有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100L0M2 (EDINETへの外部リンク)
株式会社太陽工機 研究開発活動 (2020年12月期)
当社は、研削盤の製造及び販売を事業内容とする単一セグメントであるため、セグメントごとに区分しておりません。
(1)研究開発目的
当社の研究開発活動は、精度・剛性・作業効率におけるお客様の課題を解決すること、またお客様の生産性の向上を図ることを目的としており、立形研削盤の開発以来蓄積してきた研削技術や知識・経験をもとに、より高精度・高機能で利便性の高い新製品の開発を行っております。(2)研究開発体制
当社における研究開発担当部署として、機械設計担当部門、電気制御担当部門及び研削加工技術担当部門を設置しております。機械設計担当部門は開発機種の本体設計を、電気制御担当部門は研削加工用ソフトウェアの開発を、研削加工技術担当部門は研削加工技術の開発を行っております。また、開発方針の決定やプロジェクトの進捗管理等を目的として、開発会議を開催し、情報の共有化や課題解決を行うことで開発活動が円滑に運営できる体制を構築しております。
(3)研究開発の状況
当事業年度におきましては、小型の立形複合研削盤「IGV-3NT」のリニューアルを実施いたしました。新たにステルスデザインを採用し外観を一新したほか、ワイドディスプレイとタッチパネル採用による多言語化対応に加え、大型機に搭載している対話ソフト「GriPSⅡ」が搭載可能となりました。複合加工が可能なタレット砥石台を搭載した本機が、より使いやすく汎用的な機械となったことで、更なる販売拡大を目指してまいります。また当社とお客様工場にある機械をリモートでつなぎ、状態を確認できるリモートメンテナンスもサービス提供を開始いたしました。対面でのサービス提供が難しい状況においても、本システムを利用することでお客様の状況をタイムリーに把握することでき、適時かつ的確なサービス提供が可能となっております。
今後も当社は、お客様のニーズを捉えた製品開発や専門性の高い研削加工に特化した機種ラインナップの拡充に務めることで、研削盤の普及拡大を図ってまいります。
以上の結果、当事業年度に計上した研究開発費総額は92,358千円であります。
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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