有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LN0M (EDINETへの外部リンク)
グローブライド株式会社 研究開発活動 (2021年3月期)
当社グループでは、フィッシング事業及びゴルフ事業において研究開発活動を行っておりますが、当社の研究開発活動を基軸に全グループがその成果の実現に努めております。
従って製造を担当する子会社等において行われる研究開発活動も、その全てが当社の指揮のもとにあり、グループ全体の調和を旨とした活動を行っております。
当社グループは、スポーツ用品のサプライヤーとして、自然とスポーツを愛する人々に貢献するために魅力ある新製品の開発を積極的に行っております。また、地球に優しい製品づくりを通じて人と自然が共に生きる持続可能な社会づくりに貢献するための研究にも取り組んでおります。
当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は、1,697百万円であります。
また、セグメントごとの研究開発活動につきましては、そのほとんどが当社(日本)であり、その内容を商品区分ごとに示すと次のとおりであります。
(1) 釣用リール
スピニングリールにおいては、MQ(モノコックボディ)と名付けた強靭、耐久を実現する新構造を採用した機種の展開を広げてまいりました。摩擦抵抗ゼロの防水技術であるマグシールドとMQ構造のコンビネーションにより過去最高レベルの防水性を実現することで高いアドバンテージをアングラーにもたらしました。LT(LIGHT&TOUGH)コンセプトを展開する最軽量の新シリーズ「LUVIAS AIRITY」や新たに開発した軽くて強いカーボンハイブリッド樹脂ZAION Vを採用した「CALDIA」にこれらMQ構造を展開することでスピニングリール全般でイメージアップを果たしました。ベイトリールにおいては、初期性能が長く続くことを理想とした設計思想、HYPER DRIVE DESIGNを取り入れ、新たに開発した電動誘導ブレーキST BOOSTによりキャストの快適性と遠投性能を高い次元で両立しました。これら新技術を搭載した「STEEZ LTD」および「ZILLION SV TW」が市場で高い評価を得ております。
環境への取り組みに関しましては、ISO14001に準拠し、引き続き環境配慮型材料・塗料などの開発・採用を継続し、布袋ではアゾ染料を含まない人体にやさしい材料の採用を推進してまいりました。
(2) 釣用ロッド
ロッドの研究開発におきましては、当社オンリーワン技術であり、軽量と高感度を実現するAGS(エアーガイドシステム)をより進化させたことに加え、超弾性チタン合金素材がもたらす異次元の感度・調子を実現するSMT(スーパーメタルトップ)をルアーロッド、船竿、磯竿などへ展開しました。また、ひずみエネルギーによるブランクス設計シミュレーション技術(ESS)を用いた調子の追求や、「強く」「軽く」「美しく」まるでワンピースのような組み合わせ構造に進化させたV-JOINTα(ブイジョイント アルファ)をルアーロッド、磯竿、鮎竿に展開しました。また、ブランクスのねじれ防止性能を更に高めたX45フルシールドを採用したルアーロッドの開発等に取り組み、「STEEZ」「トーナメントISO AGS」など完成度の高い商品群が市場で高い評価を得ました。
環境への取り組みに関しましては、ISO14001に準拠し、包装品の減量化、環境配慮型材料や塗料などの開発、製造プロセスの省エネ、廃棄物の削減など、自然環境に優しい製品作りに引き続き取り組んでおります。
(3) ゴルフクラブ
ゴルフクラブの開発については、上質な大人のゴルフを提案する「ONOFF」ブランドより、美しい外観からゴルフを楽しむための機能性まで、すべてが女性のためにデザインされた、やさしく飛ばしたいレディゴルファーのための「ONOFF LADY」をフルモデルチェンジしました。今回は軽量化による振りやすさと飛距離性能の進化を徹底的に追求し、「軽くなっても、もっと飛ばせる」クラブの開発に成功しました。さらにカタログモデルでは満足できないゴルファーのために開発設計された「LABOSPEC」シリーズからは、「すべてが芯のFULL CORE DESIGN(フルコアデザイン)をベースとし、圧倒的な「飛び」と「やさしさ」を追求した「オノフアイアンラボスペックFF-247Ⅲ」、飛距離性、やさしさ、操作性、フィールを追求した高性能アイアン「オノフアイアンラボスペックRB-247」、加えて「ポンと打てば、ピョンとでる」スーパーワイドソールウエッジのONOFF WEDGE FROG'S LEAPⅡ等多くのアイテムをラインナップしました。また、壮麗なJAPAN PREMIUM GOLF を提案するゴルフブランド「GⅢ(ジースリー)」より、フラッグシップモデルである、GⅢ SIGNATURE シリーズについて、フルモデルチェンジとなる今回のシリーズは、ルールを超えた飛ばすためのテクノロジ―を更に進化させた、ヘッドとシャフトが極限の飛びを実現した、GⅢ史上最軽量モデルの開発に成功しました。
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