有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100LS79 (EDINETへの外部リンク)
株式会社カーリット 事業等のリスク (2021年3月期)
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2021年3月31日)現在において当社グループが判断したものであり、事業のリスクはこれらに限られるものではありません。
1. 技術革新のリスク
当社グループでは多岐にわたる分野の製品を取り扱いますが、とりわけ電子材料製品、機能材料製品、シリコンウ
ェーハ製品等については、技術革新のスピードと市場のニーズの変化が非常に速いことに加え、販売価格の下落圧力
が強いことなどから、既存製品が陳腐化する可能性があります。
当社グループとしては可能な限り顧客からの要求に応え、生産設備を安定的に稼働させることを基本戦略とするこ
とからある程度の価格下落圧力は容認せざるを得ません。絶えず原価低減に努めるものの、同一製品を製造・販売し
続ける限りにおいては長期的には利益が低下傾向となります。
これに対応するべく、製品ラインアップの拡充、新製品の市場投入により利益水準の維持・向上を図りますが、ニ
ーズの変化があまりに急激である場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
2. 市場動向変動のリスク
当社グループでは、ボトリング事業において、多様化する消費者の飲料に対する嗜好に応えていかなければならな
いブランド各社の販売戦略や天候等の状態に大きく左右される可能性があります。
当該事業部門では、ブランド各社と関係を強化することで安定受注に努めてまいりますが、天候、感染症拡大等の
要因による販売量の増減は避けられず、当社グループの業績及び財務状況に顕著な影響を及ぼす可能性があります。
3. 原材料調達に関するリスク
当社グループにおける原材料調達におけるリスクとして、以下を認識しております。
・原材料の一部を輸入品により調達していることなどから、海外政情・物流事情等により安定調達が妨げられた場合
当社グループの生産活動に影響し、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。複数購買を基本戦略とす
る対策を採っております。
・原材料価格の変動、燃料価格および電力料金の変動は、製品価格へ十分転嫁できない可能性があり、当社グループ
の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
4. 為替相場の変動によるリスク
当社グループにおいては、原材料の一部を輸入品により調達していること、一部製品を輸出販売していること、ま
た一部の顧客は輸出品目を扱うことから、為替相場の影響を受けます。
為替相場が円安に変動した場合、輸入している原材料価格が上昇しますが、一部の顧客に対しては為替影響を販売
価格へ反映させる契約であること、為替予約により仕入れ価格をあらかじめ確定させること等により影響の軽減を図
っています。
また当社グループは国内販売を中心に営業活動を展開しているものの、為替相場が円高に変動した場合、特に電子
材料製品、機能材料製品、シリコンウェーハ製品等において、当社グループから、あるいは顧客からの輸出品におい
て価格競争力が低下する可能性があり、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
5. 事故・災害のリスク
当社グループでは、化学品事業において、火薬類、塩素酸塩類などの危険物を数多く扱っており、事故・災害等に
ついて最大限の安全対策を講じております。
重大事故等の発生可能性は極めて低いものの、万一大きな事故・災害が発生した場合は、設備の損害、事業活動の
中断等により、当社グループの業績及び財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。
工場内の定期的巡視を実施し事故を未然に防止し、また災害発生時に備え消火訓練等を強化し被害を最小限に抑え
る対策をとっています。
6. 品質に関するリスク
当社グループの事業は多岐にわたっており、その各々に対して異なる品質管理体制が要求されます。
各現場において、原材料調達から製品まで、一貫した品質管理体制の構築、運用を行いますが、予期せぬ事情によ
り製品の欠陥・品質問題が発生した場合には、当社グループの信用が低下し、また製品の回収、手直し、代替製品の
調達および製造に係わる費用の発生により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループにおいては、大きな欠陥・品質問題に至る前の兆候の段階から品質担当者間で情報を共有し、異なる
業種からの視点も参考にしつつ、更に品質管理体制を強化してまいります。
7. 法的規制のリスク
当社グループでは事業の特性上、化学物質の取り扱いに関する法令等により規制を受けております。
環境問題に対する意識の高まりなどから、化学物質を対象とした各種規制は、ますます強まる傾向にあり、対象製
品の製造・販売に支障が生じた場合には当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
環境問題、化学物質、輸出等の業務に係る法規制改正動向を常に注視し、コンプライアンスを徹底しつつ、適正な
業務運営を行っております。
8. 訴訟のリスク
当社グループは、事業活動または知的財産権について、訴訟、係争、その他法律的手続きの対象となる可能性があ
り、重要な訴訟等が提訴されることにより、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
