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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LNLN (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 宝ホールディングス株式会社 研究開発活動 (2021年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループは蓄積された発酵技術を基礎に、バイオテクノロジーの技術を応用し、主に宝酒造、タカラバイオグループの各部門で幅広い研究活動を展開しております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は5,914百万円であり、各セグメントにおける研究内容等は次のとおりであります。
(宝酒造)
当セグメントにおいては、宝酒造㈱の商品第一部、商品第二部および研究開発センターを中心に、消費者ニーズに沿った商品、消費者に新しい提案を行う商品の開発を目的に、機能や成分による差異化技術、微生物の育種、原料・素材の探索ならびに生産技術の研究開発を行っております。
焼酎では、拡大するレモンサワーブームに対応すべく、独自のレモンエキスや和柑橘エキスを配合し、より強炭酸のレモンサワーをつくるのに適した高アルコール度数の“寶スピリッツ 65%”を発売いたしました。
清酒では、“松竹梅「天」”シリーズのブランド強化を図るべく、消費者嗜好調査に基づいて“松竹梅「天」、「天」、「天」”のリニューアルを行い、旨み・まろやかさを向上させました。
ソフトアルコール飲料では、コロナ禍における新たな消費者ニーズに対応すべく、アルコール分7%の「タカラ焼酎ハイボール」ブランドに、5%タイプの商品“「焼酎ハイボール5%」”と“「焼酎ハイボール5%」”を追加いたしました。それぞれ当社独自の焼酎漬け込み果汁や国産果汁エキスを配合することで、「タカラ焼酎ハイボール」ブランドらしい味わいと飲みごたえを実現しました。また、「タカラ焼酎ハイボール」ブランド、「極上レモンサワー」ブランドで、全国各地の有名大衆酒場やレモンサワー繁盛店の監修による、本格的な味わいの商品を複数発売いたしました。
調味料では、家庭用商品で健康志向の高まりとともに販売好調の「タカラ『料理のための清酒』」に小容量サイズの300mlペット入り商品を追加いたしました。さらに加工業務用として、米こうじをたっぷり使用し、甘み・うまみを強化した「『京寶』二倍麹本みりん」や、瀬戸内産牡蠣エキスを100%使用した牡蠣調味料「だししるべ牡蠣」、加熱調理時に風味が損なわれるという課題を解決した鰹節調味料「だししるべK-濃燻」を発売いたしました。
なお、当セグメントに係る研究開発費は363百万円であります。
(タカラバイオグループ)
当セグメントにおいては、研究用試薬をはじめ、理化学機器、受託サービスのメニュー開発、遺伝子治療などの開発など、広範囲の分野における幅広い研究開発活動を、日本のタカラバイオ㈱、米国のTakara Bio USA, Inc.を中心に展開しております。
バイオ産業支援事業では、国内でトップシェアを有する遺伝子増幅法関連試薬等の遺伝子工学研究用試薬をはじめ、ゲノム解析、遺伝子機能解析および遺伝子検査等に関する研究開発やiPS細胞等の幹細胞および再生・細胞医療等の研究分野に向けた新製品や受託サービスに関連する新技術の研究開発を行っております。
当連結会計年度においては、新型コロナウイルスの感染症への対応として、ウイルス検出用PCR関連製品、感染メカニズムの研究用製品、ワクチン関連技術を開発しました。このほか、操作性が優れたノロウイルス検便検査用PCRキット等を開発いたしました。
遺伝子医療事業では、遺伝子治療等に必要なバイオ創薬基盤技術開発、新規臨床プロジェクト創出活動などを行っております。また、タカラバイオ㈱が開発し、製薬企業に導出したプロジェクトについても価値の最大化に向けて取り組んでおります。
当連結会計年度においては、バイオ創薬基盤技術開発として、ウイルスベクターの大量製造法の確立、固形がんなどに適応可能な次世代CAR遺伝子治療法の開発などに取り組んでまいりました。また、新規プロジェクトとして、CD19・JAK/STAT・CAR遺伝子治療(開発コード:TBI-2001)、CEA・GITR・CAR遺伝子治療(開発コード:TBI-2002)の前臨床試験を進めてまいりました。また、タカラバイオ㈱が開発し提携先企業へ導出したプロジェクトについては、提携先との緊密な連携のもと、上市を見据えた再生医療等製品の製造・供給体制の整備を進めました。
また、上記の2事業に分類しきれない事業横断的な研究にもその成果が利用できる基礎的な研究も推進しております。同グループとしては、各研究開発プロジェクトの相互作用・フィードバック効果を利用して、戦略的な研究開発の推進を目指しております。
なお、当セグメントに係る研究開発費は5,545百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00396] S100LNLN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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