有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100O9UA (EDINETへの外部リンク)
株式会社バンダイナムコホールディングス 事業等のリスク (2022年3月期)
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
バンダイナムコグループが中長期的に持続的な成長を続けるためには、環境変化にスピーディに対応し、グループを取り巻くリスクと機会を認識するとともに、それらへの対応を検討し実行することで、リスクの低減と機会の最大化をはかることが必要です。トップミーティングや各種委員会において、リスクや機会となり得る情報の分析や共有を行い、対応策を検討することにより、適切なリスクマネジメント体制を確保してまいります。また、環境の変化により生じた新たな機会をチャンスととらえ、様々な取組みを行ってまいります。
(1)グループを横断するリスクと機会
①新型コロナウイルス感染拡大に伴うもの
②IP軸戦略推進に伴うもの
③気候変動等の自然環境の変化
④その他の外部要因に伴うもの
(2)各事業におけるリスク
①全事業を横断するもの
②エンターテインメントユニット デジタル事業
③エンターテインメントユニット トイホビー事業
④IPプロデュースユニット
⑤アミューズメントユニット
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
バンダイナムコグループが中長期的に持続的な成長を続けるためには、環境変化にスピーディに対応し、グループを取り巻くリスクと機会を認識するとともに、それらへの対応を検討し実行することで、リスクの低減と機会の最大化をはかることが必要です。トップミーティングや各種委員会において、リスクや機会となり得る情報の分析や共有を行い、対応策を検討することにより、適切なリスクマネジメント体制を確保してまいります。また、環境の変化により生じた新たな機会をチャンスととらえ、様々な取組みを行ってまいります。
(1)グループを横断するリスクと機会
①新型コロナウイルス感染拡大に伴うもの
主なリスクと機会 | 対応 |
リスク ・小売店休業等による消費への影響 ・イベントの延期・中止及びそれに伴うプロモーション等への影響 ・商品・サービスの開発や生産、物流への影響 ・映像作品の制作や公開スケジュールへの影響 ・アミューズメント施設の休業や時短営業による影響 機会 ・オンラインイベントやEC活用等のデジタル需要の増加 ・新しい働き方の導入によるワークライフバランスの充実 | ・衛生管理の徹底 ・各国・地域の政府・自治体からの要請に基づいた取組みの実施 ・BCP及びBCMに基づいた新型コロナウイルス感染拡大防止に特化した危機管理委員会の定期開催による情報収集と方針協議、グループへの周知 ・商品・サービスやマーケティングにおけるデジタル技術活用の強化 ・支援金の拠出や事業を通じた施策等社会支援の実施 ・新しい働き方の導入や環境・制度の整備 |
②IP軸戦略推進に伴うもの
主なリスクと機会 | 対応 |
リスク ・市場や顧客の急速な変化、技術の進化 ・特定のIPへの依存 ・IP創出や取得に関する投資の増加 ・競争の激化 ・IPを活用した商品・サービスの品質面等における不具合 ・知的財産の侵害等IP価値の毀損 ・IP軸戦略を推進する人材の確保と育成 機会 ・地域や事業間の連携促進 ・新たな市場や事業、IPの創出の可能性拡大 | ・「パーパス」の浸透、ブランド価値の向上 ・中期計画における重点戦略の推進 ・新たな事業やビジネスモデル、プラットフォームへの取組み ・ユニット間連携、外部パートナーとの協業強化 ・バランスのとれたIP・事業・地域ポートフォリオの確立 ・品質管理・検査体制の強化、従業員教育・サプライチェーンマネジメントの強化 ・クオリティ重視の開発体制強化 ・戦略的な投資の実施 ・模倣品排除を含む知的財産の適切な活用と保護 ・多様な人材が活躍できる制度や仕組みの導入を含む尊重し合える職場環境の実現 ・健全な財務体質基盤の強化 ・グローバル展開の拡大、組織再編の実施 |
③気候変動等の自然環境の変化
主なリスクと機会 | 対応 |
リスク ・炭素規制やプラスチック利用規制による原材料や生産・調達コストの上昇 ・新技術の導入や研究開発、設備投資に伴うコストの増加 ・自然災害による財物損壊やサプライチェーンの中断、資源の枯渇 機会 ・省エネルギー化による電力コストの削減 ・効率的な生産・輸送プロセスの導入によるコストの削減 ・顧客の嗜好変化による新しい市場の創出 | ・地球環境との共生に向けた取組みの推進 ・省エネルギー施策、効率化施策の推進 ・再生エネルギー等低炭素エネルギーの利用 ・リサイクルの推進 ・新技術・新素材の導入、設備投資 |
④その他の外部要因に伴うもの
主なリスクと機会 | 対応 |
リスク ・天災、事故等の災害 ・政情変化 ・法令、規制等の改正 ・為替の変動 ・基幹システムへのサイバー攻撃等のサイバーリスク | ・BCP、BCMに基づく活動推進、継続的な見直し ・リスクマネジメント体制の強化 ・各事業や地域の最新情報の収集と共有体制強化 ・最新情報収集、定期確認実施等サイバーセキュリティ強化 ・コミュニティとの共生に向けた取組み |
(2)各事業におけるリスク
①全事業を横断するもの
主なリスクと機会 | 対応 |
機会 ・ネットワーク環境の普及・拡大 ・技術の進化 ・デジタル化推進による顧客とのタッチポイント拡大 | ・オンラインを活用したIP認知度向上の取組みやグローバル展開の強化 ・新技術の積極的な活用 ・オンラインイベントやEC等デジタル対応の強化 |
②エンターテインメントユニット デジタル事業
主なリスクと機会 | 対応 |
リスク ・プラットフォームの多様化 ・技術の進化 ・開発期間の長期化と投資額の上昇 | ・新技術、新プラットフォームへの積極的な対応 ・技術研究の強化 ・クオリティ重視の開発体制強化、効率化 ・タイトルリリース後の継続的なファンコミュニケーション |
③エンターテインメントユニット トイホビー事業
主なリスクと機会 | 対応 |
リスク ・国内における少子化の進行 ・原油価格の上昇、脱プラスチックに向けた規制強化 ・物流コスト上昇 ・生産地域の集中と品質管理 | ・ターゲット層や展開地域の拡大 ・開発生産におけるバリューチェーン改革 ・再資源化への取組み、新素材の研究開発等脱プラスチックへの対応 ・生産拠点の分散、品質管理体制強化 (品質基準の継続的な見直し、COC監査実施等) |
④IPプロデュースユニット
主なリスクと機会 | 対応 |
リスク ・IP創出における競争激化 ・作品制作における人材の育成、確保 | ・スタジオ機能とプロデュース機能の集約 ・映像・音楽・ライブイベントのノウハウ集約 ・制作環境の向上、人材育成の強化 ・制作技術向上のための投資 ・社内外のあらゆるパートナーとの連携強化 |
⑤アミューズメントユニット
主なリスクと機会 | 対応 |
リスク ・リアルな場を活用したエンターテインメントの多様化 | ・IPや商品・サービス等グループリソースとの連携強化 ・事業の安定基盤強化 |
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02481] S100O9UA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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