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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LMPK (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社SUBARU 研究開発活動 (2021年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループは中期経営ビジョン「STEP」において、2025 年ビジョンとして次の3項目を掲げています。
1.個性を磨き上げ、お客様にとってDifferentな存在になる
2.お客様一人一人が主役の、心に響く事業活動を展開する
3.多様化する社会ニーズに貢献し、企業としての社会的責任を果たす

その実現のため、「会社の質の向上」「強固なブランドの構築」「集中戦略を軸とした持続的成長」の3つの取り組みに集中し、研究開発活動を進めています。当連結会計年度におけるグループ全体での研究開発支出は1,016億円です。セグメントごとの研究開発活動状況及び研究開発支出は次のとおりです。このうち、連結損益計算書の一般管理費に計上されている研究開発費は1,042億円です。

(1) 自動車事業
自動車の研究開発では、中期経営ビジョン「STEP」で掲げる「安心と愉しさ」の提供を通じて、お客様から共感され、信頼していただける存在となることを目指し商品の開発を推進しています。

① 安心・安全への取り組み
SUBARUが米国で販売している2021年モデルが、米国IIHS*1によって行われた2021年安全性評価において、5つの「トップセイフティピックプラス(TSP+)」と4つの「トップセイフティピック(TSP)」の、計9つの賞を獲得しました。
*1:Insurance Institute for Highway Safety(道路安全保険協会)

2021 トップセイフティピックプラス(TSP+)獲得車
・クロストレック ハイブリッド、フォレスター、レガシィ、アウトバック、アセント

2021 トップセイフティピック(TSP)獲得車
・インプレッサ(セダン、5ドア)、クロストレック、WRX (各アイサイトおよび特定のヘッドライト装着車)

② イノベーションの創出に向けた取り組み
2020年12月、AI開発拠点「SUBARU Lab(スバルラボ)」を渋谷に開設しました。SUBARUは2030年に死亡交通事故ゼロ*2を目指しており、その実現に向け、運転支援システム「アイサイト」にAIの判断能力を融合させることで、安全性をさらに向上させる研究開発を行っています。近年の再開発によりIT企業集積地として進化し続ける渋谷にオフィスを構えることで、AI開発に必要な人材のスムーズかつ的確な採用や、IT関連企業との連携などを可能とし、これまで以上にスピード感のある開発を目指します。
*2: SUBARU乗車中の死亡事故およびSUBARUとの衝突による歩行者・自転車等の死亡事故をゼロに

③ 新商品開発状況
当連結会計年度において、「安心と愉しさ」でお客様の笑顔に応えるべく、以下の商品を展開しました。
i. 2020年10月、新型「レヴォーグ」を発表しました。新型「レヴォーグ」は、SUBARUに脈々と受け継がれる「より遠くまで、より早く、より快適に、より安全に」というグランドツーリングのDNAを継承しています。そのうえで、SUBARUの最新技術を結集し、「先進安全」「スポーティ」「ワゴン価値」の3つの価値を革新的に進化させたパフォーマンスワゴンです。12月には、日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会が主催する「2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。

ⅱ. 2021年3月、北米専用車「Outback Wilderness(アウトバック ウィルダネス)」を米国で発表しました。「アウトバック」は、乗用車とSUVの長所を融合させたSUBARUのフラッグシップクロスオーバーSUVモデルです。2019年に北米市場に導入した現行モデルは、歴代モデルを通じて磨き続けてきた、どこまでも走り続けられるような安心感と快適性、荷物を効率的に積める積載性、質感の高い内装といったクルマとしての本質的価値に、最新の技術を組み合わせることで、唯一無二の個性を持ったクロスオーバーSUVとして、さらなる進化を遂げています。
「アウトバック ウィルダネス」は、これまで「アウトバック」が築き上げてきた本質的価値はそのままに、アウトドアシーンで頼れる走破性と機能性をさらに強化し、タフでラギッドなキャラクターに磨きをかけた、SUBARU SUVの新たな価値を提案するクルマとして北米市場に導入するものです。
当事業に関わる研究開発支出は1,003億円です。

(2) 航空宇宙事業
航空宇宙カンパニーは将来にわたる持続的成長に向け、新規事業開拓及び生産性向上を中心とした以下の研究開発を行っています。回転翼機分野では、新中型ヘリコプターについて、生産性向上活動に加え、安心・安全面でのさらなる機能・性能向上に寄与する装備品の搭載や原価低減に関する研究を継続し、商品価値の向上に取り組んでいます。固定翼機分野では、構造の軽量化、高機能化、及び低コスト加工・組立プロセスの研究開発を行っています。その他、将来モビリティと共存する社会へ向けて、高度な安全性確保のための制御技術の向上、また電動化に関する研究開発に取り組んでいます。さらに、組立・塗装作業の自動化等、生産技術分野においても積極的に取り組み、コスト競争力を高める研究開発を行っています。
当事業に関わる研究開発支出は13億円です。

(3) その他事業
株式会社スバルITクリエーションズにおける情報システム開発に係る研究開発費を中心とした、その他事業全体の研究開発支出は46百万円です。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02152] S100LMPK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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