有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LVHL (EDINETへの外部リンク)
オイレス工業株式会社 研究開発活動 (2021年3月期)
当企業グループは長年の研究開発で培ってきた摩擦・摩耗・潤滑に関わるトライボロジー技術と、免震・制震をはじめとしたダンピング(振動制御)技術をコア技術とする強みを活かし、軸受機器、構造機器、建築機器の分野を中心に、お客様のニーズに対応し「世界初・世界一」となる新製品の開発や既存製品の改良開発をスピーディに取り組んでおります。
軸受機器においては、グローバル競争に対応すべく、現地においての依頼試験対応、システム評価による提案を強化し、次世代重点部品となる新製品開発に取り組んでおります。自動車向け製品では、CASEに象徴される自動車業界のパラダイムシフトに対応した製品開発を推進するとともに、コア技術を応用した高付加価値製品の創出に力を入れています。一般産業向け製品では、トライボロジー技術を追求し、グローバル展開を前提とした新材料の開発を進め、グローバルでのさらなるシェア拡大に努めております。
構造機器においては、更なる高性能、高品質の免制震装置の開発を継続的に推進するとともに、長周期長時間地震動対応、構造物の振動低減や長寿命化対策など市場ニーズに対応した製品の開発・改良を進め、市場の拡大と顧客満足度向上に努めております。また工場設備、インフラ設備などBCP関連分野に対する免震、制震装置の開発にも努めております。
建築機器においては、お客様の視点に立って、独創的かつ魅力的な商品やサービスを社会に提供できるよう新製品の開発を進めております。外付けブラインドは、日射遮蔽・断熱採光機能と通風・プライバシーの保護機能を併せ持ち、建物の快適空間創造と省エネ効果に貢献するよう研究開発に努め、ウィンドウ オペレーターは引き続きリニューアル・メンテナンスを強く推奨しつつ、高まる通風換気の需要に対して高次元に再生させ、省資源・循環型社会の形成に寄与できるよう開発に努めてまいります。
現在の研究開発担当者の人員は185名となっております。また、当連結会計年度の研究開発費は2,472百万円(売上高比4.7%)、前連結会計年度は2,573百万円(売上高比4.3%)です。
なお、当連結会計年度末において当企業グループが保有する産業財産権は次のとおりです。
日本国内産業財産権1,294件(この他出願中のもの128件)
外国産業財産権1,274件(この他出願中のもの203件)
各セグメント別の製品開発状況と研究開発費は次のとおりです。
(1)軸受機器
国内外拠点への設備投資を積極的におこない、生産体制の整備と現地での技術対応力の強化を継続して進めています。また、市場の技術進歩に対応する為、藤沢事業場を研究開発拠点として大幅に拡充します。最先端技術をいち早く展開することでシステム提案、付加価値提案をさらに強化し、常に市場に新しい価値を提供してまいります。
①自動車部品分野においては、CASEに対応した高付加価値製品の創出に向け、先行開発部門を強化します。次世代自動車におけるニーズ探索を推し進めるとともに、CAE解析による予測技術、システム評価技術を強化することで新製品開発を加速してまいります。
②一般産業部品分野においては、市場のニーズを迅速且つ、的確に掴み、当社の材料、製品開発に繋げることで、継続した新製品の上市を進めています。コア技術であるトライボロジー技術を駆使し、摩擦性能の向上を目標とした材料開発を進めるとともに、グリーン社会の実現に貢献できる高付加価値製品の創出に努めてまいります。
軸受機器に係る研究開発費は1,750百万円であります。
(2)構造機器
①建物向けでは、低層から超高層ビルまで、免震装置(鉛プラグ入り積層ゴム支承・すべり支承)、制震装置(粘性型制震壁・摩擦型制震壁)の高性能化、高耐久性を実現する研究開発に取組み、長周期長時間地震動に効果を発揮する製品を提供してまいります。
②橋梁向けでは、補修・耐震改修用すべり支承やダンパー等の耐震・減衰装置の開発により、市場ニーズに応える新製品を提供してまいります。
構造機器に係る研究開発費は633百万円であります。
(3)建築機器
①ビル用機器では、ウィンドウ オペレーターは使用者の利便性向上や高まる「健康空調・通風換気」使用のための耐久性を考慮した製品、自然換気装置では引き続き高層ビル向けBCP対応機能を強化した製品の開発に取り組んでまいりました。
②住宅用機器では、外付けブラインド「ブリイユ」をより多くの方にご採用いただくためテレビCMやWEB広告など宣伝活動にも力を注いでおり、お客様の要望をもとに製品の改良開発に取り組んでまいりました。
