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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LT0E (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 エスケー化研株式会社 研究開発活動 (2021年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社研究技術開発グループは、建築用、住宅用、建材用等各分野において、材料の基礎研究、先進製品開発技術をベースに、製品の高機能化、高級化、高付加価値化を目指し、新市場への製品開発、需要開発を推進しております。当連結会計年度の研究開発活動は、当社において、従来の技術開発を主に行う第一技術研究所と耐火被覆材、高機能材料等の新規分野の研究開発を行う第二技術研究所が相互に連携し合い、各種建築仕上材料の開発を中心に各分野の開発を推進しております。
当連結会計年度における各事業分野の研究の目的、主要課題、研究開発成果及び研究開発費は次のとおりであります。なお、当連結会計年度中に支出した研究開発費の総額は、841百万円であります。この中には、各事業部門に共通の基礎研究及び開発費用169百万円が含まれております。

(1)建築仕上塗材事業
主力分野である建築仕上塗材事業では、昨年に続き、「快適・健康・安心・安全・環境」をコンセプトに製品開発に注力してまいりました。特に「リニューアル市場への対応」をテーマに、劣化した屋根材の改修用として、含浸補強厚膜型弱溶剤系特殊シーラーを開発し工程短縮化を実現するとともに、さらに需要が高まっているサイディングボードの改修用として、下地の凹凸を活かした新規石材調多彩模様塗料の開発を進めてまいりました。また、これまでのコンクリート打放しやエイジング風の意匠再現改修工法に続き、モルタル調の質感を再現した改修工法の開発も進めてまいりました。
この他、マンション等の改修用として環境対応型屋上防水材をラインナップするとともに、遮熱型水性多彩模様塗料を開発する等、環境対応型製品の拡充化にも注力し、優れた作業性・仕上り性が好評の『エスケープレミアムシリーズ』についてもラインナップ拡大を継続して進めており、引き続き建築仕上材分野における新築及び改修分野において顧客満足度を高めシェア向上、資産価値向上に対応してまいります。
当事業に係る研究開発費は、557百万円であります。

(2)耐火断熱材事業
耐火断熱材事業では、施工省力化や工期短縮、ならびに建物の高耐久性化、新たなデザイン、設計の要望に応える製品開発、品質向上に取り組み、継続的な防耐火材料の新技術、新工法の応用開発を推し進めました。特に新たに製品ラインナップに加えました高耐久速硬化型耐火塗料については、様々な部材が使用される建築構造物の需要に応えるため、適用部位拡大による認定取得を行い、本格的な市場展開による実績の蓄積を進めてまいりました。
一方、国内唯一となります薄膜シート状耐火被覆材においては、乾式材料としての特徴を生かし、各種検証から様々な部材、構造に対し、完全乾式化による防耐火性の付与が可能であり、今後の応用展開、市場拡大への期待が窺えました。更に海外、特に中国では一新された耐火認定に対する一連の認定取得を終了し、引き続き同国内での本事業の更なる拡大を目指しております。多様化する防耐火被覆材料の用途拡大に向け、市場ニーズを的確に捉え、技術開発、工法開発、認定取得を進め、本分野における差別化新製品の展開を行い、業績拡大に努めてまいります。
当事業に係る研究開発費は、113百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00916] S100LT0E)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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