有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100N3T8 (EDINETへの外部リンク)
川岸工業株式会社 研究開発活動 (2021年9月期)
当事業年度は、鉄骨製作の溶接高能率化に焦点を当てて、当事業年度継続テーマとして、柱スキンプレートの強度レベルを590N/mm2級鋼材を用いて、柱スキンプレートと内ダイアフラムの板厚差がエレクトロスラグ溶接部(ESW部)の機械的性能に与える影響を確認する目的として溶接施工実験を行いました。また、新材料・新工法導入の一環としてNBFW(Non Brittle Fracture Welding)法の適用が回避可能な鋼材である冷間成形角形鋼管SBCP385TF材による溶接施工実験を行いました。
溶接実験結果は、いずれの溶接実験においても健全な溶接継手で良好な機械的性能が得られております。これらの研究成果は2022年度建築学会論文大会に論文投稿を予定しており、昨年度の研究成果の一部は2021年度建築学会論文大会(東海)に論文を投稿し、論文発表をしております。
来年度は、継続テーマと新材料・新工法導入の一環として、以下の研究テーマを計画しております。
・新材料、新工法導入の一環として、大入熱対応の新規鋼材である780N/mm2(HBL630C)鋼材を用いた溶接組立箱形断面柱(BOX柱)を対象に、CO2ガスシールドアーク溶接(角継手)においては拡散性水素低減装置を用いた場合の予熱、後熱必要性を確認するとともに、内ダイアフラム溶接接合にESWを適用する場合における溶接継手の機械的性能を確認するための溶接施工実験
・当事業年度継続研究テーマとして、柱スキンプレートと内ダイアフラムの板厚差に着目して、柱スキンプレートと内ダイアフラムの板厚差(3、4、5サイズ差)の違いが、ESW部の機械的性能に及ぼす影響を確認するための溶接施工実験
一方、外部活動は、日本建築学会の鉄骨工事運営委員会、日本鋼構造協会の研究委員会及び鉄骨建設協会の技術研究委員会にも積極的に参加し、当社技術レベルアップに努めております。
当事業年度における研究開発費は、3百万円であります。
溶接実験結果は、いずれの溶接実験においても健全な溶接継手で良好な機械的性能が得られております。これらの研究成果は2022年度建築学会論文大会に論文投稿を予定しており、昨年度の研究成果の一部は2021年度建築学会論文大会(東海)に論文を投稿し、論文発表をしております。
来年度は、継続テーマと新材料・新工法導入の一環として、以下の研究テーマを計画しております。
・新材料、新工法導入の一環として、大入熱対応の新規鋼材である780N/mm2(HBL630C)鋼材を用いた溶接組立箱形断面柱(BOX柱)を対象に、CO2ガスシールドアーク溶接(角継手)においては拡散性水素低減装置を用いた場合の予熱、後熱必要性を確認するとともに、内ダイアフラム溶接接合にESWを適用する場合における溶接継手の機械的性能を確認するための溶接施工実験
・当事業年度継続研究テーマとして、柱スキンプレートと内ダイアフラムの板厚差に着目して、柱スキンプレートと内ダイアフラムの板厚差(3、4、5サイズ差)の違いが、ESW部の機械的性能に及ぼす影響を確認するための溶接施工実験
一方、外部活動は、日本建築学会の鉄骨工事運営委員会、日本鋼構造協会の研究委員会及び鉄骨建設協会の技術研究委員会にも積極的に参加し、当社技術レベルアップに努めております。
当事業年度における研究開発費は、3百万円であります。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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