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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100MIC2 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 ショーボンドホールディングス株式会社 研究開発活動 (2021年6月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループは,多様化する社会及び客先からのニーズに迅速に対応し、市場に密着した研究開発を行っております。当連結会計年度の研究開発費として675百万円を投入しました。
なお、当企業集団における研究開発活動は、おもに「国内建設」に係るものであり、セグメントに区分して記載しておりません。

(1)各種共同研究の実施
現在、インフラ構造物(一般道路、高速道路、鉄道、電力、港湾等)を管理する各機関において、高度成長期に造られた施設の更新や補修を行う時期がきています。また、各機関はインフラを使用しながら手当をする必要があるため、補修の比率が大きくなります。現在、各機関特有の個別ニーズに沿った独自補修工法の共同研究を各機関や施工会社と常時進めており、実際の施設における試験施工等で効果を確認しております。

(2)樹脂補修材料の開発改良
樹脂補修材料の開発改良は、当社の主要技術であります。近年では、熟練工以外でも容易に施工できるよう作業工程の少ないコンクリート被覆工法や、定期点検時にコンクリート表面の劣化状況を容易に視認できる透明で視認性に優れたコンクリート剥落防止工法等の開発改良を行っております。また、低温硬化性に優れる樹脂材料の配合を開発することで、マイナス25℃でも硬化し補強効果を発揮する物流冷凍倉庫用の極低温用接着剤の開発も行っております。

(3)セメント系補修材料の開発
上記樹脂補修材料の他、近年では独自性、施工性に優れるセメント系補修材料の開発も行っております。橋梁上面の補修工事で使用するコンクリートは、補修工事による車両の通行止め時間を短縮する目的で短時間に強度が発現する超速硬コンクリートを使用します。大型の施工機械を使わず手軽な汎用ミキサーで施工できる超速硬コンクリートは既に開発済みですが、現在ではミキサーも不要な施工技術の開発を行っております。また、上記コンクリートの性能を改良した低弾性超速硬コンクリートを使った橋梁床版上面から舗装までを一括施工できる長寿命化対策工法はすでに開発が終わり、現在、施工例が増えつつあります。

(4)その他の材料、工法開発
上記以外にも、車両の通行止め時間を大幅に短縮できる中小橋梁用の取換用プレキャスト合成床版の改良や、鉄筋防錆剤をコンクリート表面から確実に内部まで浸透させる予防保全工法等の開発を行っております。

(5)AIによる補修設計・施工現場の効率化・省力化システムの開発
補修設計の生産性向上策としてAI画像診断技術による構造物の劣化要因・補修工法提案システムの開発、施工現場の安全衛生レベルの向上策としてAI音声診断技術による安全管理支援システムの開発を始めております。

なお、研究開発活動は主に連結子会社のショーボンド建設株式会社で行われており、その他の子会社では研究開発活動は特段行っておりません。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00329] S100MIC2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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