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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LJOD (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 日本精化株式会社 研究開発活動 (2021年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

顧客情報に基づく基盤技術研究、商品開発をより効率的に行うため、研究開発部門につきましては、営業部門と一体となった迅速な研究開発が可能な体制としております。
当連結会計年度の研究開発費は712百万円、連結売上高の2.3%であります。
(1)工業用製品
香粧品事業分野では、機能性油剤、生理活性物質、ナノ素材、ラノリン誘導体などの製品開発、機能評価などを行っております。今年度は、世界的に高まっているサステナブルの要請に対応し、RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)認証製品やNON-GMO(非遺伝子組換)製品等を開発・上市いたしました。また、新規・既存製品の各種機能性評価による価値創造、「顧客の用事(対処すべき課題)」に対応した新たなソリューションの開発、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う「新しい生活様式」に対応する化粧品処方の提案なども積極的に推進しております。
当社独自技術のリピッド事業分野では、SDGs(持続可能な開発目標)を念頭に置いた既存分野の競争力強化に加え、事業領域拡大を目指し日々社会的要求が高まるアンメットメディカルニーズ(いまだに治療法が見つかっていない疾患に対する医療への要望)に対応する独自製品の開発とこれらを用いた川下分野の研究開発強化に取り組んでおります。また、研究開発活動加速の為のデジタルシステム導入を進めており、国内外での学術発表と展示会への出展の強化、デジタルマーケティングに取り組んでおります。
精密化学品事業分野では、当社の基盤となる有機合成技術を活かし、多様なニーズに迅速に対応し、医薬品中間体、機能性樹脂材料および電子材料などの製造検討を進めております。また、次世代太陽電池に用いられる材料、高機能性樹脂材料の評価系を習得し、自社製品の開発にも注力しております。
プラスチック用コーティング剤分野では、顧客ニーズに適合した製品開発体制を強化すると共に、高機能性原料の創製をおこない、防曇などの機能性コーティングやディスプレイ用コーティングなど高付加価値分野向けのコーティング剤の開発ならびに市場導入を進めております。

(2)家庭用製品
新型コロナウイルス感染症流行により、急拡大しました手指消毒剤の需要に対し、大幅な増産体制をとり供給に努めました。併行して経済産業省が主導した国内の医療機関等に優先的に手指消毒剤を供給するスキームに対し、逸早く手指消毒剤「アルボナース」の供出協力を申し入れました。これにより経済産業大臣より感謝状を受領しました。また、パブリックスペースに対する手指消毒の啓蒙のために、どこにも手を触れずに薬液を取り出すことが可能なオートディスペンサーの供給に努め、手指消毒剤の安定的な使用に貢献しました。
今後も新型コロナウイルス感染症蔓延防止のために手指消毒剤の安定供給及び品質向上に努め、アフターコロナを見据えた衛生対策商品の開発に注力してまいります。

(3)その他
該当事項はありません。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00852] S100LJOD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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