有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100L0UH (EDINETへの外部リンク)
ザ・パック株式会社 研究開発活動 (2020年12月期)
当社グループ(当社及び連結子会社)は、段ボール、紙器、紙袋、プラスチックフィルム袋(ポリ袋)等の包装全般について“環境”と“安全”をコンセプトに新製品や加工技術の開発及び将来のための技術や材料の研究を、製造・技術・商品開発部門が連携を図り進めております。
なお、研究テーマは事業の種類別セグメントに共通しているため、セグメント別には行っておりません。当連結会計年度における、グループ全体の研究開発費用の総額は414百万円であり、以下のテーマを主要課題としております。
(1)印刷技術に関して
① 紙器、紙袋、フィルム基材への印刷等、技術向上のため、版の高精度化としてフルデジタルの CTP(Computer To Plate(ダイレクト刷版方式))印刷を積極的に推進し、高品位印刷の確立と共に校正刷りや版作成の過程で出されるゴミや有害物質排出の低減を進めております。
また、印刷の更なる高画質化を目指して新規設備及び周辺機器等の開発にも取り組んでおります。
② 印刷技術・技法に新しく高輝度印刷、疑似エンボス加工を加え、高付加価値印刷表現の商品開発に取り組んでおります。
③ フレキソ印刷をはじめ、グラビア印刷やオフセット輪転印刷の機能性付与及び高付加価値性に優れた印刷加工技術の研究に取り組んでおります。
(2)環境対応素材として
① SDGs(持続可能な開発のために国連が定める国際目標:Sustainable Development Goals)の目標達成に向けて、お客様それぞれのパッケージの状況やシーンに合わせて、紙やプラスチック、環境配慮素材や再生素材などを組み合わせた複合的な視点から最適なパッケージのご提案を行っております。
② レジ袋(プラスチック製買物袋)の有料化実施に伴い、携帯に便利なエコバッグ、50ミクロン以上の厚みがあり繰り返し使用可能な素材、海洋生分解性プラスチック100%の素材やバイオマス素材を25%以上配合の“環境に配慮された袋”の商品化を行っております。
③ 古紙配合率の高い環境対応原紙を商品化するなど、製紙メーカーと共同開発でオリジナル原紙を開発し続けております。このような環境対応型商品の売上の一部を「ザ・パックフォレスト環境基金」に拠出しており、森林保全活動の費用に充てております。
④ 再生が容易ではないプラスチック成形加工品や発泡素材などに代わる紙製緩衝材として、リサイクルしやすい紙及び段ボール素材を用いた包装設計に積極的に取り組み、大型家電商品から小型精密機器の包装として商品化をしております。
⑤ 環境に優しい植物性インキや水性フレキソインキを全てのパッケージの印刷に採用し、VOC(volatile organic compounds(揮発性有機化合物))の発生やCO2排出量を抑えた印刷方式を提案しております。
⑥ 食品対応の機能性素材として、紙と植物由来の生分解性樹脂を用い、高いバリア性と生分解性を発揮する紙製軟包装フィルム『Craftbio/クラフトバイオ™』、紙にもかかわらず酸素・香り・水蒸気を通しにくい『Craftbarrier/クラフトバリア™』の商品化、さらに進化させた『クラフトシリーズ』をラインアップしました。
(3)その他として
① ユニバーサルデザインパッケージを目的として、デザイン性・機能性・利便性・環境対応などニーズに応じた商品パッケージの開発及び生産機械の開発に取り組んでおります。
② 小ロット短納期生産システムに対応する高速生産設備の改良と新鋭機導入及び印刷時に発生する廃棄物であるインキスラッジの減量化と再資源化について取り組んでおります。
③ 森林管理から消費者の手に届くまでの加工・流通過程を確認した環境意識の高いFSC®森林認証制度(Forest Stewardship Council®: 森林管理協議会)の認証を受けられる製品(段ボール、紙器、紙袋の原紙等)の製造可能な体制を整えております。
④ ユーザーに適した流通・物流ソリューションに効率的な環境設備や包装資材のご提案を積極的に行っております。
⑤ 商品の詰め合わせ用箱において、レイアウトの変更で配送運賃のコストダウンができる箱形式のコーディネートをご提案しております。
⑥ 瓶状の物品に適した包装箱で、開封時の体裁が良い横入れ収容タイプでありながら、運搬時の衝撃緩衝性と被包装物の支持安定性に優れ、また、生産効率にも優れた包装箱について特許権を取得しました。
⑦ ピザや洋菓子等の食品、皿や蛍光灯等の物品など円形状商品の収容に適し、展開状態から簡単な作業で箱状に保形維持ができる包装容器について特許権を取得しました。
⑧ 新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の支援として、フレキシブルサイズ調整可能、組立て簡単な1パーツ構造で収納時に嵩張らない、オリジナル設計のフェイスシールドを開発しました。
⑨ 当社ホームページにお客様向けのブログ『つつむを知る』をスタートしました。わかりやすい文章で、パッケージに関するお問合せやご相談に対応する情報、また他のコンテンツでは発信できない最新トレンドを発信し、パッケージ製作をご検討中の皆様に役立つ内容をお伝えしていきます。