契約締結・取引開始時の所管部門の審査、およびトラブル発生時の適切な初動対応によりリスクの低減を図ってお
ります。
9. 資産評価の変動リスク
当社グループにて保有する固定資産について回収可能額を測定した結果が帳簿価額を下回る可能性があります。ま
た、当社グループは時価のある有価証券等を保有しているため、株式相場が大幅に下落する可能性があります。これ
らの資産評価により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
10.パンデミック発生によるリスク
2020年に入り拡大した新型コロナウイルス感染症については今後の見通しがいまだにつきません。
在宅勤務の推進、従業員およびその家族周辺に感染者が発生した場合の手続きの明確化により、事業活動へ影響を
極小化する運用を継続してまいりますが、影響が継続・拡大した場合には当社や顧客の稼働悪化要因となり、当社グ
ループの業績及び財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。
またボトリング事業においては、緊急事態宣言等の人の移動の変化により業績及び財務状況に大きな影響が及ぶ可
能性があります。当該事業部門では、ブランド各社と関係を強化することで安定受注に努めることで影響の低減を図
ります。
11.自然災害等によるリスク
当社グループの事業拠点は国内を中心に分布しております。大地震や津波、台風、大雨等の自然災害、感染症の発
生等の際には、当社の生産設備や人的資源への損害が発生する可能性、また顧客の需要動向に大きな変化が起こる可
能性があり、業績及び財務状況に大きな影響が及ぶ可能性があります。
12.情報セキュリティに関するリスク
当社グループは、顧客および取引先の機密情報、開発、生産、販売などの情報ならびに会計、企業戦略等様々な情
報を有しており、これらの情報は外部流出や破壊、改ざん等が無いようにグループ全体で管理体制の構築ならびに従
業員教育、ITセキュリティ等の強化策を継続的に実施しております。
しかしながら、対応不可能な技術による外部からの攻撃や、内部的過失、盗難および自然災害や事故等によりこれ
らの情報の流出、破壊、改ざんまたは情報システムの停止等が引き起こされる可能性があります。
このような事態が発生した場合は当社グループの信用が低下し、また損害賠償等の費用の発生、業務の停止等によ
り、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
13.金利変動のリスク
当社グループは、事業運営に必要な資金調達を行っており、金利が上昇した場合は、当社グループの業績及び財務
状況に影響を及ぼす可能性があります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2021年3月31日)現在において当社グループが判断したものであり、事業のリスクはこれらに限られるものではありません。
1. 技術革新のリスク
当社グループでは多岐にわたる分野の製品を取り扱いますが、とりわけ電子材料製品、機能材料製品、シリコンウ
ェーハ製品等については、技術革新のスピードと市場のニーズの変化が非常に速いことに加え、販売価格の下落圧力
が強いことなどから、既存製品が陳腐化する可能性があります。
当社グループとしては可能な限り顧客からの要求に応え、生産設備を安定的に稼働させることを基本戦略とするこ
とからある程度の価格下落圧力は容認せざるを得ません。絶えず原価低減に努めるものの、同一製品を製造・販売し
続ける限りにおいては長期的には利益が低下傾向となります。
これに対応するべく、製品ラインアップの拡充、新製品の市場投入により利益水準の維持・向上を図りますが、ニ
ーズの変化があまりに急激である場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
2. 市場動向変動のリスク
当社グループでは、ボトリング事業において、多様化する消費者の飲料に対する嗜好に応えていかなければならな
いブランド各社の販売戦略や天候等の状態に大きく左右される可能性があります。
当該事業部門では、ブランド各社と関係を強化することで安定受注に努めてまいりますが、天候、感染症拡大等の
要因による販売量の増減は避けられず、当社グループの業績及び財務状況に顕著な影響を及ぼす可能性があります。
3. 原材料調達に関するリスク
当社グループにおける原材料調達におけるリスクとして、以下を認識しております。
・原材料の一部を輸入品により調達していることなどから、海外政情・物流事情等により安定調達が妨げられた場合
当社グループの生産活動に影響し、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。複数購買を基本戦略とす
る対策を採っております。
・原材料価格の変動、燃料価格および電力料金の変動は、製品価格へ十分転嫁できない可能性があり、当社グループ
の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
4. 為替相場の変動によるリスク
当社グループにおいては、原材料の一部を輸入品により調達していること、一部製品を輸出販売していること、ま
た一部の顧客は輸出品目を扱うことから、為替相場の影響を受けます。
為替相場が円安に変動した場合、輸入している原材料価格が上昇しますが、一部の顧客に対しては為替影響を販売
価格へ反映させる契約であること、為替予約により仕入れ価格をあらかじめ確定させること等により影響の軽減を図
っています。
また当社グループは国内販売を中心に営業活動を展開しているものの、為替相場が円高に変動した場合、特に電子
