有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LMFT (EDINETへの外部リンク)
三和ホールディングス株式会社 研究開発活動 (2021年3月期)
当連結会計年度における研究開発活動は、用途別市場に対する品揃えとプラットフォーム化推進、商品・部材・部品の整理統合を図り、かつ、品質、安全、施工性の向上及びコストダウンを推し進めながら、新製品の開発及び既存製品の改良に取り組みました。なお、研究開発費の総額は4,641百万円となっております。
セグメント別の研究開発活動は以下のとおりであります。
(1) 日本
主にシャッター、ドア商品の開発に注力しており、近年の大型台風に対する防災・減災商品として、昨年商品化し、好評だった高強度シャッター「耐風ガード」の新しいラインアップを追加し、耐風ガードシリーズとして強化を図りました。店舗・倉庫・車庫の出入口向けには、軽量シャッター「耐風ガードL」を発売しました。シャッターカーテンの両端に設置した可動式耐風フックを作動させることで、従来比2倍の耐風圧性能を確保します。また、軽量シャッター用補強部材「耐風ガードLプラス」は、既設の軽量シャッターに追加設置することで従来比2倍の耐風圧性能を確保できます。三和シヤッター工業㈱製の軽量シャッターであれば手動式・電動式ともに対応可能で、工具不要で台風接近や強風予測時にお客様自身で簡単に取付け、取外しが可能です。
物流倉庫、工場及び商業・一般ビル向けシャッター商品としては、「耐風ガードプラス」を既設の重量シャッターに追加設置することで、耐風圧1200Paを確保することができます。操作が簡単で保管時はシャッター袖部に収納することができ、耐風形スラットや耐風形ガイドレールへの交換工事、改修を必要とせず、溶接なしで短時間での取付けが可能です。また、産業用オーバースライダーに急降下停止装置「SPロック」を標準装備しました。経年劣化や腐食等により万が一スプリングが切れた際にも、ロック装置によりパネルの急降下を防ぎます。
ドア商品の商業・一般ビル向けでは、ガラス入り特定防火設備自動ドア「ファイヤードSオートドア避難用開口付き」の袖部FIX窓タイプに加え、袖部壁タイプの大臣認定を新たに取得し、発売しました。これにより、多様な納まりに対応可能となりました。また、「ファイヤードS」シリーズに「無溶接工法」を追加しました。施工性向上や現場作業の省力化が可能となるとともに、施工時の火災事故防止、溶接時に発生する人体に有害な粉塵やヒュームの対策など安全性の向上につながります。
マンション市場向け商品では、マンションドアシリーズのリニューアルとして、表面材と錠前のバリエーションを見直し、より豊富な商品ラインアップを取り揃えました。医療・福祉施設向け商品では、内廊下用玄関引き戸「スムード悠楽T-3仕様」を追加しました。軽量引き戸では業界初の遮音性T-3を満たし、国土交通省公表「ホテル又は旅館における高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」に適合した、ユニバーサルデザインの玄関引き戸です。間仕切関連商品では、従来のガラスパーティションに「防火設備FIXガラス仕様」を追加しました。防火設備大臣認定を取得したガラスパーティションとして業界最大の開口幅を確保しています。さらに、洗練された意匠が特長のガラス引き戸「スライドクール」と防火設備の大臣認定を取得した「スライドクールF(防火)」を発売し、ガラスパーティションのバリエーションを充実させました。「防火設備FIXガラス仕様」と「スライドクールF(防火)」を組み合せ、一部の避難規定が緩和される避難安全検証法“ルートB”に対応することも可能です。
トイレブースでは、開閉がスムーズに行える曲面形状のスライドドア「Rブース TR40」のバリエーション拡充を図りました。「電動式」は非接触でドアの開閉や施錠ができ、不特定多数が利用する施設内でも衛生的に開閉することができます。バリアフリータイプの「半自動式(常開仕様)」は、車いすやベビーカー等の利用者に対応した広開口タイプでありながら、曲面ドアの特性を生かしてコンパクトに納めることが可能です。また、ニューノーマル対応商品として、表面材や取手などの直接手に触れやすい部分に抗ウイルス機能をプラスした「抗ウイルス仕様トイレブース」を追加しました。業界で初めてトイレブースとしての一般社団法人抗菌製品技術協議会「抗ウイルスSIAA」認証を取得しました。
