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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100L2ED (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 サントリー食品インターナショナル株式会社 研究開発活動 (2020年12月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当社グループでは、安全、安心に裏付けられた「おいしさ」を価値の中心に据え、国内・海外に研究開発を担当する部門・部署を設置し、高付加価値商品の開発に取り組んでいます。

当社グループ横断での研究開発活動は、R&D部が行っています。
R&D部では、当社グループにおけるR&D戦略の立案・実施、R&Dに関する資源投入・配分計画の立案・実施、競争力の源泉となるグローバル中長期技術戦略の立案、関係部署との連携による技術戦略の推進と完遂、商品開発活動の支援を行っています。
また、グループ各社においても、研究開発部門を有するグループ各社が研究開発活動を行っています。

セグメント別の研究開発活動は次のとおりです。

[日本事業]
研究開発活動の担当部署は、ジャパン事業本部内の商品開発部及びSCM部です。
商品開発部では、飲料の中味開発に関して、基本戦略に基づく中味開発戦略(中長期及び年次計画)の立案・推進・管理、新規原料の探索・開発、香味評価及び安全性リスク評価による新価値創出、新製品中味の香味・品質・収益性の設計、新製品中味開発における研究開発投資効率の追求、既存製品中味の原価・品質チェック及び再設計、中味製造に関する標準規格類の起案を行っています。
SCM部では、主に飲料の「商品開発・設計(容器開発含む)、サプライチェーンマネジメント」に関する基本戦略に基づく中長期並びに年次計画の立案及び推進・管理により、事業の収益性、投資効率の追求を行っています。

当社の研究開発活動は、神奈川県の商品開発センターにおいて行っています。
当連結会計年度は、「サントリー天然水」、「BOSS」、無糖茶カテゴリーを中心に商品開発に取り組みました。
ブランド別に見ると、「サントリー天然水」ブランドにおいて、朝摘み有機レモン果汁を使用し、かつてないレモンのみずみずしい味わいを実現した、「サントリー天然水 スパークリングレモン」をリニューアルしました。
「BOSS」ブランドでは、「クラフトボス」紅茶シリーズから、シチリア産の有機レモン果汁由来の香りと酸味が楽しめ、低温長時間抽出により紅茶の渋み成分を最小化し、高濃度アロマ抽出製法により、紅茶の華やかな香りを贅沢に抽出した、「クラフトボス レモンティー」を発売しました。また、ビタミンB群、アルギニン、カフェインに加え、「GABA」を配合し、王道のエナジードリンクの味わいに仕上げた「サントリー アイアンボス」を発売しました。
「伊右衛門」ブランドでは、香り成分や旨味が豊富と言われる一番茶を「伊右衛門」本体史上最大の比率で使用し、そのよさを最大限に活かした焙煎技術と抽出方法で、淹れたてのような「豊かな香り・旨み」と「雑味のない穏やかな渋み」を両立し、サントリー独自の技術で緑茶本来の鮮やかな緑の水色(すいしょく)を実現したサントリー緑茶「伊右衛門」をリニューアルしました。また、「食事から摂取した糖質の吸収を抑える」働きがあることが報告されている難消化性デキストリン(食物繊維)を含有し、緑茶と焙じ茶をベースに、隠し味にジャスミン茶を加えることで、食事に合う爽やかな香りとすっきりとした飲み口を実現した「伊右衛門プラス おいしい糖質対策」(機能性表示食品)を発売しました。
「GREEN DA・KA・RA」ブランドでは、熱中症対策飲料の中味設計はそのままに、春から夏場は“鉄分”、秋から冬場は“プロテクト乳酸菌4337L”を配合した「GREEN DA・KA・RA」をリニューアルしました。

[欧州事業]
欧州では、「Lucozade」「Ribena」をはじめとする既存ブランドにおいて、おいしさに加え、砂糖含有量の低減等により、お客様の健康に配慮した中味設計に関する研究開発活動を実施しました。英国では、「Lucozade」ブランドから、果汁とビタミンB群を含んだリフレッシュ飲料「Lucozade Revive」を新たなラインナップとして、「Orange and Passion Fruit」等の4フレーバーで発売しました。また、「Ribena」ブランドから、「Crisp Pear & Rose Fruit Cordial」等濃縮タイプ飲料を6フレーバーで発売しました。フランスでは、「MayTea」ブランドから、低糖かつオーガニック茶を使用したラインナップ「Les eaux de thé」を発売しました。

[アジア事業]
アジアでは、マレーシアとシンガポールにおいて、日本のフレーバーウォーターの知見を活用した「goodmood」ブランドから「Blackcurrant」フレーバーを発売しました。また、「Lucozade」ブランドから、「Lucozade Energy Orange」を南アフリカにて、「Lucozade Zero Orange Drink」を香港にて、「Lucozade Cola」をナイジェリアにて展開しました。インドネシアでは、「Okky」ブランドから、新たなフレーバー「Bubblegum」を発売しました。

[オセアニア事業]
オセアニアでは、高まるお客様の健康、ナチュラル志向に対応し、低カロリー商品のラインナップ強化等、中味設計・パッケージに関する研究開発活動を実施しました。「V」ブランドから、「Raspberry Lemonade」等の2フレーバーを発売しました。オーストラリア及びニュージーランドでは、日本で販売を行ってきた「BOSS」ブランドから、新たに「ICED VANILLA LATTE」を発売しました。更に、「The Real McCoy」ブランドから果汁と野菜汁に機能性を加えた3フレーバーをニュージーランドにて発売しました。

以上により、当連結会計年度における研究開発費は、日本事業56億円、欧州事業16億円、アジア事業6億円、オセアニア事業3億円となり、研究開発費の総額は81億円となりました。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E27622] S100L2ED)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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