有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LNG3 (EDINETへの外部リンク)
株式会社 赤阪鐵工所 研究開発活動 (2021年3月期)
当社の研究開発は、コンパクト・高出力化・省エネを追及した船舶用主機関開発とその環境規制適合技術開発、船舶運航用の遠隔操縦措置・監視診断装置の開発等に重点をおいて実施しております。
当事業年度に支出した研究開発費は、230百万円となっております。
内燃機関関連事業
IMO(国際海事機関)による国際海運からのGHG(温室効果ガス)排出ゼロを目指すGHG削減戦略や国内のGHG排出削減目標の達成に向けた取組みとして、GHGゼロエミッション船実現のブリッジ技術となるLNG(液化天然ガス)を燃料とする舶用ガス専焼エンジン「USE30G機関」を開発、市場投入に向けた各種試験を進めています。試験では、ガスエンジンの課題である負荷特性の改善、メタンスリップの低減に向けた研究開発を進め、他社との差別化を図っています。また、GHGゼロエミッション技術となる水素、アンモニア、バイオ燃料などの代替燃料に対する調査研究をスタートし、環境対応技術の確立に向け研究開発を進めています。
外航船、内航船の主機関として多数採用いただいている2ストロークディーゼル機関では、NOx3次規制適合機関6UEC33LSE-C2-SCR機関を製造、本機関を搭載した船舶の海上試運転も無事終了し、客先への引き渡しを完了しております。また、ライセンサである株式会社ジャパンエンジンコーポレーションの低速2ストロークディーゼル機関の新機種、UEC33LSH-C2、UEC42LSH-Eco-D3-EGRの導入設計を開始、それぞれ2023年、2024年の市場投入に向けた準備を進めています。
一方、将来の自動運航船の実現に向けた取組みとして、IoTを活用し就航中の主機関の運転データを自動収集しクラウドへ保存し、主機関の運転状態を監視できるAE-Dr.(AKASAKA Engine Doctor)の開発、実船搭載を進めています。AE-Dr.では、主機関の運転データを蓄積し閲覧するAE-Dr.-Lightに加え、データ診断を行うAE-Dr.-Standardを開発、高度船舶管理システムに対応したAE-Dr.-Premiumを合わせた3つシステムを準備して、顧客のニーズに合わせたサービスの提供を行っています。
船内環境改善を目的に開発を進めてきた防音室では、自治体の調査船への採用が決まり、本船仕様に合わせた設計開発を進めています。船室の騒音レベルを60dB(A)以下に抑えることが求められるなか、一般ユーザー向けに製造販売されている防音室を船室に適用すべく遮音性能・防火性能の向上を図り、NK(日本海事協会)の型式承認を取得に加えJG(国土交通省)の型式承認も取得し、実船への採用に至っております。また、この防音室の技術を船舶テレフォンブースと防音床へと展開するなど、船内環境の改善に向けた商品の開発を実施しております。
当事業年度に支出した研究開発費は、230百万円となっております。
内燃機関関連事業
IMO(国際海事機関)による国際海運からのGHG(温室効果ガス)排出ゼロを目指すGHG削減戦略や国内のGHG排出削減目標の達成に向けた取組みとして、GHGゼロエミッション船実現のブリッジ技術となるLNG(液化天然ガス)を燃料とする舶用ガス専焼エンジン「USE30G機関」を開発、市場投入に向けた各種試験を進めています。試験では、ガスエンジンの課題である負荷特性の改善、メタンスリップの低減に向けた研究開発を進め、他社との差別化を図っています。また、GHGゼロエミッション技術となる水素、アンモニア、バイオ燃料などの代替燃料に対する調査研究をスタートし、環境対応技術の確立に向け研究開発を進めています。
外航船、内航船の主機関として多数採用いただいている2ストロークディーゼル機関では、NOx3次規制適合機関6UEC33LSE-C2-SCR機関を製造、本機関を搭載した船舶の海上試運転も無事終了し、客先への引き渡しを完了しております。また、ライセンサである株式会社ジャパンエンジンコーポレーションの低速2ストロークディーゼル機関の新機種、UEC33LSH-C2、UEC42LSH-Eco-D3-EGRの導入設計を開始、それぞれ2023年、2024年の市場投入に向けた準備を進めています。
一方、将来の自動運航船の実現に向けた取組みとして、IoTを活用し就航中の主機関の運転データを自動収集しクラウドへ保存し、主機関の運転状態を監視できるAE-Dr.(AKASAKA Engine Doctor)の開発、実船搭載を進めています。AE-Dr.では、主機関の運転データを蓄積し閲覧するAE-Dr.-Lightに加え、データ診断を行うAE-Dr.-Standardを開発、高度船舶管理システムに対応したAE-Dr.-Premiumを合わせた3つシステムを準備して、顧客のニーズに合わせたサービスの提供を行っています。
船内環境改善を目的に開発を進めてきた防音室では、自治体の調査船への採用が決まり、本船仕様に合わせた設計開発を進めています。船室の騒音レベルを60dB(A)以下に抑えることが求められるなか、一般ユーザー向けに製造販売されている防音室を船室に適用すべく遮音性能・防火性能の向上を図り、NK(日本海事協会)の型式承認を取得に加えJG(国土交通省)の型式承認も取得し、実船への採用に至っております。また、この防音室の技術を船舶テレフォンブースと防音床へと展開するなど、船内環境の改善に向けた商品の開発を実施しております。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01475] S100LNG3)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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