミックスした飲料『台湾フルーツティー』を2021年2月22日(月)に関東・中部・近畿地方を対象に発売しました。
『台湾フルーツティー』は、豊かな台湾産フルーツの味わいと、香り豊かなジャスミン、そしてブラジルで神様の果物と呼ばれるクプアスの香りが楽しめる、フルッタフルッタならではのフルーツティーです。冷やしたままでも、温めてもおいしくお召し上がりいただけます。
新型コロナウィルスの感染拡大防止で海外旅行がままならない中、本格的な味わいをお気軽に且つリーズナブルにご自宅でお楽しみいただけるよう商品化しました。
⑥アマゾンフルーツを使用した濃厚スムージーを商品化 第2弾
ブラジル産グァバと、マンゴスチンの果汁100%ミックスジュース『グァバミックススムージー』を2021年3月3日(水)より全国の大手会員制倉庫店にて数量限定で順次発売しました。健康力アップをサポートするビタミンCと葉酸が特長のグァバ、マンゴスチン、ドラゴンフルーツの果肉ピューレを使用しており、濃厚で果実感たっぷりのリッチな味わいに仕上げました。素材のおいしさを活かすため香料、着色料、甘味料を使用せず、圧力で熱殺菌を最小限に抑える製法「HPP技術」により素材本来のみずみずしいおいしさと栄養を実現しました。
「ナチュラル・新鮮・おいしい・本物」をモノづくりのモットーにしたフルッタフルッタこだわりの一品です。
⑦店舗
2020年6月8日(月)に渋谷ヒカリエShinQs東横のれん街にてアサイーとプロテインのヘルシー・ファストフード店、『フルッタフルッタ アサイーエナジー®バー』をオープンしました。
当店は『フルッタフルッタ アサイーカフェ』の後続店となり、昨夏より始動した「アサイーでみなぎるプロジェクト」のアンテナショップとしてリニューアルするに至りました。
近年、全国的にスポーツ人口が増加傾向にある中で、女性のボディメイクへの関心の高まりや、食事で意識的に摂取したい栄養素の第一位にたんぱく質がランクインするなど、市況が変化しています。当店では、「みなぎるフルーツ、アサイー」とプロテインの、カラダの基礎をつくる二つの素材を、シリアスなトレーニー層のみならずライト層や健康志向の方が求めるスポメシとして、ワークアウト前後のエネルギー補給やリカバリー用に手軽に摂取できるよう、リーズナブルな価格面とテイクアウト可能なポータビリティ性を重視した形態でご提供しております。
⑧アサイーの機能性研究
カナダのトロント大学(以下:トロント大学)が、現在カナダとブラジルで実施している、新型コロナウィルス(COVID-19)(以下:新型コロナ)患者に対するNLRP3誘発性炎症※1の重症化を改善する効果の臨床研究に、当社アサイー原料を使用するための実証実験を2021年1月25日より開始しました。
トロント大学の、マイケル・ファルコ教授(Dr.Michael Farkouh /医学部研究副院長)と、アナ・アンドレアザ准教授(Dr.Ana Andreazza /薬理学・毒物学および精神科)は、2020年5月から、抗炎症作用を持つ可能性のある安全で天然のアサイーが、新型コロナ患者への治療の選択肢となり得るかを臨床研究しており、当社としても強い関心を持って着目してまいりました。
新型コロナにおけるこれまでの研究では、ウイルスが細胞に感染すると、細胞内のたんぱく質の複合体であるNLRP3インフラマソーム※2が活性化して炎症反応を引き起こすことが明らかになっています。アサイーの有効成分が、このNLRP3インフラマソームレベルを下げ、炎症の悪化を抑制させることが、新型コロナの治療方法として期待されています。
先行している第一次臨床試験によりアサイーの抗炎症効果が認められた場合、より完成度の高い原料の安定供給が求められることから、当社のアサイー原料による実証試験を実施することになりました。
この度の取り組みにより、当社原料の有用性を実証確認の上、臨床テストにおいても共同研究者として参画していく予定です。

※1:NLRP3インフラマソームに起因する炎症
※2:タンパク質の複合体であり、細胞内に存在し、ウイルスや細菌、環境中の刺激物(シリカ、アスベストなど)によって活性化する。これにより炎症性サイトカイン(免疫系細胞から分泌されるタンパク質)が細胞外へ放出されて、発熱や感染局所での炎症反応が起こる。


事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E31035] S100LUVS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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