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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LOIJ (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社NFKホールディングス 研究開発活動 (2021年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当連結会計年度の研究開発活動は、新型コロナウィルス感染拡大等により共同研究先の顧客企業及び当社においても燃焼試験などの実験的な検討は実施できない状況が続いたことなどから、残念ながら進展が停滞しました。具体的には、国内ガス会社様およびセラミックメーカ様との協力により進めていた、セラミック材の高温焼成温用焼成キルンにおいて油燃料からガス燃料への転換の試みに関しては、2021年度から再開予定となっています。
また、鉄鋼産業用ラジアントチューブバーナについては、適用台数の多いスタンダード型のRTバーナの低NOx性能の改良成果を確認するための実証試験が国内鉄鋼メーカー様の御協力で実施予定されていたものが延期となっておりましたが、2021年度から再開する見込みです。
一方、政府が2050年までに実質のCO2排出をゼロとするという目標を国際的に公約したことを受け、カーボンフリー燃料を産業界において取り入れる動きが本格化すると予想され、それに対応するため、2021年度から顧客企業様と共同で水素バーナの開発を開始予定です。

当連結会計年度の研究開発費の総額は1,532千円でした。今後の研究開発活動における目的と課題は、次のとおりです。

(研究開発の目的)
1)セラミック焼成用の高温キルンのガス燃転のためのバーナ開発。
2)スタンダード型低NOⅹラジアントチューブバーナの性能改善と拡販のための実証。
3)当社の既存バーナをベースに水素燃料用に改造し、NOx排出特性を競争力のあるものに仕上げ、将来的な製品として利用可能にする。

(主要課題)
1)キルンバーナ:1700℃以上の高温となるセラミック焼成キルンに適用させるガス燃焼バーナの適正な燃焼条件の探索。
2)ラジアントチューブバーナ:スタンダード型低NOⅹバーナの改良成果をCOG燃料により検証。
3)水素は燃焼速度が速い燃料ゆえに火炎温度が高くなりやすいため、排出NOxを抑制させるためにバーナ近傍の混合を適正に制御する。

(成果及び進捗状況)
1)実機のセラミック焼成用高温キルンを用いた実証運転により、ガス燃焼バーナの燃焼条件と適正な焼成のためのキルン運転条件のマッチングを適正に行うことで最適な焼成が実現することが明らかとなっており、2021年度に確認試験を実施後、セラミックメーカ様における燃料転換計画におけるご採用を予定。
2)ラジアントチューブバーナは、鉄鋼で最も多く使用されるCOG燃料での実証試験を、大手鉄鋼会社様のご協力で実施準備中。(新型コロナウィルス感染拡大の影響により2021年4月時点で予定が遅延中であるが、2021年度中に実施予定)
3)当社の既存バーナの水素燃料用実証機の設計を実施中、また、顧客企業様の実験設備を用いる試験計画立案が進行中。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01648] S100LOIJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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