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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LTQ1 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社朝日工業社 研究開発活動 (2021年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社は、長年培ってきた空気・水・熱に関する技術をベースに、一般空調から様々な産業空調に亘る最適環境を目指して研究開発を行っています。また、固有の技術をベースに、先端産業分野向けの超精密温湿度調整装置の開発も行っています。
当連結会計年度における研究開発費は、211百万円です。

当連結会計年度における主な成果は下記のとおりです。

(設備工事事業)
技術研究所では、一般空調と産業空調を対象として、各種の建築や環境設備に対応した要素技術の研究開発やシステム開発、性能評価検証等の幅広い技術の創造を積極的に推進しております。また、新型コロナウイルス感染症対策のための殺菌装置の開発と評価施設の構築に取組みました。

(1) ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング)実現に向けた潜熱・顕熱分離空調の開発
業務用ビルのZEB化に向けて新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業で開発した「液冷空調システム」において、特に省エネの運用が難しい中間期において搬送動力の省エネ効果や室内温熱環境の確認を行い、デシカント空調システムへのデマンド制御の適用効果を明らかにしました。

(2) 環境改善に向けた研究開発の推進
既設建築物における下水臭の臭気対策として、添着活性炭にオゾンを有効に組み合わせて用いることにより、寿命を大きく延伸させる装置の開発、電化厨房の排気を外乱気流の影響を防ぎ、有効に排出する補助気流装置の開発等、環境改善のためのシステム開発を推進しました。

(3) アグリ分野に対する研究開発の取組み
高付加価値植物研究開発としてコメ型経口ワクチン(ムコライス)の省エネ栽培システムに取り組みました。また、植物工場で生育可能な種々の作物について栽培試験により最適な生育環境条件を探索しています。

(4) 電解水燻蒸殺菌装置の開発
室内の表面に付着した新型コロナウイルス等の燻蒸殺菌用として、電気分解により生成する次亜塩素酸水を利用した電解水燻蒸殺菌装置を開発しました。日本電気工業会規格JEM1467により付着ウイルスの抑制性能が確認されました。

(5) 微粒子や気流の可視化試験室「みえるかラボ」の構築
新型コロナウイルス感染症対策技術に対する研究開発を促進するため、大空間における微粒子や気流の可視化を実現する専用実験室「みえるかラボ」を構築しました。飛沫が拡散する様子や換気の効果を可視化できるようになることから、感染症対策に有効な技術や製品の開発に活用してまいります。また、お客様が抱える課題に対して、可視化技術を応用した新たな視点からのソリューションを提供し、人々が安全に過ごせる環境作りに取り組んでまいります。

(機器製造販売事業)
半導体や液晶ディスプレイなどの先端産業分野向けの超精密制御機器や装置の大型化と高精度化に対応するための製品開発を、技術研究所での基礎研究をもとに行いました。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00153] S100LTQ1)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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