有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LPSG (EDINETへの外部リンク)
EIZO株式会社 研究開発活動 (2021年3月期)
開発体制としましては、日本、ドイツ、米国及び中国に有する開発拠点各々が企画・製造・販売部門と連携しており、市場ニーズに合致した製品をタイムリーに投入できる体制を構築しております。
当連結会計年度の主な研究開発活動は、次のとおりです。
B&P市場向けにおいては、27型および24.1型の液晶モニター「FlexScan EV2795」、「FlexScan EV2495」を開発しました。在宅勤務やサテライトオフィスなどの働き方が普及し、デスクトップPCからノートPCへの移行が加速する中、これらの製品は1本のUSB Type-CケーブルとノートPCとのシンプルな接続で、マルチモニターの広い作業領域を実現し、また有線LANによる安定かつ高速な通信を可能にしています。さらに、膨大な情報を取り扱うオフィスワークや金融機関のトレーディング業務においては、これらの機能を備えた当社初のウルトラワイド曲面モニター「FlexScan EV3895」を開発しました。当製品は両端まで見やすい湾曲した画面で没入感のある表示環境を実現しています。
ヘルスケア市場向けにおいては、手術室内のあらゆる映像の一元管理を簡単な操作で実現するシステム「ADMENIC V5/ex」を開発しました。当システムは手術室の医用映像機器の映像を、ネットワーク経由でリアルタイムに「ライブ配信」するとともに、その映像をライブラリ化して「管理」、「視聴」、「2次利用」を可能にしています。
V&S市場向けにおいては、インフラや設備の保全業務・監視において、映像の補正により視認性を向上させ、不良や不具合の検出精度向上に寄与するシステム「DuraVision EVS1VX/EVS1VS」を開発しました。本システムでは、撮影した映像から補正すべき情報を割り出して認識しやすいように視認性向上処理を行い、接続したモニターにリアルタイムに表示することができます。そのため、監視者が目視で異常を発見しやすく、防犯や不良検知率向上を可能にしています。また、AIによる自動検知においては異常検知向上を実現しています。
また、日本財団が実施する「無人運航船の実証実験にかかる技術開発共同プログラム」について、Designing the Future of Full Autonomous Ship プロジェクトのメンバーとして参加しています。映像の「撮影、記録、伝送、表示」をソリューションとして提供できる強みを活かし、遠隔操船時の本船の安全を確保する非常対応システムの開発を実施しています。船舶に搭載する屋外・夜間での撮影に適した超高感度カメラ、カメラ画像・船舶計器・機関室の状況などを統合的に記録し陸上へ伝送するシステムと、陸側のモニターシステムの基礎開発を行っております。
クリエイティブワーク市場向けにおいては、これまでのカラーマネージメントモニター「ColorEdge CGシリーズ」の開発に関して、映画芸術科学アカデミー(Academy of Motion Picture Arts and Sciences)が主催するアカデミー賞の一部門である「アカデミー科学技術賞」を受賞しました。同シリーズ製品に搭載されている自動キャリブレーション技術、デジタルユニフォミティ補正回路、他のソフトウェアとの連携を容易にするSDK(ソフトウェア開発キット)の開発が高く評価されました。
当連結会計年度の研究開発活動に要した費用は、当期は新機種開発の端境期であったことから前連結会計年度と比べ351百万円減少し、5,642百万円となりました。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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