建築機器に係る研究開発費は88百万円であります。
軸受機器においては、グローバル競争に対応すべく、現地においての依頼試験対応、システム評価による提案を強化し、次世代重点部品となる新製品開発に取り組んでおります。自動車向け製品では、CASEに象徴される自動車業界のパラダイムシフトに対応した製品開発を推進するとともに、コア技術を応用した高付加価値製品の創出に力を入れています。一般産業向け製品では、トライボロジー技術を追求し、グローバル展開を前提とした新材料の開発を進め、グローバルでのさらなるシェア拡大に努めております。
構造機器においては、更なる高性能、高品質の免制震装置の開発を継続的に推進するとともに、長周期長時間地震動対応、構造物の振動低減や長寿命化対策など市場ニーズに対応した製品の開発・改良を進め、市場の拡大と顧客満足度向上に努めております。また工場設備、インフラ設備などBCP関連分野に対する免震、制震装置の開発にも努めております。
建築機器においては、お客様の視点に立って、独創的かつ魅力的な商品やサービスを社会に提供できるよう新製品の開発を進めております。外付けブラインドは、日射遮蔽・断熱採光機能と通風・プライバシーの保護機能を併せ持ち、建物の快適空間創造と省エネ効果に貢献するよう研究開発に努め、ウィンドウ オペレーターは引き続きリニューアル・メンテナンスを強く推奨しつつ、高まる通風換気の需要に対して高次元に再生させ、省資源・循環型社会の形成に寄与できるよう開発に努めてまいります。
現在の研究開発担当者の人員は185名となっております。また、当連結会計年度の研究開発費は2,472百万円(売上高比4.7%)、前連結会計年度は2,573百万円(売上高比4.3%)です。
なお、当連結会計年度末において当企業グループが保有する産業財産権は次のとおりです。
日本国内産業財産権1,294件(この他出願中のもの128件)
外国産業財産権1,274件(この他出願中のもの203件)
各セグメント別の製品開発状況と研究開発費は次のとおりです。
(1)軸受機器
国内外拠点への設備投資を積極的におこない、生産体制の整備と現地での技術対応力の強化を継続して進めています。また、市場の技術進歩に対応する為、藤沢事業場を研究開発拠点として大幅に拡充します。最先端技術をいち早く展開することでシステム提案、付加価値提案をさらに強化し、常に市場に新しい価値を提供してまいります。
①自動車部品分野においては、CASEに対応した高付加価値製品の創出に向け、先行開発部門を強化します。次世代自動車におけるニーズ探索を推し進めるとともに、CAE解析による予測技術、システム評価技術を強化することで新製品開発を加速してまいります。
②一般産業部品分野においては、市場のニーズを迅速且つ、的確に掴み、当社の材料、製品開発に繋げることで、継続した新製品の上市を進めています。コア技術であるトライボロジー技術を駆使し、摩擦性能の向上を目標とした材料開発を進めるとともに、グリーン社会の実現に貢献できる高付加価値製品の創出に努めてまいります。
軸受機器に係る研究開発費は1,750百万円であります。
(2)構造機器
①建物向けでは、低層から超高層ビルまで、免震装置(鉛プラグ入り積層ゴム支承・すべり支承)、制震装置(粘性型制震壁・摩擦型制震壁)の高性能化、高耐久性を実現する研究開発に取組み、長周期長時間地震動に効果を発揮する製品を提供してまいります。
②橋梁向けでは、補修・耐震改修用すべり支承やダンパー等の耐震・減衰装置の開発により、市場ニーズに応える新製品を提供してまいります。
構造機器に係る研究開発費は633百万円であります。
(3)建築機器
①ビル用機器では、ウィンドウ オペレーターは使用者の利便性向上や高まる「健康空調・通風換気」使用のための耐久性を考慮した製品、自然換気装置では引き続き高層ビル向けBCP対応機能を強化した製品の開発に取り組んでまいりました。
②住宅用機器では、外付けブラインド「ブリイユ」をより多くの方にご採用いただくためテレビCMやWEB広告など宣伝活動にも力を注いでおり、お客様の要望をもとに製品の改良開発に取り組んでまいりました。
建築機器に係る研究開発費は88百万円であります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01642] S100LVHL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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