なお、研究テーマは事業の種類別セグメントに共通しているため、セグメント別には行っておりません。当連結会計年度における、グループ全体の研究開発費用の総額は414百万円であり、以下のテーマを主要課題としております。
(1)印刷技術に関して
① 紙器、紙袋、フィルム基材への印刷等、技術向上のため、版の高精度化としてフルデジタルの CTP(Computer To Plate(ダイレクト刷版方式))印刷を積極的に推進し、高品位印刷の確立と共に校正刷りや版作成の過程で出されるゴミや有害物質排出の低減を進めております。
また、印刷の更なる高画質化を目指して新規設備及び周辺機器等の開発にも取り組んでおります。
② 印刷技術・技法に新しく高輝度印刷、疑似エンボス加工を加え、高付加価値印刷表現の商品開発に取り組んでおります。
③ フレキソ印刷をはじめ、グラビア印刷やオフセット輪転印刷の機能性付与及び高付加価値性に優れた印刷加工技術の研究に取り組んでおります。
(2)環境対応素材として
① SDGs(持続可能な開発のために国連が定める国際目標:Sustainable Development Goals)の目標達成に向けて、お客様それぞれのパッケージの状況やシーンに合わせて、紙やプラスチック、環境配慮素材や再生素材などを組み合わせた複合的な視点から最適なパッケージのご提案を行っております。
② レジ袋(プラスチック製買物袋)の有料化実施に伴い、携帯に便利なエコバッグ、50ミクロン以上の厚みがあり繰り返し使用可能な素材、海洋生分解性プラスチック100%の素材やバイオマス素材を25%以上配合の“環境に配慮された袋”の商品化を行っております。
③ 古紙配合率の高い環境対応原紙を商品化するなど、製紙メーカーと共同開発でオリジナル原紙を開発し続けております。このような環境対応型商品の売上の一部を「ザ・パックフォレスト環境基金」に拠出しており、森林保全活動の費用に充てております。
④ 再生が容易ではないプラスチック成形加工品や発泡素材などに代わる紙製緩衝材として、リサイクルしやすい紙及び段ボール素材を用いた包装設計に積極的に取り組み、大型家電商品から小型精密機器の包装として商品化をしております。
⑤ 環境に優しい植物性インキや水性フレキソインキを全てのパッケージの印刷に採用し、VOC(volatile organic compounds(揮発性有機化合物))の発生やCO2排出量を抑えた印刷方式を提案しております。
⑥ 食品対応の機能性素材として、紙と植物由来の生分解性樹脂を用い、高いバリア性と生分解性を発揮する紙製軟包装フィルム『Craftbio/クラフトバイオ™』、紙にもかかわらず酸素・香り・水蒸気を通しにくい『Craftbarrier/クラフトバリア™』の商品化、さらに進化させた『クラフトシリーズ』をラインアップしました。
(3)その他として
① ユニバーサルデザインパッケージを目的として、デザイン性・機能性・利便性・環境対応などニーズに応じた商品パッケージの開発及び生産機械の開発に取り組んでおります。
② 小ロット短納期生産システムに対応する高速生産設備の改良と新鋭機導入及び印刷時に発生する廃棄物であるインキスラッジの減量化と再資源化について取り組んでおります。
③ 森林管理から消費者の手に届くまでの加工・流通過程を確認した環境意識の高いFSC®森林認証制度(Forest Stewardship Council®: 森林管理協議会)の認証を受けられる製品(段ボール、紙器、紙袋の原紙等)の製造可能な体制を整えております。
④ ユーザーに適した流通・物流ソリューションに効率的な環境設備や包装資材のご提案を積極的に行っております。
⑤ 商品の詰め合わせ用箱において、レイアウトの変更で配送運賃のコストダウンができる箱形式のコーディネートをご提案しております。
⑥ 瓶状の物品に適した包装箱で、開封時の体裁が良い横入れ収容タイプでありながら、運搬時の衝撃緩衝性と被包装物の支持安定性に優れ、また、生産効率にも優れた包装箱について特許権を取得しました。
⑦ ピザや洋菓子等の食品、皿や蛍光灯等の物品など円形状商品の収容に適し、展開状態から簡単な作業で箱状に保形維持ができる包装容器について特許権を取得しました。
⑧ 新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の支援として、フレキシブルサイズ調整可能、組立て簡単な1パーツ構造で収納時に嵩張らない、オリジナル設計のフェイスシールドを開発しました。
⑨ 当社ホームページにお客様向けのブログ『つつむを知る』をスタートしました。わかりやすい文章で、パッケージに関するお問合せやご相談に対応する情報、また他のコンテンツでは発信できない最新トレンドを発信し、パッケージ製作をご検討中の皆様に役立つ内容をお伝えしていきます。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00674] S100L0UH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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