有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LT97 (EDINETへの外部リンク)
株式会社ソフト99コーポレーション 研究開発活動 (2021年3月期)
当社グループは多様化、高度化、精密化した顧客ニーズに対応していくため、ファインケミカル事業とポーラスマテリアル事業にて製品の研究開発を進めております。
当連結会計年度における各事業別の研究開発活動の状況及び研究開発費の金額は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は、570百万円であります。
(ファインケミカル)
当事業における当連結会計年度の研究開発費は325百万円となっております。
主な研究成果は次のとおりであります。
(1)自動車ボディ・ガラス・車内
①フクピカ5Gen24枚
ボディとガラスの両方に使用でき、拭くだけで汚れ落としと同時に強力な水ハジキ効果を発揮する水なし洗車「フクピカ」の第5世代モデル。
②Gジェッター
水形・水流の両方を無段階に調節・組み合わせることで、ボディのすすぎ洗いからパーツの洗浄、鉄粉取り作業まで、洗車の工程やパーツ形状に合わせ洗車ができるホースに取り付けるタイプの散水ノズル。
③ルームピアパネルクリア
車内のタッチパネルに付着する指紋・皮脂汚れを徹底ガードするフッ素タイプのパネル用コーティング剤。
④窓フクピカ曇り止めドライ
曇ったガラスをサッと拭くだけで瞬時にくもりを解消するドライシートタイプの車内のくもり止めシート。
(2)衛生対策
①クリニクル 除菌アルコールジェル
テーブル・ドアノブ・手すり・スイッチなど、生活する中で接触機会のある箇所のクリーニングに使える液ダレしにくい速乾ジェルタイプ。
②クリニクル 消毒ウェットシート
有効成分「塩化ベンザルコニウム」が“手指・皮フの洗浄・消毒”効果を発揮する指定医薬部外品のウェットシートタイプ外皮消毒剤。
③クリニクル マスクのシャンプー
つけおき不要でマスクの洗浄が完了する泡スプレータイプのマスク専用洗浄洗剤。
(3)業務用
①PROSPEC H-7設備用防汚コート 抗菌性
従来品の性能はそのままにコーティング剤に含まれる特殊抗菌成分が菌の繁殖を抑制し、高い抗菌効果を発揮するビルや建物内施設用の反応型ガラス系コーティング剤。
②G’zox CLASS R
ガラス系コーティング被膜に高レベルの撥水性能を付与、硬質ガラス状被膜による超耐久性と驚異的な撥水性を発揮し、しっかり雨をはじくとともに、酸性雨や水アカからボディを守るガラス系コーティング剤。
③G’zox CLASS H
優れた疎水コーティングがスムーズな排水効果を実現、ボディに乗った汚れを効率的に洗い流す疎水性ガラス系コーティング剤。
④G’zox CLASS M
強力な撥水性、耐久性を備えつつ、吸い込まれるような深い艶感を実現した「リアルガラスコート」シリーズの最上位モデル。
当連結会計年度において、特許登録は国内で2件、実用新案登録が3件でした。
当事業の研究開発活動は合計11名で行っております。
(ポーラスマテリアル)
当事業における当連結会計年度の研究開発費は245百万円となっております。
主な研究成果は次のとおりであります。
(1)メディカル関連
クラスⅠの商品2件についてPMDAへの届出を完了し、試作品のモニター調査を開始しましたが、コロナ禍で進捗に影響が出ております。一方、PVAスポンジを使用した新型コロナウイルス検査キットを関西の大学に新たに設置されたPCRセンターに納入しました。納入後、同センターで運用する中で、他用途展開も念頭に置いた検査キットの改良を進めております。
(2)電極材関連
小型二次電池用電極材の改良を進めており、耐久性試験中の電極剥がれの対策品と性能改善品を作成、現在評価中となっております。
(3)新規テーマ関連
昨年度より取り組んでいる大学との共同研究についての進捗は以下のとおりです。
・硬脆材料用研磨材の開発:高圧高速研磨機でのサファイア基板及び、SiC基板の研磨試験を行い、従来法より
も良い加工レートを得ました。
・医療系に向けたPVAスポンジへの機能付与:スポンジの種類、形状に寄らずPVAスポンジがQS抑制に有効
である事が確認できました。
・アナモックス菌による排水処理システム:コロナ禍の影響で、ベンチプラントの稼働が4月以降に延期となりま
した。
(4)半導体用洗浄関連
洗浄性能向上を目的とした新処方品「J-Brush」が、ブラシから溶出する微量金属が少ない事が評価され、最先端分野での採用が決定しております。
また、Break-in時間の短縮について、これまでは外部での評価に頼っておりましたが、自社で評価出来る様に、洗浄試験装置とDefect検出装置を導入しました。それらを有効活用し、さらなる改善、改良に取り組んでまいります。
(5)HD用研磨剤関連
業界の動向として高強度基板の採用は先送りとなり、現行基板の薄型化が進められています。その様な環境の下、現行基板用の砥石について、基板表面の面粗さ向上や平面度向上、そしてレートの向上と砥石の更なる品質向上に取り組んでまいります。
(6)生活資材関連
各社へのOEM専用品の開発を終え、量産に移行しております。超吸水スポンジのグレー色については、好調な販売が続いています。また、“suuu オブジェ”の生産体制の見直しを進め増産検討を続けています。
新たに、デザインコンサルティング会社と契約し、NEWブランド開発プロジェクトを発足しております。
