有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100KZSF (EDINETへの外部リンク)
株式会社C&Gシステムズ 研究開発活動 (2020年12月期)
当連結会計年度におきましては、当社は以下のような研究開発活動に取り組み、当社製品の主要ユーザである金型関連メーカーにおける金型製造の効率化、高度化への貢献を目指しました。
当連結会計年度の研究開発費の総額は629百万円であり、全額CAD/CAMシステム等事業によるものであります。
当連結会計年度の主な研究開発活動は以下の通りであります。
本バージョンでは、マシニングセンター(MC)用の拡張機能として、「3軸CAMオプション」を新設しました。3軸CAMオプションを搭載することにより、CAMでも3次元の形状認識が可能となり、これまでの2軸による穴あけおよびポケット加工に加え、2次元形状だけでは困難だった3軸パスが混在した加工データを短時間で作成することができます。3軸パスには豊富な実績のあるCAM-TOOL エンジンの演算を使用し、高精度・高効率な加工を実現します。
その他、縮尺や用紙サイズの異なる図面を同一CADドキュメント内に作成可能な「フレーム機能」によるフレーム間連動、選択したばね部品の「ばね線図」を作成する機能などを実装しました。
本バージョンでは、簡単な操作で高品質な仕上がり面を確保することをコンセプトに開発した「同時5軸データの自動変換機能」のアルゴリズムを強化し、演算時間を従来比で60%短縮しました。また3軸パスをベースに、工具を傾ける必要がある部位に限定した5軸変換も可能とし、干渉エラー回避の試行錯誤に掛かるオペレータの負荷を大幅に低減しました。さらに旋回軸の無駄な動作を排除し、軸を固定化することで同時に動く軸数を抑制するなど、より安定した高精度加工を実現しました。
その他、切削効率に優れた等高線仕上げのオフセットパスの作成、プレス金型向けの板厚設定、コーナーR形状処理の高速化、CAM工程作成ツリー表示等の機能を実装しました。
③ AIQ V13.1
金型・部品製造向け工程管理システム、AIQ(アイク)の最新版「V13.1」を2020年7月にリリースしました。
本バージョンでは、多くの中小製造業において経営の圧迫要因となる過剰在庫の適正化を支援することを目的に「在庫管理オプション」のモジュールを新設しました。本モジュールを導入することでユーザは購入部材を入出庫登録して在庫を一元管理することができ、在庫調整や棚卸の機能を利用することで品目別の適正在庫を把握することが可能となります。これまで表計算ソフト等で属人化されていた入出庫の業務をシステム化し、非効率な購買や過剰な在庫を抑制することで、生産効率を高めることができます。
また、受注情報をベースに、「計画」、「実績」、「進捗」、「状態」、「集計」をトータル管理する「実績管理」では、請求書の発行処理や入金のチェックなど、検収後の事務手続きや取引状況の把握を効率化する「入金管理機能」を新たに搭載しました。
当連結会計年度の研究開発費の総額は629百万円であり、全額CAD/CAMシステム等事業によるものであります。
当連結会計年度の主な研究開発活動は以下の通りであります。
① EXCESS-HYBRID Ⅱ V5.1
金型製造向け2次元・3次元融合型CAD/CAMシステム、EXCESS-HYBRIDⅡの新版「V5.1」を2020年2月にリリースしました。本バージョンでは、マシニングセンター(MC)用の拡張機能として、「3軸CAMオプション」を新設しました。3軸CAMオプションを搭載することにより、CAMでも3次元の形状認識が可能となり、これまでの2軸による穴あけおよびポケット加工に加え、2次元形状だけでは困難だった3軸パスが混在した加工データを短時間で作成することができます。3軸パスには豊富な実績のあるCAM-TOOL エンジンの演算を使用し、高精度・高効率な加工を実現します。
その他、縮尺や用紙サイズの異なる図面を同一CADドキュメント内に作成可能な「フレーム機能」によるフレーム間連動、選択したばね部品の「ばね線図」を作成する機能などを実装しました。
② CAM-TOOL V16.1
金型製造向け5軸制御マシニングセンター対応CAD/CAMシステム、CAM-TOOL「V16.1」を2020年4月にリリースしました。本バージョンでは、簡単な操作で高品質な仕上がり面を確保することをコンセプトに開発した「同時5軸データの自動変換機能」のアルゴリズムを強化し、演算時間を従来比で60%短縮しました。また3軸パスをベースに、工具を傾ける必要がある部位に限定した5軸変換も可能とし、干渉エラー回避の試行錯誤に掛かるオペレータの負荷を大幅に低減しました。さらに旋回軸の無駄な動作を排除し、軸を固定化することで同時に動く軸数を抑制するなど、より安定した高精度加工を実現しました。
その他、切削効率に優れた等高線仕上げのオフセットパスの作成、プレス金型向けの板厚設定、コーナーR形状処理の高速化、CAM工程作成ツリー表示等の機能を実装しました。
③ AIQ V13.1
金型・部品製造向け工程管理システム、AIQ(アイク)の最新版「V13.1」を2020年7月にリリースしました。
本バージョンでは、多くの中小製造業において経営の圧迫要因となる過剰在庫の適正化を支援することを目的に「在庫管理オプション」のモジュールを新設しました。本モジュールを導入することでユーザは購入部材を入出庫登録して在庫を一元管理することができ、在庫調整や棚卸の機能を利用することで品目別の適正在庫を把握することが可能となります。これまで表計算ソフト等で属人化されていた入出庫の業務をシステム化し、非効率な購買や過剰な在庫を抑制することで、生産効率を高めることができます。
また、受注情報をベースに、「計画」、「実績」、「進捗」、「状態」、「集計」をトータル管理する「実績管理」では、請求書の発行処理や入金のチェックなど、検収後の事務手続きや取引状況の把握を効率化する「入金管理機能」を新たに搭載しました。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02120] S100KZSF)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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