住宅向け商品では、防災・減災商品として、従来比3倍で業界No.1の耐風圧強度2400Paを実現した、高耐風圧窓シャッター「マドモア耐風ガード」を発売しました。従来の窓シャッターは防犯対策として主に戸建住宅の1階部分に設置されていましたが、近年の大型化する台風に伴う強風による飛来物から住まいを守るため、45m程度(14~15階相当)の中層マンションにも設置可能です。また、防火性能も確保しているため、防火設備の設置が義務付けられた開口部にも対応します。さらに、ブラインド機能を備えた住宅用窓シャッターに「マドモアブラインドF」を追加しました。シャッターカーテンを構成するスラットに従来品よりスマートでフラットな形状を採用し、業界最大の開口率、耐風圧性能、設計範囲を実現しています。スラットの角度を調節することにより、外部からの視線や直射日光を遮りながら通風ができるため、省エネ効果や室内換気を促すことで密閉空間を防ぎ、感染症の感染リスクの低減も期待できます。その他に、アルミガレージシャッター「静々動々」に、従来比2倍の開放速度を実現したハイスピードタイプを追加しました。安全性・耐風圧性能・耐久回数を従来よりも更に向上、木目調の新色も2色加えて大幅にリニューアルしました。
なお、当セグメントに係る研究開発費は、1,932百万円であります。
(2) 北米
主に住宅用・商業用開閉機の開発に注力しており、商業用開閉機については、耐風圧製品、ハイスピードドアなどの新製品の追加や、非接触の開閉操作を目的として医療施設や学校オフィスなどの既存の開き戸を自動化するための開閉機の開発・販売を行いました。また、住宅用開閉機については、宅配ボックス向け、ホームオートメーション対応のWi-Fi接続商品の開発やホームセンター向けの商品拡充に努めました。
なお、当セグメントに係る研究開発費は、2,012百万円であります。
(3) 欧州
産業用ドアについては、開閉機のみでスプリングを使用せずに開閉可能な産業用ドアや高耐風圧性能を有する高速シャッターなどの開発を行いました。ヒンジドアについては、欧州共通の耐火基準をクリアするために開発した耐火スライディングドアや製品ラインアップ拡充に注力しました。また、ガレージドアについては、ホームオートメーション対応のWi-Fi接続商品開発に注力しました。
なお、当セグメントに係る研究開発費は、610百万円であります。
(4) アジア
主に上海、香港、台湾、ベトナムにおいて、シャッター製品・ドア製品等の開発・改良に注力しています。
なお、当セグメントに係る研究開発費は、86百万円であります。
セグメント別の研究開発活動は以下のとおりであります。
(1) 日本
主にシャッター、ドア商品の開発に注力しており、近年の大型台風に対する防災・減災商品として、昨年商品化し、好評だった高強度シャッター「耐風ガード」の新しいラインアップを追加し、耐風ガードシリーズとして強化を図りました。店舗・倉庫・車庫の出入口向けには、軽量シャッター「耐風ガードL」を発売しました。シャッターカーテンの両端に設置した可動式耐風フックを作動させることで、従来比2倍の耐風圧性能を確保します。また、軽量シャッター用補強部材「耐風ガードLプラス」は、既設の軽量シャッターに追加設置することで従来比2倍の耐風圧性能を確保できます。三和シヤッター工業㈱製の軽量シャッターであれば手動式・電動式ともに対応可能で、工具不要で台風接近や強風予測時にお客様自身で簡単に取付け、取外しが可能です。
物流倉庫、工場及び商業・一般ビル向けシャッター商品としては、「耐風ガードプラス」を既設の重量シャッターに追加設置することで、耐風圧1200Paを確保することができます。操作が簡単で保管時はシャッター袖部に収納することができ、耐風形スラットや耐風形ガイドレールへの交換工事、改修を必要とせず、溶接なしで短時間での取付けが可能です。また、産業用オーバースライダーに急降下停止装置「SPロック」を標準装備しました。経年劣化や腐食等により万が一スプリングが切れた際にも、ロック装置によりパネルの急降下を防ぎます。
ドア商品の商業・一般ビル向けでは、ガラス入り特定防火設備自動ドア「ファイヤードSオートドア避難用開口付き」の袖部FIX窓タイプに加え、袖部壁タイプの大臣認定を新たに取得し、発売しました。これにより、多様な納まりに対応可能となりました。また、「ファイヤードS」シリーズに「無溶接工法」を追加しました。施工性向上や現場作業の省力化が可能となるとともに、施工時の火災事故防止、溶接時に発生する人体に有害な粉塵やヒュームの対策など安全性の向上につながります。
