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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LMZK (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社寺岡製作所 研究開発活動 (2021年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループの研究開発は、安全・衛生・健康を優先しつつ、地球環境保全等のサステナビリティ、お客様への価値提供、課題解決を意識した粘着テープや樹脂シートをベースとする新製品開発、新規機能材料開発、新規製造方法開発、外部アライアンスによる新規技術導入、品質向上、製品の安定生産性向上等、短期および中長期両視点での活動を柱としております。特にこの数年は環境フレンドリー製品ならびに関連する技術開発、さらに昨年の新型コロナウイルス感染症拡大以降、ウイルス感染リスク排除に向けた取組みに注力しております。
市場は進化を続けています。SDGsの浸透、カーボンニュートラルや脱炭素社会実現に向けたグローバルなトレンド、自動車産業と通信産業とのリンケージによる新しい自動車のコンセプトであるCASE、5Gによる通信速度や通信容量の増大、AIやDXによる産業構造や働き方の変化は市場に劇的な変革をもたらしています。さらに2020年に始まった新型コロナウイルス感染症拡大による医療体制、サービス、人流、生産活動、個人消費のトレンド等の変化がこの変革に拍車をかけ、グローバルな規模で明らかなパラダイムシフトが起きています。
これに応じ、当社グループのお客様の要求も多様化かつ高度化してきています。特にお客様におけるカーボンニュートラルの訴求への対応、さらに新型コロナウイルス感染症拡大を契機とした、地球規模でのウイルス感染のリスク対応は当社グループにとっても重要な位置付けとなります。カーボンニュートラルは原材料や製造方法の見直しが必要であり、従来のものづくりの概念を大きく変えるため、社会的なインパクトが極めて大きい方向性です。さらにウイルス感染リスクは人体への影響や脅威に留まらず、感染防止措置に伴う生産活動やサービスの鈍化等による経済へのインパクトも極めて大きいことは周知の事実です。このような社会的、経済的にインパクトが大きい環境変化においても、市場に対し安定して製品や提供価値、ソリューションを提供できる研究開発体制が極めて重要と判断しています。
これらのトレンドに対しても当社グループは従来技術のレベルアップに加え、新規技術の開発や設備投資にも取り組むことで、お客様に満足して頂ける安定かつ高品質の製品のご提供、既存製品や新規製品によるソリューションのご提供、お客様への提供価値の創造、お客様との価値の協創、高付加価値製品のご提案、安定した製品・サービスの供給の確保を継続していきたいと考えております。
当連結会計年度における新たな成果は、新製品開発においては高固定性耐熱テープ、コスト競争力を付与した耐熱性を有する各種部品製造工程用テープ、熱マネジメント用テープ、環境フレンドリーな新規難燃テープ等が挙げられます。また中長期での市場投入を想定した新技術開発では、新規粘着剤素材開発、新規機能性樹脂シート開発、多孔体シート技術開発、新規機能性コーティング剤開発、無溶剤化技術、石油代替材料開発といった環境技術開発、新規コーティング技術開発等が進行しております。さらに設備投資も積極的に行なっており、反応・撹拌混合設備、各種分析評価設備、実用評価設備等を導入し、研究開発体制の拡充も継続的に進めております。
また短期から中長期に亘る技術・製品戦略を策定しました。今後、戦略に基づくターゲット市場の想定、注力する製品開発ならびに技術開発テーマの創出と実行を進めていく方針です。更に技術・製品戦略や市場動向予測に応じた先行投資を引き続き実行していきたいと考えております。
なお、当連結会計年度における研究開発費は、943百万円(連結売上高比4.4%)となりました。
また、単一セグメントのためセグメントごとの記載を省略しております。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01011] S100LMZK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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