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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100L1FI (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 多木化学株式会社 研究開発活動 (2020年12月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループは、「研究開発は企業価値向上の原動力」と位置づけ、新製品・新技術の研究開発に注力しております。特に、将来の成長が期待されている高機能性材料及びそれらの先端応用技術について、大学等の研究機関とも連携・共同して研究開発を進めております。
当社グループの研究開発要員は68名で、グループ総従業員数の約10%にあたります。研究開発要員のうち31名は製造技術支援要員で、既存製品に対するユーザーからの要求に対応して、品質向上やコストの低減などを進めております。
当連結会計年度における研究開発活動の主なものは、以下のとおりであります。

(1) アグリ
国立の研究機関であるNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のエネルギーコスト削減に関する研究活動に参画して得られた知見を基に、肥料工場における省エネルギー運転を検討実施し、その有効性を確認しました。

(2) 化学品
① 水処理薬剤
水処理薬剤分野では、超高塩基度ポリ塩化アルミニウムの増販計画に対応し、生産拠点の能力増強にかかる諸問題の解決を図りました。新製品の開発に関しては、浄水用膜ろ過システムの課題である、膜の目詰まりを低減できる新規水処理薬剤の開発に取り組み、試作を行いました。

② 機能性材料
メディカル材料分野では、製造コスト削減及び品質安定化を目指し、生分解性ポリマーの製法の改良検討を進めました。また、新たな医療領域への適用検討についても、ユーザーとの共同開発に進展が見られました。
ナノ材料では、リチウムイオン電池向けや、自動車排ガス触媒向けの金属酸化物ゾルの需要増に応じ、製造効率化を含めた供給体制を強化しました。
高純度酸化タンタル・酸化ニオブ、微粉末ケイ酸、塩基性アルミニウム等では、製造効率化の検討や新たな用途拡大に向けた商品開発を行いました。

(3) その他の研究開発活動
生活の質を高めるライフサイエンス領域の研究開発を進めております。
魚うろこ由来3重らせんコラーゲン材料に関しては、多方面での応用を目指した研究を進める中、実用レベルの強度を示すコラーゲン繊維を開発しました。生活用資材に関しては、資材供給先が販売している日用品について、その防カビ・消臭メカニズムの解明を進め、製品技術資料を充実させました。
バカマツタケに関しては、プロジェクトチームにおいて、事業化に向けた技術開発を進めております。昨年7月31日に公表したとおり、栽培成績は着実に向上しているものの、生産安定性や生産コストなどが当社の想定する水準に至らず、2021年度中の商業販売の開始は遅れる見込みとなっております。栽培試験を拡大し、2022年度の事業化を目指しております。

当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、以下のとおりであります。
セグメントの名称金額(百万円)
アグリ21
化学品244
その他の研究開発費155
合計421
(注)上記には、製造技術支援にかかる費用は含まれておりません。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00762] S100L1FI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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