マンション市場向け商品では、マンションドアシリーズのリニューアルとして、表面材と錠前のバリエーションを見直し、より豊富な商品ラインアップを取り揃えました。医療・福祉施設向け商品では、内廊下用玄関引き戸「スムード悠楽T-3仕様」を追加しました。軽量引き戸では業界初の遮音性T-3を満たし、国土交通省公表「ホテル又は旅館における高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」に適合した、ユニバーサルデザインの玄関引き戸です。間仕切関連商品では、従来のガラスパーティションに「防火設備FIXガラス仕様」を追加しました。防火設備大臣認定を取得したガラスパーティションとして業界最大の開口幅を確保しています。さらに、洗練された意匠が特長のガラス引き戸「スライドクール」と防火設備の大臣認定を取得した「スライドクールF(防火)」を発売し、ガラスパーティションのバリエーションを充実させました。「防火設備FIXガラス仕様」と「スライドクールF(防火)」を組み合せ、一部の避難規定が緩和される避難安全検証法“ルートB”に対応することも可能です。
トイレブースでは、開閉がスムーズに行える曲面形状のスライドドア「Rブース TR40」のバリエーション拡充を図りました。「電動式」は非接触でドアの開閉や施錠ができ、不特定多数が利用する施設内でも衛生的に開閉することができます。バリアフリータイプの「半自動式(常開仕様)」は、車いすやベビーカー等の利用者に対応した広開口タイプでありながら、曲面ドアの特性を生かしてコンパクトに納めることが可能です。また、ニューノーマル対応商品として、表面材や取手などの直接手に触れやすい部分に抗ウイルス機能をプラスした「抗ウイルス仕様トイレブース」を追加しました。業界で初めてトイレブースとしての一般社団法人抗菌製品技術協議会「抗ウイルスSIAA」認証を取得しました。
住宅向け商品では、防災・減災商品として、従来比3倍で業界No.1の耐風圧強度2400Paを実現した、高耐風圧窓シャッター「マドモア耐風ガード」を発売しました。従来の窓シャッターは防犯対策として主に戸建住宅の1階部分に設置されていましたが、近年の大型化する台風に伴う強風による飛来物から住まいを守るため、45m程度(14~15階相当)の中層マンションにも設置可能です。また、防火性能も確保しているため、防火設備の設置が義務付けられた開口部にも対応します。さらに、ブラインド機能を備えた住宅用窓シャッターに「マドモアブラインドF」を追加しました。シャッターカーテンを構成するスラットに従来品よりスマートでフラットな形状を採用し、業界最大の開口率、耐風圧性能、設計範囲を実現しています。スラットの角度を調節することにより、外部からの視線や直射日光を遮りながら通風ができるため、省エネ効果や室内換気を促すことで密閉空間を防ぎ、感染症の感染リスクの低減も期待できます。その他に、アルミガレージシャッター「静々動々」に、従来比2倍の開放速度を実現したハイスピードタイプを追加しました。安全性・耐風圧性能・耐久回数を従来よりも更に向上、木目調の新色も2色加えて大幅にリニューアルしました。
なお、当セグメントに係る研究開発費は、1,932百万円であります。
(2) 北米
主に住宅用・商業用開閉機の開発に注力しており、商業用開閉機については、耐風圧製品、ハイスピードドアなどの新製品の追加や、非接触の開閉操作を目的として医療施設や学校オフィスなどの既存の開き戸を自動化するための開閉機の開発・販売を行いました。また、住宅用開閉機については、宅配ボックス向け、ホームオートメーション対応のWi-Fi接続商品の開発やホームセンター向けの商品拡充に努めました。
なお、当セグメントに係る研究開発費は、2,012百万円であります。
(3) 欧州
産業用ドアについては、開閉機のみでスプリングを使用せずに開閉可能な産業用ドアや高耐風圧性能を有する高速シャッターなどの開発を行いました。ヒンジドアについては、欧州共通の耐火基準をクリアするために開発した耐火スライディングドアや製品ラインアップ拡充に注力しました。また、ガレージドアについては、ホームオートメーション対応のWi-Fi接続商品開発に注力しました。
なお、当セグメントに係る研究開発費は、610百万円であります。
(4) アジア
主に上海、香港、台湾、ベトナムにおいて、シャッター製品・ドア製品等の開発・改良に注力しています。
なお、当セグメントに係る研究開発費は、86百万円であります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01385] S100LMFT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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