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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LK4Y (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 任天堂株式会社 研究開発活動 (2021年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当社グループ(当社及び連結子会社)は、誰もが楽しめるような新しい驚きや楽しさを持った娯楽を提案することで、世界中の一人でも多くの人々を笑顔にしたいとの考えのもと、様々な企業・団体などの協力も得て、ゲーム専用機のハードウェア及びソフトウェアの研究開発活動を積極的に行っています。また、スマートデバイス向けアプリケーションにおいても、世界中の多くの人が楽しめるゲームの企画や開発、運営に取り組んでいます。
ハードウェアにおいては、半導体メモリーなどの記憶媒体、液晶などの表示装置、電子部品など要素技術の調査研究及びタッチパネルやセンサーなどのインターフェイス技術、無線通信並びにネットワーク技術、セキュリティ技術、クラウドコンピューティング技術、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)及びMR(複合現実)技術、深層学習技術、ビッグデータ解析技術など、様々な技術のホームエンターテインメント分野への応用可能性について研究開発活動を引き続き行っています。また、社内での調査・研究のみならず社外にも積極的に目を向け、新しい遊びの創出につながる技術の発掘について、日々様々な可能性を模索しています。なお、これまで同様、末永く安心して楽しんでいただくための耐久性、安全性、品質並びに性能の向上、多様な周辺機器の設計や開発、コストダウン、省エネルギーなどのテーマにも取り組んでいます。
ソフトウェアにおいては、ハードウェアの機能を十分に活かした商品企画や、映像・音響・シナリオなどのゲームデザイン、プログラム開発に注力しています。
また、デジタルビジネスの拡大に対応するため、各ソフトウェアの様々なネットワーク機能やニンテンドーeショップなどの、多分野にわたるネットワークサービスを支えるシステムインフラの拡張にも力を入れています。
加えて、スマートデバイス向けソフトウェアの研究開発体制を構築し、スマートデバイス向けのアプリケーションソフトウェアの企画、開発及びバックエンドサーバーシステムの開発を推進しています。
部品調達・製造工程においては、生産協力会社との連携、協力のもと、新しい試験方法や新技術を使った部品の量産化に加え、関連法規に適合するための研究やノウハウの蓄積を行っています。
当連結会計年度における当社グループの研究開発費は932億円であり、主な研究開発活動の成果については以下のとおりです。なお、当社グループは単一セグメントのため、セグメントに関連付けた記載を行っていません。
Nintendo Switchハードウェアでは、Nintendo Switch Online加入者向けのセーブデータ自動ダウンロード機能や写真・動画をスマホ・PCに転送する機能などの実装、ゲーム機本体及びその周辺機器の各種特別仕様やカラーバリエーションの追加、ソフトウェア開発環境や各種ネットワークサービスの継続改善等を行いました。対応ソフトウェアでは、新しい取り組みとして、カメラを搭載した本物のラジコンカートとNintendo Switchが連動して、自分の部屋がマリオカートのサーキットになり、白熱のレースを楽しめる『マリオカートライブホームサーキット』を発売しました。また、「スーパーマリオブラザーズ35周年」のキャンペーンタイトルとして、『スーパーマリオ64』、『スーパーマリオ サンシャイン』、『スーパーマリオ ギャラクシー』を1つのソフトに収録した『スーパーマリオ3Dコレクション』と、Wii U用ソフトとして発売した『スーパーマリオ 3Dワールド』に冒険の舞台としてまったく新しい世界を追加した『スーパーマリオ3Dワールド+ フューリーワールド』などを発売しました。その他に、『世界のアソビ大全51』、『ペーパーマリオ オリガミキング』、『ピクミン3 デラックス』、『Xenoblade Definitive Edition』、『バディミッション BOND』などを発売しました。
モバイルビジネスの分野においては、サービス開始から1周年を迎えた『マリオカート ツアー』や、新たなストーリーを追加した『ファイアーエムブレム ヒーローズ』など、6つのゲームアプリのサービスを継続して運営しています。『どうぶつの森 ポケットキャンプ』では、ARを活用した遊びを追加し、これまでとは一味違ったどうぶつたちとの触れ合いを提案しました。
さらに、任天堂が提供する各種サービスを利用するときに必要となる「ニンテンドーアカウント」では、Nintendo Switch Onlineにおいて、『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』と『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』における配信タイトルの追加を行いました。また、「スーパーマリオブラザーズ35周年」特別タイトルとして、おなじみのコースとアクションで、たおした敵をライバルにおくる「おくりあいバトル」を行い、35人で生き残りをかけて競う『スーパーマリオブラザーズ35』を2021年3月31日までの期間限定でお楽しみいただきました。また、最新情報を便利に確認できるスマートフォンアプリ『My Nintendo』の配信を開始しました。
その他では、amiiboのラインアップの充実を進めたほか、3種類のゲームとスーパーマリオをモチーフにした時計機能が入った『ゲーム&ウォッチ スーパーマリオブラザーズ』を発売しました。
また、任天堂プラットフォーム向けゲーム開発者専用サイトである「Nintendo Developer Portal」にて、個人も含めたゲーム開発者が世界中のユーザーに新しいエンターテインメントを発信するサポートを継続して行っています。
この他にも、人々のQOL(Quality of Life、生活の質)を楽しく向上させる新たな商品など、将来に向けて様々な製品やサービスの開発を進めています。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02367] S100LK4Y)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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