有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LMWJ (EDINETへの外部リンク)
株式会社きんでん 研究開発活動 (2021年3月期)
当社グループにおいては、社会並びに顧客の複雑化、多様化するニーズに対応するとともに、安全、高品質、効率的施工の実現のために、工法・工具の改善から新技術の研究まで幅広い技術・技能の研究開発活動を行っている。
当連結会計年度における研究開発費は575百万円であった。また、当社は京都研究所をはじめ、技術企画室、技術本部、環境設備本部、情報通信本部及び電力本部に研究開発の部署を置き、研究開発活動に取り組んでいる。また、電力関係については関西電力㈱及び関西電力送配電㈱の支援・協力のもと研究開発活動に取り組んでいる。
当連結会計年度における当社グループの研究開発活動の主な結果は、次のとおりである。
(設備工事業)
(1)「架空送電線撮像検査システム」の開発
架空送電線は、落雷などにより損傷を受けることがあるため、送電線をビデオ撮影して点検を行う。不鮮明な撮影画像を人がモニター画面を目視して点検していたため、身体的疲労が大きく、点検漏れの懸念があった。
そこで、当社が開発した送電線上を自動走行し高精細なビデオ撮影をする自走式撮像装置と、株式会社明電舎の技術である撮影画像から異常箇所を自動で高精度に抽出する検査アプリケーションを組み合わせ、「架空送電線撮像検査システム」を共同開発した。
自走式撮像装置は、送電線全周の高精細画像が得られる撮像BOXを搭載することで、撮像BOX内に架空送電線を通過させて高精細な画像を撮影し、検査アプリケーションは、深層学習による画像解析で異常箇所を自動検出する。
同システムを使用することで、身体的疲労を軽減し、点検漏れを防止することができる。
(仕 様)
自走式撮像装置
・総重量:46kg(分割組立式)
・寸法(全長×全幅×全高):600mm×350mm×745mm
・走行速度:高速12m/分、低速3m/分
(2)「VR教育ツール ナイフの使い方 切創災害コンテンツ」の開発
当社は、株式会社クリーク・アンド・リバー社と共同で「VR教育ツール ナイフの使い方 切創災害コンテンツ」を開発した。両社はこれまでに「VR電力量計アーク災害体感教育ツール」「VR高所作業車逸走災害体感教育ツール」を共同開発し、VR技術を用いた安全教育の実績を積み重ねてきており、今回が3つ目のコンテンツとなる。今回開発したコンテンツでは過去のコンテンツとは異なり、素手でVR空間にあるものを操作できるハンドトラッキング機能を用い、自身が手先を動かすことによりVR空間内で手先の細やかな動きまで再現可能な仕様となっている。また利用者が見ている映像をディスプレイ等に映し出すことが可能であり、随時の指導を行うことができる。当社事業所内教育において活用することで、労働災害の防止並びに高品質な工事施工への貢献が期待できる。
当社は一昨年より、経験の浅い施工系社員の危険感受性を向上させることを目的として、受講者が容易に利用可能な可搬型のVR技術を用いた教育ツールの開発に注力してきた。これまでのVR教育ツールにおける教育効果を確認できたことから、新たなコンテンツについて検討を行い、特に若年層において災害が多く発生している、ナイフの使い方及び切創災害に着目した。ナイフ使用時の危険性・誤った使い方による災害リスクを体感し、危険感受性を高める上で有効なツールとして安全教育での活用が期待できる。
(特 徴)
・利き腕並びにナイフの持ち方が選択可能
・利用者が見ている映像をディスプレイなどで写すことが可能
・機器の設置・設定作業が容易
・運搬が容易
・新規コンテンツの追加が容易
(仕 様)
VRゴーグル
・ディスプレイ:縦 1,440×横 1,600 ドット、有機ELディスプレイ
・メモリ容量:64GB
・6自由度空間位置決め機能
・本体重量:571g
当連結会計年度における研究開発費は575百万円であった。また、当社は京都研究所をはじめ、技術企画室、技術本部、環境設備本部、情報通信本部及び電力本部に研究開発の部署を置き、研究開発活動に取り組んでいる。また、電力関係については関西電力㈱及び関西電力送配電㈱の支援・協力のもと研究開発活動に取り組んでいる。
当連結会計年度における当社グループの研究開発活動の主な結果は、次のとおりである。
(設備工事業)
(1)「架空送電線撮像検査システム」の開発
架空送電線は、落雷などにより損傷を受けることがあるため、送電線をビデオ撮影して点検を行う。不鮮明な撮影画像を人がモニター画面を目視して点検していたため、身体的疲労が大きく、点検漏れの懸念があった。
そこで、当社が開発した送電線上を自動走行し高精細なビデオ撮影をする自走式撮像装置と、株式会社明電舎の技術である撮影画像から異常箇所を自動で高精度に抽出する検査アプリケーションを組み合わせ、「架空送電線撮像検査システム」を共同開発した。
自走式撮像装置は、送電線全周の高精細画像が得られる撮像BOXを搭載することで、撮像BOX内に架空送電線を通過させて高精細な画像を撮影し、検査アプリケーションは、深層学習による画像解析で異常箇所を自動検出する。
同システムを使用することで、身体的疲労を軽減し、点検漏れを防止することができる。
(仕 様)
自走式撮像装置
・総重量:46kg(分割組立式)
・寸法(全長×全幅×全高):600mm×350mm×745mm
・走行速度:高速12m/分、低速3m/分
(2)「VR教育ツール ナイフの使い方 切創災害コンテンツ」の開発
当社は、株式会社クリーク・アンド・リバー社と共同で「VR教育ツール ナイフの使い方 切創災害コンテンツ」を開発した。両社はこれまでに「VR電力量計アーク災害体感教育ツール」「VR高所作業車逸走災害体感教育ツール」を共同開発し、VR技術を用いた安全教育の実績を積み重ねてきており、今回が3つ目のコンテンツとなる。今回開発したコンテンツでは過去のコンテンツとは異なり、素手でVR空間にあるものを操作できるハンドトラッキング機能を用い、自身が手先を動かすことによりVR空間内で手先の細やかな動きまで再現可能な仕様となっている。また利用者が見ている映像をディスプレイ等に映し出すことが可能であり、随時の指導を行うことができる。当社事業所内教育において活用することで、労働災害の防止並びに高品質な工事施工への貢献が期待できる。
当社は一昨年より、経験の浅い施工系社員の危険感受性を向上させることを目的として、受講者が容易に利用可能な可搬型のVR技術を用いた教育ツールの開発に注力してきた。これまでのVR教育ツールにおける教育効果を確認できたことから、新たなコンテンツについて検討を行い、特に若年層において災害が多く発生している、ナイフの使い方及び切創災害に着目した。ナイフ使用時の危険性・誤った使い方による災害リスクを体感し、危険感受性を高める上で有効なツールとして安全教育での活用が期待できる。
(特 徴)
・利き腕並びにナイフの持ち方が選択可能
・利用者が見ている映像をディスプレイなどで写すことが可能
・機器の設置・設定作業が容易
・運搬が容易
・新規コンテンツの追加が容易
(仕 様)
VRゴーグル
・ディスプレイ:縦 1,440×横 1,600 ドット、有機ELディスプレイ
・メモリ容量:64GB
・6自由度空間位置決め機能
・本体重量:571g
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00075] S100LMWJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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