ホッカンホールディングス株式会社 研究開発活動 (2020年3月期)

当連結会計年度において、当社グループは変化の激しい時代に対応すべく、グループ各社との連携を深め、将来の利益創出を方向付ける技術開発、商品開発などの研究開発活動を行ってまいりました。研究開発費の総額は890百万円であります。
セグメントの研究開発活動を示すと、次のとおりであります。
(1) 容器事業
近年の容器業界では、従来から実施してきた利便性の追求、環境負荷低減、軽量化の推進となる容器・生産システムの開発に対して、サスティナビリティ(持続可能性)を追及していくことが重要になっております。
メタル容器におきましては、利便性、意匠性、耐内容物性に優れた容器や、消費者目線に立った製品の開発、提案を行って上市を目指すとともに、材料使用量削減、エネルギー削減、安価材の採用、工程改善による環境負荷低減、コストダウン、生産性向上に取り組んでおります。
プラスチック容器におきましては、利便性を考えた差別化容器の開発、食の安全を考えたハイバリアボトルの開発、リサイクル素材を使用した製品開発を行い、サスティナビリティの追求を行うとともに新たな顧客市場の獲得に向け取り組んでおります。
研究開発費の金額は、788百万円であります。

(2) 充填事業

環境に配慮した充填技術及び新規市場参入のための研究開発を行っております。
研究開発費の金額は、60百万円であります。