シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100MC69 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 住江織物株式会社 研究開発活動 (2021年5月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループは、「K(健康)K(環境)R(リサイクル)+ A(アメニティ:快適さ)」を開発の基本理念とし、人と環境にやさしい製品づくりをするという一貫した姿勢で、当社グループならではのオンリーワン技術・製品の研究開発活動に取り組んでおります。
当社グループの研究開発活動については、技術・生産本部に属するテクニカルセンターならびに産業資材事業部門に属する開発センターを中心として、関係各部署との密接な連携を取りながら研究開発を進めております。
当連結会計年度においては、次に述べるものがあげられます。

(インテリア事業)
当社グループは自社技術を含めた各種抗菌・抗ウイルス機能加工技術を用いた商品を開発しております。従来、主に病院や老健施設向けの抗菌・抗ウイルスカーテンを販売しておりましたが、抗菌・抗ウイルス加工への注目が集まるなか、業務用タイルカーペット、一般消費者向けカーテン、カーペット、ラグマット等で、抗菌・抗ウイルス加工商品を拡充しております。自動車内装、鉄道・バス車両内装分野や空気清浄機等の機能性フィルターでも、インテリア事業で培った抗菌・抗ウイルス技術の横展開を図っております。

(自動車・車両内装事業)
自動車・車両内装事業では、先に述べたように抗菌・抗ウイルス加工を施した製品の需要が高まっております。自動車内装事業において、抗菌対応のファブリックおよび合皮についてはすでに量産を開始しており、また抗ウイルス対応や複合機能加工についても開発中であります。合皮については、PVCの触感を改善し、本革に近い風合いにすることで、本革からPVCを使った合皮への置き換えが多くなっており、また機能性(通気性)とデザイン性を両立した、意匠性パーフォレーション合皮の需要も多いため、開発および量産化に向けて準備を進めております。
また、ファブリックや、ファブリックにクッション材を複合したシート材に、凹凸意匠を加えるエンボス加工において、より複雑な意匠表現を可能とする樹脂加工との組み合わせや、凹凸に変化を加える手法など、新しい技術を織り込んだ商品展開を行っております。エンボス加工については、グローバル対応も可能で海外含め受注を拡大してまいります。
車両内装事業においては、当社グループ独自の簡易施工型床表示フィルム「OHフィルム」の難燃性能を高めることに成功しました。従来品では床材下地との一体製品でのみ難燃性を示しておりましたが、改良タイプでは「OHフィルム」単独で難燃性能を付与し、商品価値を高めることができました。また材料構成や製造工程を見直すことにより、新しい廉価版の床表示フィルム「フロアフィルムT」を商品化することができ、通勤車両への採用が決まりました。

(機能資材事業)

スマートテキスタイルはIoT (モノのインターネット)やSociety 5.0 (超スマート社会)の実現に向けて注目されている分野であり、国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)で課題としてあげられる人々の健康管理やエネルギー問題においても貢献が期待されています。外部IT企業等と連携し、当社グループで開発を進めております布型太陽電池、水濡れ検知システムの商品化を進めております。布型太陽電池は低電力向けの昇圧技術とのマッチングによる無線送信の自立電源として期待されており、水濡れ検知システムは1枚の布において濡れた位置が特定できるような改良を行っております。


また、当社グループの研究開発については、各セグメントに共通する基礎的研究であり特定のセグメントに関連付けができないため総額を記載することとし、当連結会計年度の研究開発費の総額は948百万円(前連結会計年度比15.2%減)となっております。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00574] S100MC69)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。