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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100KUVR (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 日本フイルコン株式会社 事業等のリスク (2020年11月期)


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当社グループの経営成績、財務状況ならびに株価等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには、以下のようなものがあります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)国内市場の縮小
当社グループは世界各地で事業を展開しておりますが、全売上高に占める国内売上高は依然として高い水準にあります。当社グループの業績は国内の各種需要に大きく左右されます。今後、国内では人口減少が続くと予想されております。人口減少は消費需要を中心とする国内市場の縮小要因となります。国内市場の縮小は当社グループの経営成績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
国内市場の縮小に対しては、海外での拡販を進め、国内市場でも今後需要の増大が予想される分野に経営資源を集中してまいります。
(2)競合他社の動向
競合先による競争力ある新製品の発売、価格競争の激化、低価格品などへの需要シフト、競合先同士の提携による規模拡大は当社グループの経営成績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループでは事業基盤の強化や事業領域の拡大を目指し、他社との提携・買収による成長を積極的に模索いたします。
(3)技術変化への対応
当社グループが取り扱う製品の技術の進化や変化への適切な対応を誤った場合、当社グループの経営成績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(4)各事業のリスク
①産業用機能フィルター・コンベア事業
当セグメントの製紙製品分野では、主要販売先である国内紙パルプ業界の生産動向の影響を受けます。国内の印刷用紙の需要はデジタル化の進展などにより減少しております。印刷用紙の生産量の減少は当社グループの経営成績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
当事業では、海外市場での拡販、今後世界的に増加が予想される板紙、家庭紙、不織布向けワイヤーの開発を進めてまいります。
②電子部材・フォトマスク事業
当セグメントの事業は、基本的に得意先で設計されたパターン(回路図など)を金属板やフイルムと金属を合わせた複合材料、電子デバイスなどを製造する時に使用されるパターニング原版に転写(エッチング加工)する受託加工のため、得意先の開発動向、販売動向の影響を大きく受けます。得意先での開発の方針変更・延期・中止、得意先の販売動向は当社グループの経営成績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
当事業では、得意先からの引き合いを増やすべく、多様な加工依頼に応えられるよう加工技術をより一層磨きます。また、今後伸びが予想される分野での販売活動を強化いたします。
③環境・水処理事業
国内の学校数は減少し、学校プールの市場は縮小しております。市場の縮小は当社グループの経営成績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
当事業では、縮小する市場の中でも底堅い需要が見込める都市部に経営資源を集中してまいります。
④不動産賃貸事業
賃貸物件の老朽化による賃料の減額は当社グループの経営成績及び財務状態に影響を及ぼす可能性があります。
当事業では、適宜適切なメンテナンスによる賃料維持に努めてまいります。
(5)海外展開に伴う各種リスク
当社グループは、日本国内にとどまらず、アジア、オセアニア、北米、ヨーロッパ等海外に生産・販売活動を展開しております。グローバルな事業活動を展開するうえで、現地の法的規制、政情不安や事業環境等の変動は、当社グループの経営成績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

(6)原材料の調達
当社グループの生産する製品の大部分は、特殊な原材料を使用するため、国内外の限られた仕入先から調達しておりますが、価格および品質等の要因により、当該仕入先からの安定的な調達に支障が生じた場合、当社グループの経営成績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(7)金融市況および為替の変動に関するリスク
当社グループは、取引先や金融機関等の株式を所有しており、取引市場における株価変動の影響を受けるほか、有利子負債等を有しており、金利変動の影響を受けます。
また、当社グループは広く海外に取引先や現地法人を有しており、為替変動による影響を受けます。
これら金融市況および為替の変動は、当社グループの経営成績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(8)情報セキュリティ
当社グループは、各社において業務効率向上のため、受注・生産・販売や人事・会計等の情報システムを有しており、これらの情報システムと機密情報の運用管理について、情報セキュリティに関する基本方針を制定し、その順守とセキュリティレベルの確保に継続的に取り組んでおります。しかしながら、このような取り組みにもかかわらず予期せぬ外部からのサイバー攻撃や不正アクセス、コンピュータウイルスの感染その他の不測の事態により、機密情報の滅失、社外漏洩ならびに情報システムの一定期間停止等のリスクを完全に排除できるものではありません。そのような事態が発生した場合、当社グループの経営成績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(9)環境関連
当社グループは、事業活動により発生する廃棄物や有害物質等について、環境関連法令の適用を受け、これらの規制を順守するとともに、ISO14001の認証を取得する等して環境に配慮した事業活動を展開しております。しかしながら、過去、現在および将来の当社グループの事業活動に関して、環境に関する法的、社会的責任を負う事態が生じた場合には、当社グループの経営成績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(10)災害等の発生
当社グループは、生産拠点および販売拠点を国内外に展開しており、大規模地震、洪水等予測不能の自然災害等により甚大な被害を受けた場合、当社グループの経営成績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(11)訴訟等のリスク
当社グループは、国内外に事業活動を展開しており、それらが訴訟その他法的手続きの対象となる可能性があります。これらの事態が発生した場合には、その結果により、当社グループの経営成績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
(12)新型コロナウイルス感染症
新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により経済活動が低迷し、当社グループの受注は減少いたしました。当社グループでは新型コロナウイルス感染症収束による得意先の活動再開や移動制限解除を待つだけでなく、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3) 優先的に対処すべき課題」に記載した取り組みを進めてまいります。
また、当社グループ内で多数の罹患者が出た場合、事業活動に制限を受ける恐れがあります。当社グループでは、関係者の安全と事業継続のため下記施策を実施中です。
・毎日の検温、マスク着用、手洗い、消毒、うがい
・時差出勤、在宅勤務、事務機能の分散化、WEB会議システムの活用
・事業所への入場制限 等

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01370] S100KUVR)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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