有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LJML (EDINETへの外部リンク)
フクビ化学工業株式会社 研究開発活動 (2021年3月期)
当社グループにおいて、研究開発活動は主に当社が行っております。
なお、当社グループの研究開発活動は、以下のとおりであります。
当社グループの研究開発は、既存事業分野で急務となっている研究課題はもとより、中期経営戦略に基づく新規事業分野への進出、更には長期的成長の基盤となる基礎研究にも努めております。当社のコアビジネスである住宅・建材分野では、マーケティングを通じて商品群別ターゲットを設定し、顧客ニーズをつかみ共感を生む価値ある商品開発を目標に、当社が保有する技術・資源をベースとしつつ、さらに新技術を活用した研究開発活動を推進しております。
当連結会計年度の研究開発費用として764百万円投入しました。左記の額を事業のセグメントに区分することは困難でありますので、省略しております。
当連結会計年度における主要課題及び研究成果は、次のとおりであります。
(1) 建築資材事業での取り組み
当年度は、主力の製品群に絞り販売シェア率向上を目的とし組織された「シェアアップチーム」と連携し、マーケティングを重視した新製品の開発、さらに食品工場や保育施設など、特に非住宅建築分野の新製品開発に注力しました。
① コロナ禍による注目を受け、浴室向け開口枠 「UB枠」および浴室向け樹脂製壁 ・天井材「バスパネル」の抗菌・抗ウイルス仕様を開発し 、抗菌仕様を先行し上市しました。「UB枠」は素材に抗菌剤を練り込み当社の得意とする押出成形にて、「バスパネル」はコーティング技術によって機能性を付加しています。
② コーティング技術を生かして「バスパネル」に親水性を付与し、天井から結露水の落下を防止する「親水バスパネル」も上市しました。
③ 保育施設向けとして子供たちの安全性・快適性を考慮し開発、発売したクッション性を持つ腰壁シート「ベリーウェイ」および、 クッション性と防汚性、躯体の保護性を合わせ持つ壁の出隅部分向けコーナー材「ピュアナガード」がキッズデザイン賞を受賞しました。使う側の目線に立った開発が認められたものと自負しています。
(2)産業資材事業での取り組み
当事業の取り組みの一つとして、「唯一無二の高付加価値製品による差別化」「ソリューション営業とグローバル市場展開」を目指し、光学コーティング技術により「視認性」・「安全性」の向上など付加価値を創出し、社会の発展に貢献する製品開発を行っております。
① 持続的成長に向けた製品の開発
樹脂ARシートの他、インサート用ARフィルム、ガラス基板に塗布するガラスARシートなど、あらゆる素材に対応した製品を市場供給するための開発に注力しております。
② withコロナ商品の開発
・新型コロナウイルス感染症への対処方針として、国や都道府県よりアクリルパネルの設置が推奨されていますが、反射防止機能により安心安全+快適性に寄与する ツールとして、「飛沫防止パネル」(ブランド名:ハーツラスAR)を商品化し、従来は工業用途中心でしたが、一般向けに販売を開始しました。
・光学コーティング技術により、装着している感覚がほとんどないくらい高透明で反射光をカットした「フェイスシールド 」を商品化しました。映り込みやちらつきを大幅低減し、目への負担や疲労感を抑えると共に長時間の作業にもストレスを感じることなくサポートします。
・防汚、抗菌、消臭機能を持つ自社開発のコーティング液を塗布した床材に、抗ウイルス性を追加付与し、抗菌製品技術協議会(SIAA)が定めた基準をクリアした抗ウイルス性床材を完成させました。
(3)その他
新型コロナウイルスの感染拡大防止対策の一環として、マスクの長時間着用により発生した課題を解決するために、フィルム製のマスクを2種類発売しました。繰り返し使える耐久性を有しており、廃棄物の削減に有効で環境に配慮した製品です。
一つは透明フィルム素材を用いたコミュニケーションマスクで、口の動きや表情を相手に伝えることが出来るため意思疎通を容易にすることが特長です。もう一つはコンディションマスクで、開放部分があることで息苦しさや長時間着用することによる肌荒れを軽減することが期待できます。特に高温下での着用において息苦しさを軽減します。
今後も顧客ニーズをつかみ共感を生む価値ある商品開発を念頭に、快適・安心・安全を提供できるような開発推進にチャレンジしてまいります。
なお、当社グループの研究開発活動は、以下のとおりであります。