材料製品、機能材料製品、シリコンウェーハ製品等において、当社グループから、あるいは顧客からの輸出品におい
て価格競争力が低下する可能性があり、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
5. 事故・災害のリスク
当社グループでは、化学品事業において、火薬類、塩素酸塩類などの危険物を数多く扱っており、事故・災害等に
ついて最大限の安全対策を講じております。
重大事故等の発生可能性は極めて低いものの、万一大きな事故・災害が発生した場合は、設備の損害、事業活動の
中断等により、当社グループの業績及び財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。
工場内の定期的巡視を実施し事故を未然に防止し、また災害発生時に備え消火訓練等を強化し被害を最小限に抑え
る対策をとっています。
6. 品質に関するリスク
当社グループの事業は多岐にわたっており、その各々に対して異なる品質管理体制が要求されます。
各現場において、原材料調達から製品まで、一貫した品質管理体制の構築、運用を行いますが、予期せぬ事情によ
り製品の欠陥・品質問題が発生した場合には、当社グループの信用が低下し、また製品の回収、手直し、代替製品の
調達および製造に係わる費用の発生により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループにおいては、大きな欠陥・品質問題に至る前の兆候の段階から品質担当者間で情報を共有し、異なる
業種からの視点も参考にしつつ、更に品質管理体制を強化してまいります。
7. 法的規制のリスク
当社グループでは事業の特性上、化学物質の取り扱いに関する法令等により規制を受けております。
環境問題に対する意識の高まりなどから、化学物質を対象とした各種規制は、ますます強まる傾向にあり、対象製
品の製造・販売に支障が生じた場合には当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
環境問題、化学物質、輸出等の業務に係る法規制改正動向を常に注視し、コンプライアンスを徹底しつつ、適正な
業務運営を行っております。
8. 訴訟のリスク
当社グループは、事業活動または知的財産権について、訴訟、係争、その他法律的手続きの対象となる可能性があ
り、重要な訴訟等が提訴されることにより、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
契約締結・取引開始時の所管部門の審査、およびトラブル発生時の適切な初動対応によりリスクの低減を図ってお
ります。
9. 資産評価の変動リスク
当社グループにて保有する固定資産について回収可能額を測定した結果が帳簿価額を下回る可能性があります。ま
た、当社グループは時価のある有価証券等を保有しているため、株式相場が大幅に下落する可能性があります。これ
らの資産評価により、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
10.パンデミック発生によるリスク
2020年に入り拡大した新型コロナウイルス感染症については今後の見通しがいまだにつきません。
在宅勤務の推進、従業員およびその家族周辺に感染者が発生した場合の手続きの明確化により、事業活動へ影響を
極小化する運用を継続してまいりますが、影響が継続・拡大した場合には当社や顧客の稼働悪化要因となり、当社グ
ループの業績及び財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。
またボトリング事業においては、緊急事態宣言等の人の移動の変化により業績及び財務状況に大きな影響が及ぶ可
能性があります。当該事業部門では、ブランド各社と関係を強化することで安定受注に努めることで影響の低減を図
ります。
11.自然災害等によるリスク
当社グループの事業拠点は国内を中心に分布しております。大地震や津波、台風、大雨等の自然災害、感染症の発
生等の際には、当社の生産設備や人的資源への損害が発生する可能性、また顧客の需要動向に大きな変化が起こる可
能性があり、業績及び財務状況に大きな影響が及ぶ可能性があります。
12.情報セキュリティに関するリスク
当社グループは、顧客および取引先の機密情報、開発、生産、販売などの情報ならびに会計、企業戦略等様々な情
報を有しており、これらの情報は外部流出や破壊、改ざん等が無いようにグループ全体で管理体制の構築ならびに従
業員教育、ITセキュリティ等の強化策を継続的に実施しております。
しかしながら、対応不可能な技術による外部からの攻撃や、内部的過失、盗難および自然災害や事故等によりこれ
らの情報の流出、破壊、改ざんまたは情報システムの停止等が引き起こされる可能性があります。
このような事態が発生した場合は当社グループの信用が低下し、また損害賠償等の費用の発生、業務の停止等によ
り、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
13.金利変動のリスク
当社グループは、事業運営に必要な資金調達を行っており、金利が上昇した場合は、当社グループの業績及び財務
状況に影響を及ぼす可能性があります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E27624] S100LS79)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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