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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100KZ5Y (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 GMOペパボ株式会社 研究開発活動 (2020年12月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等


当連結会計年度における研究開発費の総額は、33,012千円となりました。主な用途は、研究員の人件費、業務委託費、及び共同研究に関する費用です。
当社では、事業を差別化できる技術の創出を目的とする研究開発組織「ペパボ研究所」において、アカデミックな水準における新規性・有効性・信頼性を追求する研究を行っております。さらに、研究開発した技術を実際のシステムとして実装及び提供することにより、事業貢献に繋げております。
当連結会計年度における研究開発に関する主な取り組みとして、「minne」において2019年に稼働を開始した新方式の作品レコメンド機能について記載した論文1報が電子情報通信学会の論文誌に採録され、アカデミズム領域において当社の研究開発レベルを示すことができたことが挙げられます。当論文はminneにおいて実際に稼働している、複数の作品レコメンド方式をアプリ利用者の行動結果に基づいて自動的に入れ替えることで、単一の方式を利用するよりも高いクリック率を実現する仕組みについて述べたものです。また、アプリ利用者のおかれた多様な状況を把握し、文脈に基づいて最適なレコメンド方式をより精緻に切り替える仕組みについても、研究報告を2報行ったことで、研究を進捗させることができました。
また、計算資源の効率的な利用についての研究開発について、IEEE Computer Societyのフラッグシップカンファレンスである国際会議COMPSAC 2020で論文が採択されました。さらに、当該分野における社外の研究機関との取り組みとして、2017年より引き続き行っている九州大学情報基盤研究開発センターとの共同研究について、令和2(2020)年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)に採択されました。国際会議への投稿論文や共同研究が科研費事業として採択されたことは、当研究所の研究開発の水準が一定以上のレベルにあると認められたことを示す成果だと考えられます。これらの技術を用いて、当社のホスティング事業を差別化し、よりよいサービスの実現につなげてるべく取り組みを進めていきます。
その他、研究所としてのアウトプットも積極的に行っております。当連結会計年度においては、上記に記載したものを含め、国際会議論文1報、国内論文誌2報、国内査読付き論文1報を始めとして、多数の研究報告や口頭発表を行い、アカデミズムの世界に対しても、一般の学術機関にもひけをとらない質・量の成果を上げております。また、研究開発した技術をオープンソースソフトウェアとして公開することで、オープンイノベーションによる研究開発成果のレバレッジにも取り組んでおります。今後は、ハンドメイド事業やホスティング事業のみならず、EC支援事業やセキュリティに関する研究開発においても積極的に取り組み、世の中にない真に新しい技術によって、当社のより一層の成長に寄与したいと考えております。引き続き大学等の研究機関とも積極的に連携を図り、共同研究等を通じて、より幅広い活動を行ってまいります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E22101] S100KZ5Y)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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