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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LOGZ (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 ロート製薬株式会社 研究開発活動 (2021年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループは、少子高齢化の時代を迎える国内において、より多くの人々が、快適に暮らすことのできる社会の実現を目指し、健康と美に関するあらゆるソリューションを提供することで、健康寿命の延伸に挑戦しております。研究開発活動としましては、先端技術の研究に注力し、既存領域であるアイケア、スキンケア、並びに内服医薬品のさらなる独創的かつ高機能製品の開発を進めるとともに、健康の維持増進に欠かせない食品サプリメント、検査キットの研究開発への取り組みを精力的に進めております。また、セルフケア領域に加えて医療分野への拡充を進め、医療用眼科薬の開発や、幹細胞を用いた再生医療による新規治療薬の研究開発につきましても、難治性疾患治療への適応に取り組んでおります。当連結会計年度において、国内外の大学をはじめとした外部機関との連携による技術導入をさらに推進し、医薬品をはじめ機能性化粧品や機能性食品の領域に、高い技術力に裏打ちされた実効性のある独自性の高い新製品を投入することによって、引き続き事業基盤の強化を図っております。
当連結会計年度の研究開発費総額は、7,944百万円(セグメント間の取引消去後)であり、セグメントごとの研究開発活動は、次のとおりであります。


アイケア関連におきましては、自社技術のさらなる強化・分野拡大とともに、外部研究機関との共同開発を積極的に行って、競争優位性の維持強化を進めております。
当連結会計年度における主な成果としまして、目薬における清涼化剤の配合技術を進化させた「ロートジープロd」、ブルーライトダメージ等による疲れ目に効く『硫酸亜鉛水和物』を配合した、ソフトコンタクトレンズ装用中に使える目薬への配合は日本初となる「ロートデジアイコンタクト」を発売いたしました。また、『ビタミンA』をはじめとする6種の有効成分を配合した、コンタクトレンズユーザーの目の悩みに多角的にアプローチする、コンタクト用高機能眼科薬「Vロート コンタクトプレミアム」を発売いたしました。
スキンケア関連におきましては、医薬品、医薬部外品および化粧品等の分野を中心として、様々な皮膚疾患や肌、毛髪の健康・美容に対する研究開発を積極的に進め、製薬企業としての技術基盤に基づく、高い機能性を有した製品の開発により競争優位性を確保することを重点課題として、研究開発活動を行っております。また、継続して外部研究機関との連携を強化し、新規技術の確保と新規領域への拡大に注力しております。
当連結会計年度における主な成果としまして、肌ラボシリーズでは、うるおいと肌本来の健康に拘り、世界初となるオリジナル成分『乳酸発酵ヒアルロン酸』をはじめとするヒアルロン酸類を配合し、「極潤シリーズ」、「極潤プレミアムシリーズ」をリニューアル発売いたしました。また、「白潤シリーズ」は『トラネキサム酸』と『ナノ化ヒアルロン酸』を配合、更に「白潤プレミアムシリーズ」は有効成分をW配合し、リニューアル発売いたしました。
メラノCCでは、美白有効成分『アスコルビン酸』に加え、3種のアスコルビン酸誘導体、さらに、『ピリドキシン塩酸塩』『イソプロピルメチルフェノール』を配合し、独自の浸透技術を搭載した医薬部外品「メラノCC薬用しみ 集中対策 プレミアム美容液」を発売いたしました。
デオコでは、オトナ女性の匂い変化に着目し、女性の頭皮臭の研究知見に基づき、『ラクトン』を含有した「デオコ スカルプケアシャンプー」と「デオコ スカルプケアコンディショナー」を発売いたしました。
通販中心の販売品として、効果も効率も叶えるエシカルスキンケア新ブランドとして、独自の浸透技術を搭載した「SKIO(スキオ)シリーズ」を発売いたしました。
内服関連におきましては、和漢箋シリーズで、人の自然治癒力に焦点を当てた風邪薬として、発汗作用を持つ『マオウ』、解熱作用を持つ『カッコン』『サイコ』、鎮咳・去痰作用を持つ『キキョウ』『ハンゲ』など12種類の生薬を配合したオリジナル処方「清風散」を発売しました。また、『ニンジン』『サイコ』『ショウマ』『オウギ』など10種の生薬からなり、胃腸の消化吸収機能に働いて食欲不振を改善する漢方薬「補中益気湯」のドリンクタイプを発売しました。
さらに、機能性関与成分である『ルテイン』『ゼアキサンチン』に加え、『α-リポ酸』や『シーベリー』を配合し、加齢で減少する網膜の黄斑色素を増やし、見る力(色コントラスト感度)を改善する機能性表示食品「ロートV5粒アクトビジョン」を発売しました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、7,018百万円であります。


消費者のヘルス&ビューティーのニーズに応えるべく、製薬会社としての技術基盤を応用し、一層の安全性、有効性、機能性を向上させた、競争優位性のある製品の開発を進めております。アイケア関連では、ライフスタイル別点眼剤カテゴリーの1つとして、充血除去剤と粘稠剤を配合し、目に透明感と潤いを与える点眼薬「Rohto Optic Grow」を発売すると共に、スキンケア関連ではリップクリーム、ニキビ薬分野等での製品開発を進め、「Softlip Oasis」、「OXY Total Care」シリーズを発売いたしました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、315百万円であります。


消費者のヘルス&ビューティーのニーズに応えるべく、製薬会社としての技術基盤を応用し、一層の安全性、有効性、機能性を向上させた、競争優位性のある製品の開発を進めております。東欧において数多くの化粧品を開発・発売いたしました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、157百万円であります。


消費者のヘルス&ビューティーのニーズに応えるべく、製薬会社としての技術基盤を応用し、一層の安全性、有効性、機能性を向上させた、競争優位性のある製品の開発を進めております。スキンケア関連では、中国・ベトナム・インドネシア等で数多くのカテゴリーの化粧品を開発、香港・中国に向けた「DermaceptCCシリーズ」を開発、製造および輸出をいたしました。
ベトナムでの「Hadalabo Perfect White Supreme」や「OXY」洗顔ラインの全面のリニューアル、台湾・香港での「AD Botanical Milky Lotion 」など、数多くの新製品を発売いたしました。アイケア関連では、ベトナム・インドネシア等で開発を進め、新製品として、インドネシアで国産初の緑内障インプラントである「Virna Glaucoma Implant by Rohto」などを発売いたしました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、435百万円であります。


消費者のヘルス&ビューティーのニーズに応えるべく、製薬会社としての技術基盤を応用し、一層の安全性、有効性、機能性を向上させた、競争優位性のある製品の開発を進めております。オーストラリアにて主力の「Deep Heat」シリーズの新製品を発売いたしました。
当連結会計年度における研究開発費の金額は、18百万円であります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00942] S100LOGZ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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