当社グループの研究開発は、既存事業分野で急務となっている研究課題はもとより、中期経営戦略に基づく新規事業分野への進出、更には長期的成長の基盤となる基礎研究にも努めております。当社のコアビジネスである住宅・建材分野では、マーケティングを通じて商品群別ターゲットを設定し、顧客ニーズをつかみ共感を生む価値ある商品開発を目標に、当社が保有する技術・資源をベースとしつつ、さらに新技術を活用した研究開発活動を推進しております。
当連結会計年度の研究開発費用として764百万円投入しました。左記の額を事業のセグメントに区分することは困難でありますので、省略しております。
当連結会計年度における主要課題及び研究成果は、次のとおりであります。
(1) 建築資材事業での取り組み
当年度は、主力の製品群に絞り販売シェア率向上を目的とし組織された「シェアアップチーム」と連携し、マーケティングを重視した新製品の開発、さらに食品工場や保育施設など、特に非住宅建築分野の新製品開発に注力しました。
① コロナ禍による注目を受け、浴室向け開口枠 「UB枠」および浴室向け樹脂製壁 ・天井材「バスパネル」の抗菌・抗ウイルス仕様を開発し 、抗菌仕様を先行し上市しました。「UB枠」は素材に抗菌剤を練り込み当社の得意とする押出成形にて、「バスパネル」はコーティング技術によって機能性を付加しています。
② コーティング技術を生かして「バスパネル」に親水性を付与し、天井から結露水の落下を防止する「親水バスパネル」も上市しました。
③ 保育施設向けとして子供たちの安全性・快適性を考慮し開発、発売したクッション性を持つ腰壁シート「ベリーウェイ」および、 クッション性と防汚性、躯体の保護性を合わせ持つ壁の出隅部分向けコーナー材「ピュアナガード」がキッズデザイン賞を受賞しました。使う側の目線に立った開発が認められたものと自負しています。
(2)産業資材事業での取り組み
当事業の取り組みの一つとして、「唯一無二の高付加価値製品による差別化」「ソリューション営業とグローバル市場展開」を目指し、光学コーティング技術により「視認性」・「安全性」の向上など付加価値を創出し、社会の発展に貢献する製品開発を行っております。
① 持続的成長に向けた製品の開発
樹脂ARシートの他、インサート用ARフィルム、ガラス基板に塗布するガラスARシートなど、あらゆる素材に対応した製品を市場供給するための開発に注力しております。
② withコロナ商品の開発
・新型コロナウイルス感染症への対処方針として、国や都道府県よりアクリルパネルの設置が推奨されていますが、反射防止機能により安心安全+快適性に寄与する ツールとして、「飛沫防止パネル」(ブランド名:ハーツラスAR)を商品化し、従来は工業用途中心でしたが、一般向けに販売を開始しました。
・光学コーティング技術により、装着している感覚がほとんどないくらい高透明で反射光をカットした「フェイスシールド 」を商品化しました。映り込みやちらつきを大幅低減し、目への負担や疲労感を抑えると共に長時間の作業にもストレスを感じることなくサポートします。
・防汚、抗菌、消臭機能を持つ自社開発のコーティング液を塗布した床材に、抗ウイルス性を追加付与し、抗菌製品技術協議会(SIAA)が定めた基準をクリアした抗ウイルス性床材を完成させました。
(3)その他
新型コロナウイルスの感染拡大防止対策の一環として、マスクの長時間着用により発生した課題を解決するために、フィルム製のマスクを2種類発売しました。繰り返し使える耐久性を有しており、廃棄物の削減に有効で環境に配慮した製品です。
一つは透明フィルム素材を用いたコミュニケーションマスクで、口の動きや表情を相手に伝えることが出来るため意思疎通を容易にすることが特長です。もう一つはコンディションマスクで、開放部分があることで息苦しさや長時間着用することによる肌荒れを軽減することが期待できます。特に高温下での着用において息苦しさを軽減します。
今後も顧客ニーズをつかみ共感を生む価値ある商品開発を念頭に、快適・安心・安全を提供できるような開発推進にチャレンジしてまいります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00829] S100LJML)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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