株式会社石井鐵工所 研究開発活動 (2021年3月期)

当社グループでは、主として当社の鉄構事業セグメントにおいて研究開発活動を行っており、事業の多様化を図るために、既存事業領域上急務となっている新製品、新工法の開発を主とし研究開発活動を行っている他、将来の事業推進の核となる新技術の基礎研究開発を行っております。
なお、当連結会計年度では、技術研究部門で新たに確認された溶接法を建設現場において採用し、溶接施工の効率化を図ることができました。
また、脱炭素化社会の実現に向け、エネルギー分野も大きく変革することが予想されており、当社においても、調査活動及び溶接等の技術対応に向けた研究開発を引き続き進めております。
開発室では、開発項目の絞込みにより、一部売上に寄与することができました。
当連結会計年度の研究開発費は2,234千円であります。
新たな中期経営計画(3ヶ年)では、社内に分散されていた企画・研究・開発部門をひとつに統合した専任部門を設け、エネルギー分野の変革等、社会環境の変化に取り残されないよう、スピード化を重視した研究・開発に取り組んでいく所存です。