当連結会計年度において、特許出願は国内外で7件、実用新案出願はありませんでした。
当事業の研究開発活動は合計22名で行っております。
当連結会計年度における各事業別の研究開発活動の状況及び研究開発費の金額は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は、570百万円であります。
(ファインケミカル)
当事業における当連結会計年度の研究開発費は325百万円となっております。
主な研究成果は次のとおりであります。
(1)自動車ボディ・ガラス・車内
①フクピカ5Gen24枚
ボディとガラスの両方に使用でき、拭くだけで汚れ落としと同時に強力な水ハジキ効果を発揮する水なし洗車「フクピカ」の第5世代モデル。
②Gジェッター
水形・水流の両方を無段階に調節・組み合わせることで、ボディのすすぎ洗いからパーツの洗浄、鉄粉取り作業まで、洗車の工程やパーツ形状に合わせ洗車ができるホースに取り付けるタイプの散水ノズル。
③ルームピアパネルクリア
車内のタッチパネルに付着する指紋・皮脂汚れを徹底ガードするフッ素タイプのパネル用コーティング剤。
④窓フクピカ曇り止めドライ
曇ったガラスをサッと拭くだけで瞬時にくもりを解消するドライシートタイプの車内のくもり止めシート。
(2)衛生対策
①クリニクル 除菌アルコールジェル
テーブル・ドアノブ・手すり・スイッチなど、生活する中で接触機会のある箇所のクリーニングに使える液ダレしにくい速乾ジェルタイプ。
②クリニクル 消毒ウェットシート
有効成分「塩化ベンザルコニウム」が“手指・皮フの洗浄・消毒”効果を発揮する指定医薬部外品のウェットシートタイプ外皮消毒剤。
③クリニクル マスクのシャンプー
つけおき不要でマスクの洗浄が完了する泡スプレータイプのマスク専用洗浄洗剤。
(3)業務用
①PROSPEC H-7設備用防汚コート 抗菌性
従来品の性能はそのままにコーティング剤に含まれる特殊抗菌成分が菌の繁殖を抑制し、高い抗菌効果を発揮するビルや建物内施設用の反応型ガラス系コーティング剤。
②G’zox CLASS R
ガラス系コーティング被膜に高レベルの撥水性能を付与、硬質ガラス状被膜による超耐久性と驚異的な撥水性を発揮し、しっかり雨をはじくとともに、酸性雨や水アカからボディを守るガラス系コーティング剤。
③G’zox CLASS H
優れた疎水コーティングがスムーズな排水効果を実現、ボディに乗った汚れを効率的に洗い流す疎水性ガラス系コーティング剤。
④G’zox CLASS M
強力な撥水性、耐久性を備えつつ、吸い込まれるような深い艶感を実現した「リアルガラスコート」シリーズの最上位モデル。
当連結会計年度において、特許登録は国内で2件、実用新案登録が3件でした。
当事業の研究開発活動は合計11名で行っております。
(ポーラスマテリアル)
当事業における当連結会計年度の研究開発費は245百万円となっております。
主な研究成果は次のとおりであります。
(1)メディカル関連
クラスⅠの商品2件についてPMDAへの届出を完了し、試作品のモニター調査を開始しましたが、コロナ禍で進捗に影響が出ております。一方、PVAスポンジを使用した新型コロナウイルス検査キットを関西の大学に新たに設置されたPCRセンターに納入しました。納入後、同センターで運用する中で、他用途展開も念頭に置いた検査キットの改良を進めております。
(2)電極材関連
小型二次電池用電極材の改良を進めており、耐久性試験中の電極剥がれの対策品と性能改善品を作成、現在評価中となっております。
(3)新規テーマ関連
昨年度より取り組んでいる大学との共同研究についての進捗は以下のとおりです。
・硬脆材料用研磨材の開発:高圧高速研磨機でのサファイア基板及び、SiC基板の研磨試験を行い、従来法より
も良い加工レートを得ました。
・医療系に向けたPVAスポンジへの機能付与:スポンジの種類、形状に寄らずPVAスポンジがQS抑制に有効
である事が確認できました。
・アナモックス菌による排水処理システム:コロナ禍の影響で、ベンチプラントの稼働が4月以降に延期となりま
した。
(4)半導体用洗浄関連
洗浄性能向上を目的とした新処方品「J-Brush」が、ブラシから溶出する微量金属が少ない事が評価され、最先端分野での採用が決定しております。
また、Break-in時間の短縮について、これまでは外部での評価に頼っておりましたが、自社で評価出来る様に、洗浄試験装置とDefect検出装置を導入しました。それらを有効活用し、さらなる改善、改良に取り組んでまいります。
(5)HD用研磨剤関連
業界の動向として高強度基板の採用は先送りとなり、現行基板の薄型化が進められています。その様な環境の下、現行基板用の砥石について、基板表面の面粗さ向上や平面度向上、そしてレートの向上と砥石の更なる品質向上に取り組んでまいります。
(6)生活資材関連
各社へのOEM専用品の開発を終え、量産に移行しております。超吸水スポンジのグレー色については、好調な販売が続いています。また、“suuu オブジェ”の生産体制の見直しを進め増産検討を続けています。
新たに、デザインコンサルティング会社と契約し、NEWブランド開発プロジェクトを発足しております。
当連結会計年度において、特許出願は国内外で7件、実用新案出願はありませんでした。
当事業の研究開発活動は合計22名で行っております。
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